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最終更新日:2025年6月20日

人材紹介サービスを利用する際の費用は?メリットや注意点を解説

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人材紹介サービスの利用を検討する際、「費用が高額なのでは?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、人材紹介サービスの費用相場や、費用のシミュレーション、サービスを活用するメリットを紹介します。

人材紹介サービスを利用した際の成功事例もまとめているので、費用対効果の高い人材採用を実現したい企業の方は、ぜひ参考にしてください。

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人材紹介サービスの費用相場

人材紹介サービスの料金体系は、主に成功報酬型が採用されています。これは、企業が候補者の採用を決定した時点で初めて紹介手数料が発生する仕組みです。

手数料の種類は「届出制手数料」と「上限制手数料」の2種類があり、一般的には届出制が採用されています。届出制では、採用された人材の理論年収に対して一定の料率をかけて手数料を算出します。料率の相場としては、理論年収の30%~40%です。

理論年収とは、基本給与に各種手当と予定賞与、固定残業代を加えた1年間の予定支給総額を指します。ただし、固定ではない残業代や通勤交通費といった項目は含みません。

たとえば、月額固定給与30万円、賞与が年間4ヶ月分の場合、理論年収は480万円(月額30万円×16ヶ月)で、紹介手数料は168万円(480万円×35%)です。

成功報酬型の料金の仕組みについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
【企業向け】転職エージェントの成功報酬の仕組みは?相場やメリットも解説

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人材紹介サービスにかかる費用のシミュレーション

ここでは、人材紹介サービスにかかる費用を分かりやすくするため、紹介手数料の料率を35%とした場合の各理論年収に対する手数料を、以下の表にまとめました。

採用予算を決める際に、ぜひ活用してください。

人材紹介サービスの費用シミュレーション

人材紹介サービスを利用するメリット

人材紹介サービスにかかる費用の目安を見て、利用するか迷う人もいるでしょう。ここでは、人材紹介サービスを利用するメリットについて解説します。

採用活動にかかる時間を削減できる

人材紹介サービスを利用すると、採用にかかる工数を削減できます。コンサルタントが企業の要望を丁寧にヒアリングし、それに合わせた求人情報の作成や候補者の選定、面接日程の調整などを代行してくれるためです。

企業側は、厳選された候補者の選定と面談に注力するだけでよく、採用担当者は候補者が紹介されるまでの時間を他の業務に充てることができます。

求める人材とのマッチング精度が高まる

人材紹介サービスを利用すると、自社が求めるスキルや経験を持った人材を見つけやすくなります。人材紹介サービスは、人材紹介のプロフェッショナルが企業のニーズを深く理解した上で、最適な人材を厳選して紹介するからです。

スキル要件だけでなく、仕事への姿勢や価値観といった要素も含め、理想の人材像に合致する候補者を紹介してもらうことが可能です。

スピーディーな採用が期待できる

人材紹介サービスを使うメリットには、スピーディーな採用を実現しやすいことが挙げられます。人材紹介サービスにはさまざまな人材が登録しているため、企業が求める要件に適した人物を早期に発掘することが可能です

また、人材紹介会社のコンサルタントは、企業と求職者の間に立ち、双方の条件調整を行うため、スムーズな契約の成立が期待できます。

早期退職をされた場合は返還金がある

人材紹介サービスを利用するメリットには、紹介された人材が早期退職した場合の返還金があることも挙げられるでしょう。多くの人材紹介サービスでは、入社後一定期間内に紹介した人材が退職した場合、支払い済みの紹介手数料の一部を返還する仕組みを整えています。

この制度は企業にとって採用リスクを軽減できるセーフティーネットとして機能し、人材紹介サービスを安心して活用できる要因となっています。

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人材紹介サービスを利用した成功事例

ここでは、人材紹介サービスの活用メリットが分かる成功事例を紹介します。

マッチ度の高い人材獲得を実現した事例

店舗や企業に対して経営課題のDX支援を行う株式会社クラブネッツでは、開発プロジェクトの増加に伴いPMが不足していました。中途採用も検討しましたが、市場でニーズが高い人材のため採用が困難であり、即戦力となるPMの確保に向けてフリーランス人材の活用を選択しました。

IT特化型の人材紹介サービスレバテックフリーランスを活用したところ、提案される人材が要望に合致することが多く、ヒアリングの精度の高さが印象的だったとのことです。

このマッチ度の高さにより、面談回数を少なく抑えられ、採用活動にかかる時間の短縮が実現できた点を、同社は大きなメリットとして評価しています。

同社の人材紹介サービスの活用事例についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
事業拡大により人材不足に。フリーランスのPMの活用により課題を解決

