採用ノウハウ - レバテック|エンジニア&クリエイターの採用情報サイト
人材をお探しの企業様はこちら
お役立ちコンテンツ
IT人材の採用に関わるすべての方へ
オフショアとアウトソーシングどちらを選ぶか迷っている担当者に向けて、それぞれの違いと特徴を紹介します。
外注のメリット・デメリットを把握したうえで、具体的にどんな業務がオフショアあるいはアウトソーシングに向いているのか確認していきましょう。
エンジニア・クリエイターの採用にお困りではありませんか?
レバテックなら業界最大級!登録者40万人のデータベースでエンジニア・クリエイターの採用成功を実現
⇒レバテックについて詳細を知りたい
目次
オフショアとアウトソーシングはどちらも業務の一部を外注することを指しますが、細かな意味合いは異なります。それぞれの詳しい意味を確認しましょう。
オフショア(オフショアリング)とは、人件費の削減を目的として海外の企業や小会社に業務の一部を委託することです。オフショア先には以下のような国があります。
関連記事:オフショアとニアショアの違いとは?メリット・デメリットからおすすめを解説
アウトソーシングは、国内外を問わず業務の一部をほかの企業に委託することです。オフショアと比較すると、委託先が国内・海外を問わない点が異なります。そのため、オフショアはアウトソーシングの一種といえるでしょう。
【最新版】IT人材の採用市場動向がこれ一つでわかる。
他社の採用人数や予算のトレンド、どんな採用チャネルを利用しているかを知れる資料です。
⇒「IT人材白書 2024」を無料でダウンロードする
オフショアを含むアウトソーシング全般のメリットとデメリットを紹介します。業務を外注するか迷う場合は参考にしてください。
まずは、アウトソーシングのメリットについてです。
アウトソーシングのメリットは、コストを削減できることです。ノウハウを持った他企業に業務を委託することで、社内で教育を行ったり、新しく人材を雇用したりするコストを省けます。
特に、オフショアでは日本よりも人件費が安い国に業務を委託するため、コストを削減できるのがメリットです。システム開発などは開発期間が長期になるほど人件費がかさみますが、オフショア開発を行えば国内に比べてコストを抑えられます。
アウトソーシングには、業務のクオリティを高められるメリットもあります。アウトソーシングで業務を受注する企業は、特定の業務に関する専門的なノウハウを持っています。労務管理や経理などを専門性のある外部の企業に任せることで、社内で行うよりも業務の質が高まるかもしれません。
アウトソーシングによって社内の生産性が向上する可能性もあるでしょう。ルーティン業務をアウトソーシングすることにより、社内の業務量が減り、社員がより重要な仕事に専念できるようになります。サービスの開発といった優先度の高い業務にリソースを集中させることで、企業としての競争力を高められるでしょう。
では、アウトソーシングにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。代表的なものを確認していきましょう。
業務を外部に委託することで社内にノウハウが蓄積されなくなるのは、アウトソーシングのデメリットです。社内にノウハウがないと、業務体系の改善ができなくなったり、アウトソーシング先がなくなった場合に業務が滞ったりするおそれがあります。
アウトソーシングによって、委託先の企業で顧客情報や企業機密といった重要な情報が漏えいするリスクはゼロではありません。意図的ではなくても、情報が入ったパソコンやUSBを紛失し、情報漏えいにつながる可能性があるでしょう。
重要な情報を扱う業務を外部に委託する際は、セキュリティ体制や情報の管理方法について事前に確認することが大切です。
アウトソーシングのやり方によっては、かえって業務が煩雑になり社内の手間が増える可能性があります。
アウトソーシングを行うにあたっては、社内で行っている業務の工程を整理してマニュアル化したり、アウトソーシング先が納品する成果物をチェックしたりする必要があります。委託先に「納期を守ってくれない」「業務の質が低い」といった問題があった場合は、さらに進捗確認や修正の指示を行う手間が生じるでしょう。
委託先との連携がうまくいかないと、「業務を効率化するためにアウトソーシングを行ったのに、思ったよりコストが削減できない」という事態になりかねません。
国内と海外のどちらに業務を委託するか迷う方に向けて、オフショア独自のメリットとデメリットを解説します。
オフショアには、以下のようなメリットがあります。
オフショアを活用することで、IT人材不足を解消できる可能性があります。日本国内ではIT人材の不足が続いており、ある程度のスキルを持った人材を確保する難易度が上がっています。
