
材料を「空中に浮かせながら」工作するロボット、部品や接着剤の液を音で浮遊させ、接触なしで組み立て可能【研究紹介】
スペイン、イギリス、ブラジルの3ヵ国による研究チームが、超音波を用いて材料を空中に浮遊させながら非接触で組み立てを行うロボットアームを開発した。接触型工程によるクロスコンタミネーションの課題解決に挑む。

【後編】模倣と洗練の天才。「WeChatの父」アレン・ジャンが成し遂げた中国最大のメッセンジャーアプリの躍進
テンセント「WeChat」開発者アレン・ジャンの後編。徹底したユーザー観察と改善で国民的アプリへ育てた彼が、最強の敵アリババに挑んだQR決済普及の戦いとは。プロダクトの力で市場を切り拓いた経緯と、競合との激闘の中で見せたWeChatの健闘ぶりを紐解く。

「ほぼ実世界。リアルすぎるバーチャル空間を構築」多視点の写真から精密な3Dシーンを作成【研究紹介】
独フリードリヒ・アレクサンダー大学が、点群ベースの深層学習レンダリング技術を開発。異なる視点の複数画像から、アーチファクトを抑えた高精度な3Dシーンを作成可能だ。バーチャル空間生成の質を高める、微分可能なレンダリングパイプラインを紹介。

写真から「立体的なアート作品」をAIが自動作成 米Adobeなどが開発【研究紹介】
米コーネル大とAdobeが、写真を立体的なアート作品に変換する機械学習技術を開発。平面画像とスタイル画像を組み合わせて、どの角度から見ても自然な3Dオブジェクトを生成する。クリエイティブの幅を広げる、画期的なスタイル変換技術の仕組みとは。

物理キーボード不要 机の上で「指だけタイピング」を実現する手首型デバイス「TapType」【研究紹介】
スイス連邦工科大学チューリッヒ校が、机を叩いて文字入力できる手首型ウェアラブルデバイスを開発。物理キーボードなしで、スマホ利用時などにQWERTY配列でのタイピングが可能になる。場所を選ばず入力できる次世代インターフェース技術を紹介。

海外メーカー買収で圧倒的シェアを誇るレノボ パソコンの強者が現状突破のために取るネクストアクションとは
レノボは中国各地で製品を展開する知名度は高い企業で、IT大国とはまだまだいえない発展途上だった中国のIT企業としては、数少ない早期から海外進出を果たした企業の一つでもある。ただ、競争が激しく利益率が低下し続けるなか、レノボはBATHに続いて、中国の次なくIT巨頭になりうるのか?

Google、日常に溶け込む「隠れタッチディスプレイ」開発 木や布、鏡の上に映像が浮き出でる【研究紹介】
Googleが家具や壁に溶け込む隠蔽型タッチディスプレイを開発。木や布などの素材を通して映像を表示し、タッチ操作も可能だ。必要な時だけ情報が浮かび上がる、生活空間のノイズにならない次世代の「アンビエントコンピューティング」技術を紹介。

VR空間に籠もって仕事ができる個室 部屋内で起きる実世界の出来事をリアルタイム再現・後から3D再生可能に【研究紹介】
スイスのETH Zürichの研究チームがVR(バーチャルリアリティ)空間"だけ"で仕事を完結させるための物理的な個室を開発した。部屋には多数の深度カメラが完備され、ユーザーがVR空間にいる間で起きる部屋内の事象を全て3D録画する。それによって、VR空間にいながら実世界とコミュニケーションが取れたり、後から追体験したりすることができる。

メガネ、メイク、豆電球!? AIを幻惑する敵対的サンプルの歴史を振り返ってみた
AIによる顔・人体検出は普及したが、特定のパターンで誤認識する「敵対的サンプル」が課題だ。人間が錯視に騙されるようにAIも惑わされる。セキュリティリスクとなるこの現象の研究は、AIの安全性向上やブラックボックス化した学習プロセスの解明にどう繋がるのか。

「タッチパネル操作時の“遅れ”をなくす」スマホに貼る透明シート 米カーネギーメロン大が開発【研究紹介】
米研究チームが、タッチパネルの操作遅延を軽減する透明シートを開発。スマホに貼るだけで指への追従性が劇的に向上する。抵抗膜や静電容量方式など既存の多くのスクリーンに適用可能だ。UI操作の快適性を高め、ユーザー体験を改善する低遅延化技術の仕組みとは。

手術なしで顔に電子機器を埋め込むメイク技術 ユーザー操作で頬を赤らめ涙を流すことが可能【研究紹介】
米カーネギーメロン大学の研究チームは、皮膚パッチを使った特殊メイクでウェラブルデバイスを顔の皮膚に埋め込む技術を開発した。ユーザーは、自分の操作で頬を赤らめたり、涙や汗を流したりができる上、そばかすを浮き出させたり、眉毛を上げ頬骨やえくぼをつくったりする動的な機能を付加できる。