スピーディーな採用を実現した事例

金融やエンタメ、マッチングアプリなどさまざまな事業を展開するアイザック株式会社は、事業成長に人材採用が追いつかず、フリーランスの活用を開始しました。特に新規事業開発においては、状況が3ヶ月単位で変化するため、迅速な人材確保が課題となっていました。

そこで、同社は、レバテックフリーランスを利用する際、「技術力と意欲に加え、参画までのスピードは即日から1ヶ月以内」という条件を提示しました。

この要望に対し、レバテックフリーランスは1週間以内に提案やレスポンスを行い、迅速な人材採用を支援します。

その結果、スピーディーな人材の確保を実現できたと言います。

同社の人材紹介サービスの活用成功事例をより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
12のプロダクト展開と新規事業立ち上げを実現。ハイスキルエンジニア不足を解決したアイザックの採用の秘訣とは?

人材紹介サービスと他の採用手法との違い

ここでは、人材紹介サービスと他の採用手法の違いを明確にするため、費用相場と特徴を比較した一覧表にまとめました。人材紹介サービスを使うか迷う際にご活用ください。

人材紹介サービスとほかの採用手法の違い

紹介している採用手法は一例です。その他の採用手法についても知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
採用チャネルを徹底解説!種類やメリット・デメリット、選び方を紹介

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IT業界における採用チャネルの利用状況

採用チャネルの選択は企業によって異なりますが、IT業界では人材紹介サービスである転職エージェントの活用が増加傾向です。

レバテックのIT人材白書2025によれば、企業の採用活動で最も利用されているのは掲載型の求人媒体(48.8%)で、次いで転職エージェント(47.4%)となっています

さらに、エンジニア採用における採用チャネルの拡充方法として、転職エージェントを選んだ企業は39.2%にのぼっています。

人材紹介サービスは、現在注目されている採用チャネルといえるでしょう。

引用:IT人材白書2025|レバテック株式会社

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人材紹介サービスを活用する際のポイント

人材紹介サービスを活用して採用活動をする際は、サービス選びのミスマッチを防ぐため、いくつかのポイントに注意する必要があります。契約前に以下の項目をしっかりと確認しましょう。

紹介手数料の料率と支払うタイミングを確認する

人材紹介サービスを利用する際には、紹介手数料の料率と料金を払うタイミングを確認しましょう。一般的な料率の相場は30~40%程度ですが、会社によって異なるため、事前に詳細を把握していないと、想定以上の支払いが必要となる可能性があります。

また、手数料を支払うタイミングも、内定承諾時や入社時、入社から一定期間経過後など、紹介会社によって基準が異なります。支払い忘れが起こらないよう注意しましょう。

正確な理論年収を算出しておく

人材紹介サービスを利用する際は、採用予定者の理論年収を適切に設定することが重要です。理論年収の見積もりが甘い場合、想定を超える紹介手数料が発生する可能性があります。

たとえば、紹介手数料が35%の場合、理論年収400万円と500万円では35万円の差が生じます。

特に複数名の採用を予定している企業では、この差額が総額に大きく影響するでしょう。

早期退職時の返還金規定をチェックしておく

人材紹介サービスを利用する際には、人材が早期退職した場合の返還金規定について確認しておきましょう。採用した人材が早期に退職した場合の返還金規定は、人材紹介会社によって異なるため、内容によっては採用リスクが高いこともあるからです。

具体的には、返還の対象となる退職時期や返還額の割合を事前に確認しましょう。

登録者数や人材の質を確かめておく

人材紹介サービスを選ぶ際には、登録者数や人材の専門性に着目することが重要です。登録者数や人材の傾向によっては、迅速な紹介や高いマッチングが期待できない場合があります。

たとえば、登録者数が少ない場合、候補者の数が限られるため、紹介に時間がかかったり、要件を満たす人材が見つかりにくいことがあります。

また、総合型の人材紹介サービスは多様な業界を網羅する一方で、専門性の高い人材が少なく、高度なスキル要件に対応できない場合も少なくありません。

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人材紹介サービスに関するよくある質問

ここでは、人材紹介サービスについて、よく寄せられる質問に回答します。

Q1. 人材紹介サービスを利用する際の費用相場は?

人材紹介サービスの手数料の相場は、採用決定者の理論年収の30~40%程度が一般的です。例として、年収500万円のエンジニアを採用する場合、紹介手数料は約175万円となります。なお、料率は人材紹介会社ごとに設定が異なるため、各社に直接確認することをおすすめします。

Q2. 人材紹介サービスの利用がおすすめなケースは?

人材紹介サービスを利用するのがおすすめなケースには、採用活動にかかる工数を削減したい場合や、求める人材像とのマッチング精度を高めたい場合が挙げられます。また、スピーディーな採用を行いたいときにも有効です。

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