“最古のイヌ”を発見 古代DNA解析で人間と暮らし始めた時期の定説を覆す。Nature誌に掲載【研究紹介】

1万5800年前から犬が人類と共に生活していたことを示す、最古の遺伝学的証拠を発見した研究報告。

「AIエージェントスマホ」熱狂から落胆までの72時間。AIによる操作を阻んだ“人間用”UIと広告

米中で続々とAIエージェントが登場している。米国では、ピーター・スタインバーガー氏が開発したOpenClawが爆発的な人気を集め、中国では昨年12月1日、バイトダンスが通信機器大手のZTEと協働し、AIエージェントスマホ「豆包AIスマホ」をモニター販売した。このスマホは熱狂的な支持を受け完売したのだが、わずか72時間後、この熱狂は落胆に変わったのだ__。

「色相・彩度・明度」の前提覆る シュレーディンガー色彩理論の欠陥、100年越しに数学的修正【研究紹介】

色の3つの基本属性である色相、彩度、明度を、人間の色を見分ける力(色覚)だけに基づいて幾何学的に再定義した研究が報告されている。

遊戯王に必勝法はある? “あっても分からない”と数学的に証明と報告。「Π¹₁完全」で暫定MTG超えの複雑さ【研究紹介】

遊戯王で、ある戦略が確実に勝てる戦略かをコンピュータで判定できるかという問いは、数学的に決定不能?

“太陽光だけ”から「量子もつれ」生成。光子ペアにて世界初成功と報告 レーザー必須の常識覆す量子技術【研究紹介】

レーザーを用いず自然の太陽光から、光子による量子もつれ状態を生成することに世界で初めて成功したとする研究が報告されている。

球を分解→元と同サイズの球を2個作れてしまう「バナッハ=タルスキーのパラドックス」、p進数の世界でも成立と発表【研究紹介】

p進数体をはじめとする完備離散付値体の世界でも、「バナッハ=タルスキーのパラドックス」が成り立つことを証明したとする研究が報告された。

史上最強の“重力波”、一般相対性理論の「ブラックホール脱毛定理」をかつてない精度で実証【研究紹介】

観測史上もっとも強力な重力波信号を用いて、アインシュタインの一般相対性理論がブラックホールという極限環境でもなお正しいのかが検証された。

「オクターブ=2倍」の常識を覆す “完全五度”と“自由な転調”を両立した新しい音律システム【研究紹介】

オクターブの定義を見直すことで12平均律の数学的矛盾を解消し、完全五度と転調の自由を両立させる新たな音律の研究が発表されている。

ゲイツ氏も研究した50年来の未解決問題“焦げたパンケーキ”ソートに新成果「奇数枚の場合は完全解決」【研究紹介】

ビル・ゲイツ氏も研究したことのある、「焦げたパンケーキ」に関するソート問題の奇数枚の場合を、完全に解決したとする研究が報告されている。

5億画素だがUSBポートなし。人間という「デバイス」に接続し、脳内イメージを画像化する技術

脳内の思考を読み取り、可視化する「ブレインデコーダー」の技術進化が著しい。マルチモーダル学習、ディフュージョンモデルなどAI領域での研究成果を応用し、脳内でイメージしたものをかなり正確に映像化するところまできている。AIテクノロジーは、「人類最後のフロンティア=脳」をどのように探求しているのだろうか。

GoogleのAIが通説覆す巨大な「ハイパーキューブ」(超立方体)を発見、人間の数学者が証明と報告【研究紹介】

「対称群」という構造の中に、予想よりも遥かに巨大な「ハイパーキューブ」(超立方体)の存在を発見した、とする研究が報告された。

“どの行にも素数がある”67年来の未解決問題「仮説H1」、45億×45億の巨大正方形まで成立確認と発表【研究紹介】

n×nの正方形の行列では、どの行にも素数が含まれるとする仮説を検証し、約45億×約45億でもこれが成立すると報告した研究が発表されている。

SF小説『三体』の元ネタ、300年来の“あの難問”に新展開。カオスの仕組みを数学者が解明と発表【研究紹介】

3つの天体が重力で引き合いながら動くとき、その運動が本質的に複雑になる数学的な仕組みについて解明したとするプレプリント論文が発表。

「真のランダム数字」生成できるシステムを開発 成功率99.7%の乱数生成器を一般公開中、Nature誌で発表【研究紹介】

米コロラド大学などの研究者らはランダム性を保証する乱数を生成できるシステムを開発したとする研究をNature誌に報告している。

シェア9割越え。家庭用3Dプリンター市場を中国勢が制した理由

中国・深セン発の低価格エントリーモデルの3Dプリンターが世界を席巻している。調査会社のレポートによると、同様モデルの3Dプリンターの世界出荷台数は2025年第1四半期に前年同期比15%増の100万台を超えた。このエントリーモデルの95%を中国メーカーが占めると言われている。