市販メガネに取り付けて食べた量を計測できるデバイス「MyDJ」 低消費電力で長時間モニタリングが可能【研究紹介】
KAIST(韓国科学技術院)とDYPHI Inc.の研究チームは市販のメガネフレームに取り付けるだけで、着用者の食事摂取量を検出する小型デバイスを開発。着用者の咀嚼信号を取得し、食べた量を低い消費電量で自動的にモニタリングする。

画像の畳み込み演算に3D顔メッシュモデル。中国版TikTok「ドウイン」のクリエイティブを支える顔検出技術を解説
Z世代に支持される『TikTok』の人気の裏には、撮影を楽しくする高度な技術がある。顔に正確にフィルターを被せる顔検出技術や3D顔メッシュモデルとは。クリエイティブな表現を支え、ユーザー体験を向上させる画像処理技術の仕組みを解説する。

フリーハンドで電子回路を描ける手持ちプリンター「Print-A-Sketch」手書き絵のスキャン・コピーも可能 ドイツチームが開発【研究紹介】
ドイツのチームは、手書きの要領で描くように電子回路を印刷できるハンドヘルドプリンターデバイスを開発。ユーザーはデバイスをさまざまな表面に当て、自由に動かしながら電子回路を形成できる。手の動きや素材の特性に合わせてインクの量が自動で調整され、高品質な電子プリントが実現される。

中国ネット業界の巨人「テンセント」。アフターコロナでビジネス向けクラウド事業を強化し業界トップを目指す
「BATH」と呼ばれる四巨頭中国ネット業界の4巨頭。そのうち、ゲームなどのコンシューマー向けサービス分野でトップのシェアを誇るテンセント。近年はNintendo Switchを中国に展開することや、KADOKAWAとの資本業務提携など、日本での動きも活発化している。本稿は、そんな存在感を見せ続けるテンセントの近年の動きと、今後の予想について紹介する。

どの角度からもシームレスに見える「巨大ホログラム」の作成に成功 英ケンブリッジ大と米ディズニーが「Holobricks」を開発【研究紹介】
英ケンブリッジ大とDisney Researchが、ホログラムをタイル状に並べて巨大な立体像を作る「Holobricks」を開発。どの角度や奥行きからもシームレスに見える3D映像を実現した。拡張性のある次世代ホログラフィックディスプレイ技術を紹介。

音が聞ける「布」?! シャツが周囲の会話や体内の心拍音をマイクのように録音 MITなどが開発【研究紹介】
米マサチューセッツ工科大学(MIT)などによる研究チームが、可聴音(人が聞こえる音)を聞けるマイクとして機能する布を開発。心拍音のような静かな音から、交通量の多い道路の騒音まで広範囲の音を検出することができる。シャツに搭載し身の回りの会話音から体内の音までを記録する。

映像のみから動けるリアル3Dアバターを作成 服の動きまで精密に再現【研究紹介】
独マックス・プランク研究所が、1枚の画像から服を着た3Dモデルを再構成する新手法を開発。ビデオフレームから直接、個人のポーズや衣服の変形を反映したアニメーション可能なアバターを作成できる。高精度なデジタルヒューマン生成技術を紹介。

機械学習により交通信号の明滅サイクルを最適化。交通渋滞ランキング3位から57位に改善した「アリババ都市」の取り組み
「渋滞の都」の交通を劇的に改善したアリババの「城市大脳(シティブレイン)」。交差点の信号制御を機械学習で最適化し、エリア全体の車両速度を向上させた仕組みとは。都市データを解析し公共サービスを進化させる、スマートシティ技術の裏側を紐解く。

サンフランシスコの街を画像からリアルに3D化 Waymoなど「Block-NeRF」開発【研究開発】
Googleらが、複数枚の街並み写真から都市全体を写実的な3次元シーンとして再構築する手法を開発。280万枚の画像からサンフランシスコの一部をレンダリングすることに成功した。自動運転シミュレーションやVRマップ生成への応用が期待される最新技術を紹介。

VRヘッドセットの脆弱性を指摘 装着者の顔の動きから個人情報を抜き取るシステムを開発【研究紹介】
米ラトガーズ大学、上海交通大学、米Texas A&M University、米テネシー大学による研究チームは、装着したVRヘッドセットを用い、人間の音声に伴う顔の動きを利用して個人情報や機密情報を推定する攻撃方法を提案し、VRヘッドセットの脆弱性を指摘した。同様な仕組みを利用して攻撃を仕掛けることができるという。

米国からの制裁をどう生き抜いた?時の運に助けられたファーウェイの2021を振り返る
米国制裁下で5Gチップ供給停止など苦境に立たされたファーウェイ。2021年、同社はどう生き残りを図ったのか。スマホ依存からの脱却や独自OS展開など、逆境における生存戦略と事業多角化の動きを振り返り、巨大テック企業の底力を分析する。

