採用ノウハウ - レバテック|エンジニア&クリエイターの採用情報サイト
無料IT人材の採用に関わるすべての方へ

「iOSアプリを公開したいけれど、どのくらいの予算が必要なのだろう?」という疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事では、iOSアプリの公開にかかる費用の全体像を紹介します。プラットフォームの登録料や開発費用、保守・運用にかかるコストの目安もまとめました。できるだけコストを抑える方法も解説するので、アプリ開発を検討している担当者の方はぜひ参考にしてください。
「レバテック」は業界歴20年のIT人材専門エージェントです。中途採用、フリーランス(業務委託)、派遣、新卒採用など、採用ニーズに合わせて70万人を超える登録者の中から最適な人材をご紹介します。
レバテックについて詳しく知りたい方は、こちらからサービス資料をダウンロードしてください。
目次
iOSアプリを公開するには、主に以下の費用がかかります。
これらの費用の詳細は、次章以降で詳しく解説していきます。
また、社内の状況によっては新たにエンジニアを採用したり、既存社員に開発に必要な教育を行ったりするコストも発生するでしょう。
社内にノウハウやリソースがなく、コストを抑えて開発や保守・運用を行いたい場合は、フリーランスエンジニアや開発会社に作業を依頼するのがおすすめです。以下の記事では、業務を外注するメリットを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
エンジニア業務を外注するメリットは?費用相場や依頼先の探し方
また、レバテックではiOSアプリ開発に対応できるフリーランスの紹介を行っています。詳しくは、以下のページでダウンロードできる資料をご覧ください。
エンジニアの採用にお困りですか? レバテックフリーランスなら即戦力エンジニアが最短1週間でチームに参画!
⇒レバテックフリーランスの資料を見てみたい
iOSアプリの開発費用は、アプリの種類や機能の複雑さによって異なります。外注する場合の費用相場は以下のとおりです。
| アプリの種類 | 相場 |
| EC系アプリ | 100万円~300万円程度 |
| ゲーム系アプリ | 300万円~1,000万円程度 |
| チャットボット系アプリ | 50万円~100万円程度 |
| 管理ツール系 | 50万円~100万円程度 |
開発費用は、開発にかかわる人員数や開発期間、開発のやり方によっても変わってきます。人員数が増えるほど、開発期間が長くなるほど、比例して開発費用がかさむでしょう。
手法でいうと、クラウドサービス上で提供される機能を使って開発を行う「クラウド型開発」と比べて、ゼロからコーディングを行う「フルスクラッチ型開発」は開発費がかさみがちです。
iOSアプリをApp Storeで公開するためには、Apple Developer Programへの登録が必須です。登録には、年間99米ドル(2025年10月現在)の費用がかかり、毎年更新する必要があります。
登録料を支払うことで、開発したアプリをApp Storeで公開できるほか、Xcodeといった開発に必要なツールを利用できるようになります。企業がアプリを公開する場合は、2ファクタ認証が有効になっているApple AccountやD-U-N-S番号が必要となるので、事前に確認しておきましょう。
「フリーランス活用」によって即戦力ITエンジニアの不足を解決するには?
