いまRemix v3を学ぶ意味。Reactとの使い分けから考える技術選定の基準

最終回となる今回は、まずフォーム送信の段階的強化とミドルウェア設計という2つの実践パターンを紹介します。これらは、第1回で描いた「薄いフレームワーク」の思想が、実際のアプリケーション開発でどのように機能するかを示す好例です。その上で、Remix v3がどのようなプロジェクトに適しているのか技術選定の視点から考察し、筆者なりの評価と今後の展望を述べます。

Remix v3をサンプルコードで体験する。React非依存で“明示的に”UI制御できるコア機能3つ

今回は、実際にコードを書きながらRemix v3の特徴を体験します。概念として理解することと、手を動かして体感することは異なります。本稿では、配布サンプルコードを用いて、手動リアクティビティ、型安全ルーティング、合成イベントシステムの3つの機能を実践的に学んでいきましょう。

Remix v3とReactのトレードオフを徹底考察:AI時代に再評価される「Web標準」への回帰

Webアプリケーションの開発を続けていると、「いつの間にかフレームワークの学習ばかりしている」と感じたことはないでしょうか。この課題は、フレームワークが「厚く」なることで生まれます。多機能で便利な反面、学習コストが高く、Web標準から遠ざかった独自の概念が増えていく。その結果、バージョンアップのたびに学び直しを強いられることになります。AIツールが普及した現代では、この問題はより深刻です。

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