アインシュタインの思考実験「バネ付きスリット」を実現し検証。ボーアとの論争100年越し決着【研究紹介】

かつてアインシュタインが考案し実現できなかった可動スリット(動くスリット)の思考実験を、今の技術で検証した研究報告が発表されている。

「ファラデー効果」の定説を覆す新発見。180年ぶりに書き換わる光と磁気の物理学、Nature関連誌掲載【研究紹介】

イスラエルのヘブライ大学の研究者らは、約180年にわたって信じられてきた光と磁気の定説を覆す発見をしたとの研究を発表した。

室温・常圧の「暗黒励起子凝縮」世界初観測か 超伝導に似た、“損失ゼロ”のエネルギー輸送が特徴【研究紹介】

常温・常圧という通常の環境条件下で「励起子凝縮」と呼ばれる現象を直接観察することに成功したとするプレプリント論文が発表されている。

トランプを“適当に”混ぜてちゃんとランダムになるのは何回目? 必要なシャッフル回数分かる公式を発見か【研究紹介】

リフルシャッフルでランダムになるまでの必要シャッフル回数を予測できる公式がプレプリント論文にて発表されている。

“アナログコンピュータ”でGPU超え? 特定の演算でH100の10倍高速かつ省エネ、AI学習へも応用可能性、Nature系列誌で発表

中国の研究者らは、従来のGPUの限界を突破し得るアナログコンピューティングを用いた行列演算の新方式を提案した。

AIが「多数決」で正解を決定? 答え合わせなしで正答率を向上させる自律学習手法TTRLとは

清華大学と上海AI研究所がAIの強化学習手法「TTRL」を開発し、その内容を公開している。正解が用意されていない問題を与えても、AI自ら「正解」を仮定し、正答率を改善できることが示唆された。これがシンギュラリティが始まる兆しとなるのだろうか。

英国の16歳少年がレゴのみで“人間の手”を再現。国際ロボット会議IROSで“親子論文”を発表【研究紹介】

Jared Leporaさんと、英ブリストル大学のロボット工学教授のNathan Leporaさんらは、レゴマインドストームのパーツのみを使用し人間の手を模倣したロボットハンドを開発した。

ほぼ全ての“回転”を元に戻せる新原理を発見。回転角を調整し2回繰り返すだけ、数学的に解明【研究紹介】

研究者らは、物体の運動においてどんなに複雑な回転が連続しても、ほぼ確実に元の状態に戻せる原理を数学的に証明した。

“ヒューマンアバター”。思考だけで他人の手を動かし「触った感覚」も共有、実験成功と発表【研究紹介】

研究チームは、重度の四肢麻痺患者が脳に埋め込まれた電極を通じて別の人間の手を無線制御し、その手が掴んだ物体の感触を識別できることを示したという。

周囲のカメラから自分だけを「透明人間」にできるスマートウォッチ「Invisibility Cloak」【研究紹介】

米カリフォルニア大学ロサンゼルス校に所属する研究者らは、自分の姿をカメラから消せる、スマートウォッチを使った技術を提案した。

過去最高に鮮明な“重力波” 観測、ホーキング博士のブラックホール面積定理を54年越しに実証【研究紹介】

過去最高に明瞭な重力波信号の分析により、スティーブン・ホーキング博士提唱の「ブラックホール面積定理」が実証されたことが報告されている。

「DNAカセットテープ」登場。理論上1kmあたり最大36万TB超の記録や、345年超の保存も可?【研究紹介】

研究者らは、DNAを記録媒体として使用するデータストレージシステム「DNAカセットテープ」を開発したと報告している。

「1日、合計1分の激しい運動」で死亡リスクが約40%低下? 3千人以上を対象に調査【研究紹介】

シドニー大学などの研究者らは、日常生活の中で行われる極めて短時間の高強度身体活動が、死亡リスクの大幅な低下と関連すると論文で示した。

「最短経路問題」の新アルゴリズム。数十年来の“理論的限界”破ったと発表【研究紹介】

単一始点最短経路問題において、ダイクストラ法の理論的限界を破るアルゴリズムを発見したとする研究が報告されている。

Claudeの「ポケモン配信」の見所を解説。「最初の草むらが怖くて引きこもる」「お月見山で78時間迷子」

Anthropic社のAI「Claude」がポケモン赤のクリアに挑戦。短期推論によるバトルの強さを見せた一方、迷子になるとわざと全滅して戻るなど課題も露呈した。オツキミやまで78時間彷徨うなど、AIの意外な挙動とゲーム実況の様子を紹介。

日光が人体を通り抜けると、視覚機能が向上する? 衣服越しでもOK、Nature系列誌で報告【研究紹介】

「太陽光の赤外線領域が人体を透過し視覚機能を改善する可能性」について示した研究がScientific Reports誌で発表された。

「脂肪」も脳のエネルギー源だった。“主燃料はブドウ糖だけ説”覆す研究、Nature系列誌で発表【研究紹介】

米国の研究者らは、脳の神経細胞は脂肪も重要なエネルギー源として利用すると主張する研究をNature Metabolismで発表した。

因果や時空の歪みを検出できる「メビウスゲーム」とは? “重力コンピュータ”への応用可能性【研究紹介】

原因と結果の順序が変えられることを証明できる実験方法として研究者らが発表した「メビウスゲーム」とは?