⇒Webサービス企業のフリーランス活用事例の無料ダウンロードはこちらから
アプリは公開後も不具合を修正したり、ユーザーのニーズに合わせてアップデートしたりする必要があります。年間の保守・運用費用は開発費用の約15%が目安とされており、月10万円以上かかるのが一般的です。
保守・運用費用の内訳は以下のとおりです。
保守運用予算を見誤ると十分な対応ができずにトラブルが発生し、ユーザーからの信頼を失うおそれがあります。
対策としては、年間に予定している機能アップデートの回数や規模をあらかじめ予算に組み込んでおきましょう。また、OSアップデート対応費用や突発的なバグ修正に対応できるよう、一定の予備費を確保しておくと安心です。
iOSアプリの開発費用を抑えるには、要件定義を明確にする、フリーランスを活用するなどのポイントがあります。以下で、開発費用を抑える方法を確認していきましょう。
アプリ開発の費用超過を防ぐためには、事前の要件定義が重要です。要件が曖昧だと開発の途中で仕様変更が生じ、追加費用が発生する可能性が高まります。
外注先や社内の開発チームに、アプリの目的やターゲット、機能、デザインなどを詳細に伝え、完成後のイメージを共有することが大切です。社内に技術的な知識がない場合は、外注先に開発したいアプリと類似のアプリを提示し、イメージを共有しても良いでしょう。
開発会社ではなくフリーランスエンジニアに依頼することで、コストを抑えられる可能性があります。フリーランスは開発会社に比べてオフィスの賃料や管理部門の人件費といった固定費・間接費が少ないため、同じ品質のアプリをより安価に開発できることがあります。
また、フリーランスは必要な期間やプロジェクト単位での起用が可能であり、正社員のような長期のコストが発生しません。
実際に、多くの企業がフリーランスを活用してコストを削減したり、開発効率を向上させたりすることに成功しています。
一例として、タクシー配車アプリ『S.RIDE』を開発するS.RIDE株式会社は、多様な現場経験のあるフリーランスを起用し、チーム全体の開発効率の向上に成功しました。以下の記事では、詳しい経緯を説明しているので、フリーランス活用に興味がある方は参考にしてください。
利用開始から半年で多数の高スキルエンジニアを確保。レバテックの圧倒的な提案量とスピード感が、最先端のモビリティサービス開発を牽引|S.RIDE株式会社(エスライド株式会社)
また、以下のページでダウンロードできる資料では、フリーランスエンジニアの詳しいメリットを説明しています。フリーランス活用の懸念を解消する方法も掲載しているので、こちらもぜひご覧ください。
もうエンジニア不足は怖くない。採用難を乗り越え、事業成長を加速させるには?
⇒「ITエンジニア採用難の突破口!フリーランス活用で事業成長を加速」をダウンロードする
同じ機能のアプリでも、開発会社によって見積もり金額が異なることがあります。相場感を把握するためにも、最低でも3社程度から相見積もりを取るようにしましょう。
見積もりを確認する際は、費用だけでなく提案内容やアフターサポートの充実度も比較検討することが大切です。なぜなら、極端に安い見積もりは、十分なテスト工数が含まれておらず、後で追加費用が発生したり、品質が低下したりするリスクがあるからです。
また、開発後のバグ修正やOSのアップデート対応も依頼した場合は、保守・運用まで対応しているかチェックしておきましょう。
国や自治体では、ITシステム導入やDXに関する補助金・助成金制度を設けていることがあります。たとえば、中小企業庁の「IT導入補助金」や、各自治体独自の助成金制度を活用することで、アプリ開発費用の一部を補助してもらえる可能性があります。公募期間や条件を確認し、活用を検討すると良いでしょう。
レベニューシェアの導入でも開発コストを抑えられる可能性があります。レベニューシェアとは、発注者と開発会社が開発費用を分担して負担し、アプリの収益を分け合う手法です。
この方式のメリットは、開発の初期費用を抑えられることと、売上が伸びなくても赤字リスクを軽減できることです。また、開発費用を2社で負担するので、規模の大きいアプリを開発したい場合にも向いています。
ここでは、iOSアプリを公開するまでの大まかな流れを紹介します。開発工程の詳細もお伝えするので、アプリ開発をイメージする参考にしてください。
まずは、以下の手順でアプリの開発を行います。

開発を内製するか外注するか迷う際は、以下の記事を参考にしてください。
外注と内製の徹底比較!メリット・デメリット、判断基準なども解説
アプリの開発が完了したら、App Storeでの公開準備を進めます。公開にあたっては、前述したApple Developer Programへの登録を行うとともに、以下のような準備が必要です。
これらの準備ができたら、App Store Connectからアプリを登録し、審査に提出します。審査までのより詳しい手順は公式サイトをご確認ください。
アプリの公開費用に関するよくある質問に答えていきます。
iOSアプリの公開には、Apple Developer Programの年間登録料99米ドルがかかります(2025年10月現在)。アプリ自体の審査料や公開料は別途かかりません。登録料は毎年必要ですが、複数のアプリを公開する場合は同じ登録料のみで対応できます。
Androidアプリを公開する場合は、Google Play Console デベロッパー アカウントへの登録が必要で、25米ドルの初回登録料がかかります(2025年10月現在)。こちらは一度支払えば更新は不要です。
最短当日にオンライン打ち合わせ
初めてのフリーランス活用のご相談もお気軽にお問い合わせください。
お急ぎの方はお電話にてお問い合わせください (受付時間: 平日9:00 ~ 18:00)
050-5526-9835