YouTubeなど動画内の人を3Dモデルで抜き取る技術 米ワシントン大とGoogle Researchが「HumanNeRF」開発【研究紹介】
ワシントン大とGoogleが、単眼カメラ映像から動く人物の自由視点レンダリングを生成する技術を開発。見えない背中側も含め、あらゆる角度から高忠実に3D再現が可能だ。YouTube動画などから立体的な人物モデルを生成できる、映像解析技術の進化を解説する。

バグ見つけて賞金を稼ぐ「バグバウンティ」。数字から読み解く「バグハンター」の世界
近年ますます注目を集めるバグ報告報奨金制度「バグバウンティ」。2021年には総額で40億円以上の報奨金が支払われ、専業のバグハンターも登場している。バグバウンティについて年次レポートを発表しているプラットフォーム「HackerOne」の統計データからその実態を読み解く。

4足歩行ロボットは野外でも「生存」できるか? 険しい山道や雪が積もる階段など 未知なる環境でも自律歩行に成功【研究紹介】
チューリッヒ工科大学(ETH Zurich)とIntelによる研究チームは外部知覚と内部知覚を組み合わせて、山道や洞窟、雪が積もる階段などの未知なる困難に満ちた実環境でも適宜判断して、自律歩行で高速で乗り越える4足歩行ロボットシステムを開発した。

青と黄を混ぜると「きちんと」緑色になるお絵かきデジタルツール 油絵や水彩画などのデジタル再現に活用【研究紹介】
チェコ工科大学の研究チームは実際の絵具が混ざったような色を表現できるペイントデジタルツールを開発。これまでと違い、忠実度の高い混色を出力し、油絵、パステル画、水彩画などのスタイルをリアルに描ける。

TikTokの爆発的な拡散力はどこから?AIアルゴリズムと「階層型ユーザープール」で生み出した大ヒットの裏側
TikTokの中国版「抖音(ドウイン)」2021年の最大日間アクティブユーザー数は5億を超えたという。昨日までまったく無名だった人が一本の動画で国民的なスターになったりもする。この爆発的な拡散力はどこからなのか?独自のレコメンドアルゴリズム「階層型ユーザープール」の裏側を解説。

AIが大学レベルの数学を即座に解き、高品質な問題の生成にも成功。プログラム合成技術を活用 MITなどが発表【研究紹介】
米マサチューセッツ工科大学(MIT)、米コロンビア大学、米ウォータールー大学の研究チームがテキストで事前学習し、コードで微調整(fine-tune)したTransformerが、プログラム合成によって大学レベルの数学問題をリアルタイムに解き、採点し、生成できることを実証した。

医療用ロボットの過去10年の研究成果 8つのホットトピックスから考察【研究紹介】
世界8大学の研究チームが、2010年から2020年の医療用ロボット研究を振り返る報告書を発表した。手術支援からリハビリまで、過去10年間の主要な成果とホットトピックスを網羅的に評価。医療ロボティクスの進化の軌跡と、今後の技術的展望を簡潔にまとめる。

ゲームの「主人公の声」を「自分の声」にしたらどうなる? 米研究チームは声の類似性がユーザーに与える影響を実験【研究紹介】
ゲーム内のアバターの声が自分の声に似ていると、ユーザーにどのような影響を与えるか。米研究チームが、リアルタイム変換ではなく事前録音されたセリフを用いて検証。プレイヤーの没入感やアイデンティティ形成における、声の類似性の効果を調査した。

中国No.1スマートフォンメーカー「Xiaomi」を徹底解説。新興IoT企業に次々と出資する 「Mi Ecosystem」をつくる真意は?
長年中国・アジア地域を中心に執筆活動を行ってきたITライター山谷剛史さんから世界でも存在感を見せつつある中国の大手メーカーの最新動向をお届け。第1弾は中国No.1のスマホメーカー「Xiaomi」の現在地について解説します。

リアルアバターの動きに応じた「複雑な光の当たり方」をリアルタイム合成 Facebookなどが深層学習フレームワークを開発【研究紹介】
困難だった動的なアバターへのフォトリアリスティックなリライティングを深層学習のフレームワークで実現。米カリフォルニア大学サンディエゴ校とFacebook Reality Labsの研究チームが開発。

相手IDやペアリング、外部機器不要。机上のスマートフォン間だけで「その場限り」の無線データ共有を実現【研究紹介】
ジョージア工科大などが、ペアリング不要でデータ共有できる近距離無線通信システムを開発。ID交換なしに、アドホックかつ高セキュリティな通信を実現する。スムーズな連携体験を提供する、次世代の「シームレス」なデータ共有技術の仕組みを紹介。