メガネ着用率が高すぎる中国は「ARグラス」と相性がいい?スタートアップ群雄割拠、ファーウェイらも

中国でスマートグラス開発への熱が高まっている。市場拡大に向けた課題はあるが、中国国内ではAIアシスタント搭載で軽量化したRokid社のARグラスが話題を集めている。

「自分で書いた」と証明するために論文を“最適化”する学生たち。AI検出ツールをめぐる混乱

学生が論文執筆で生成AIの力を借りるのが当たり前になった今、大学側が講じた不正防止策が混乱を巻き起こしている。中国では一部の大学が、AI検出ツールの判定をもとに「AI代筆の論文は受理しない」というルールを定めると、学生自ら書いた論文がAIによる代筆だと誤判定される事態に。

どんな形状でも「公平なサイコロ」作れる技術? 逆に出目の確率操作も可。NVIDIAやAdobeの研究者ら開発【研究紹介】

NVIDIA Researchなどの研究者らは、複雑な形でも均一な確率で各目が出る、公平なサイコロをつくれる技術を発表している。

太陽が「磁気嵐」でSpaceXのスターリンク衛星の寿命をどれほど縮めているか、NASAの研究者ら調査【研究紹介】

NASAなどの研究者らは、太陽がSpaceX社のスターリンク衛星にどのような影響を及ぼしているかを調査した。

“本当の”職業別「満足度」ランキング? 「回答者の性格による影響」抑えて分析、エストニアで調査【研究紹介】

エストニアなどの研究者らは、回答者の性格特性の影響を考慮しつつ、職業によって生活満足度や仕事満足度がどう異なるかについて調査した。

生物が発する微弱な光「バイオフォトン」 死ぬと消失、マウス実験で検証。植物実験では傷つけた部分が増光【研究紹介】

カナダの研究者らは、生きたマウスや安楽死させたマウス、植物の葉を通して生物が微弱に発している光「バイオフォトン」について調査した。

光コンピュータでAI処理、GPUの295倍の計算速度を実現するプロセッサも? Nature誌に論文2本【研究紹介】

Nature誌2025年4月10日号に掲載された2つの論文は、光コンピューティングの分野における進展を報告している。

魚から作った“電気シナプス”をマウスの脳に配置。社交性、ストレス耐性が向上?【研究紹介】

米国の研究者らは、脳の特定の神経回路をピンポイントで操作できる技術「LinCx」を開発したとする研究報告を発表した。

物理学者が提案する「少ない豆でおいしいコーヒーを淹れる方法」【研究紹介】

米ペンシルベニア大学の研究者らは、ドリップコーヒーにおいて、少ない豆でも効率的に風味を引き出せる方法を提案した。

AIがマイクラ上に"暮らす"「Project Sid」を解剖し、 ハルシネーション抑制のカギを探る

仮想空間上でAIエージェントの協調性や自律性を試す社会実験が盛んに行われている。米AI企業Alteraによる実験では、マインクラフト上に送り込まれたエージェントの集団が独自の文明を発展させた。

人は10歳の時に遊んだゲームを最も懐かしむ? Switchでレトロゲー遊んだデータ、数百人分を分析【研究紹介】

米国の研究。レトロゲームと人間の心理的関係性について660人を対象に調査すると、10歳時に人気だったゲームに回帰する傾向がみられた。

「本当の乱数」実現か? 量子コンピュータで予測困難な乱数生成に成功、JPモルガンなど発表【研究紹介】

JPモルガンなどは、量子コンピュータにより「予測困難であり、かつ認証可能」な乱数をつくり出すのに成功した、と発表した。

脳に電極埋め込み、アルコールや薬物依存を治療? 英ケンブリッジ大などが被験者募集中【研究紹介】

英ケンブリッジ大等の共同研究「Brain-PACER」では、脳への電気刺激により、アルコールや薬物依存の治療を目指す。参加者募集中。

未解決問題、3次元の場合の「掛谷集合予想」を解決か? 米国、カナダの数学者らプレプリント公開【研究紹介】

海外の研究者らは、3次元の「掛谷集合予想」という、数十年来の難問を解決したと主張する研究報告を発表した。

「DeepSeekショック」後、生成AI開発のオープンソース化は進むのか

DeepSeekが2024年12月に公開した大規模言語モデル「DeepSeek-V3」のテクニカルレポートをもとに、生成AI開発のオープンソース化について考察する。

「7~9時間睡眠」維持できないと死亡率最大29%増? 4万人超の睡眠時間5年分を調査した結果【研究紹介】

米国の研究者らは、4万人以上を対象に、5年間の睡眠パターンの変化と、死亡リスクの関連性を調査し、発表した。

“糸”コンピュータ? マイコンや通信機器を1本の繊維型に。服に編んでコンピューティング。洗濯も可【研究紹介】

米MITの研究者らは、糸状のファイバーコンピュータを発表した。重量5g未満ながら、データ処理や通信機能を組み込むのに成功したという。