一方、ベトナムやインドなどの国は若くて優秀な人材が豊富であるため、オフショアを行うことでIT人材を確保できます。
海外に業務を委託することで、社内にグローバルな意識が生まれることもメリットの一つです。海外顧客への対応がスムーズになったり、国や文化の違いを受け入れ多様性を尊重する社内文化が根付いたりする効果が期待できます。
オフショアには、BCPの観点からリスク対策を行えるメリットもあります。BCPは正式名称を事業継続計画(Business Continuity Planning)といい、自然災害やテロ、感染症などの事態が発生した際も、通常通りに業務を続けられる体制を整えることを指しています。
日本は地震や台風といった災害が多いため、海外に業務の一部を任せるオフショアはリスク分散につながるでしょう。
メリットがある反面、オフショアには以下のようなデメリットがあります。
オフショアでは外国人のメンバーに業務を委託するため、言葉や文化の違いからコミュニケーションがうまくいかないことがあります。具体的には、指示内容を意図通りに読み取ってもらえなかったり、思っていたのと違う成果物が納品されて修正に時間がかかったりする可能性が考えられるでしょう。
オフショアを成功させるには、「現地メンバーとのコミュニケーションをまめにとる」「具体的で明確な指示を出す」といった点に気をつける必要があります。
開発先の国や地域によっては、日本との時差が大きく連絡してもすぐに返事がもらえないことがあります。トラブルが発生してすぐに連絡をとりたいと思っても、時差のために対応が遅れてしまうのはオフショアならではのデメリットです。
連絡をとる際のストレスをなくすには、日本との時差が少ない国をオフショア先に選ぶなどの対応が必要でしょう。
オフショアを行っても、委託先の国によっては人件費の削減につながらない可能性があります。たとえば、かつては委託先として人気だった中国は、今では経済成長により人件費が高騰しているといわれます。
オフショアを行う際は、候補となる国の委託先の経済状況や為替変動に気を配り、慎重に委託先を選びましょう。
オフショアとアウトソーシングそれぞれに適している業務を紹介します。どちらを選ぶか迷っている担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
大規模かつ長期間のプロジェクトはコストがかさむため、人件費が削減できるオフショア開発に向いています。中でも、委託先の国ですでに使われているサービスや製品は、現地のメンバーが完成図をイメージしやすく成功する確率が上がるでしょう。
また、海外向けのサービスや多言語に対応したWebサイトの制作なども、英語やそのほかの言語を使う海外の企業に委託するとスムーズに開発できる場合があります。
そのほか、AIや機械学習といった日本で人材が不足している分野の開発は、オフショアで行うことで低コストで優秀な人材を確保できるかもしれません。
事務作業やデータ入力といった高度な判断を必要としない業務は、アウトソーシングに向いています。また、それ自体が会社の利益につながらないものの、専門的な知識が必要となる給与計算などの業務はアウトソーシングすると効率的です。
判断に迷った場合は、社内にノウハウが蓄積しなくても良い業務をアウトソーシングすると良いでしょう。
エンジニアの採用にお困りですか? レバテックフリーランスなら即戦力エンジニアが最短1週間でチームに参画!
⇒レバテックフリーランスの資料を見てみたい
社内のIT人材が足りずオフショアを含むアウトソーシングを検討している場合は、フリーランスの活用も視野に入れましょう。
企業に属さず個人で活動するフリーランスは専門性の高いスキルを持っている場合が多く、即戦力として期待できます。プロジェクト単位や必要な期間だけ契約できるので、コストを抑えて人材を確保できるのがメリットです。
以下では、フリーランスの活用で開発の内製化に成功した企業の実例を紹介するので、ぜひご覧ください。
フードデリバリーサービス『出前館』の運営を行う株式会社出前館は、コロナ禍におけるデリバリー需要の増加に伴い、プロダクトの品質を上げるため社内にデザイン部を立ち上げることに決めました。
同社はフリーランスエージェントサービス「レバテッククリエイター」を使って、サービス利用開始から約3ヶ月以内に2名のフリーランスを確保します。その後は、フリーランス人材の活躍により、サービスを停止させることなくUI/UXを改善し、さらには「グッドデザイン賞」を受賞することもできました。
「グッドデザイン賞」への応募はフリーランスからの勧めによるもので、過去に受賞経験があるフリーランスの力を借りつつ、審査に向けた準備を行ったといいます。
詳しい経緯については以下の記事をご覧ください。
フリーランスクリエイターとの協働でグッドデザイン賞受賞!出前館が語るフリーランス活用術とは?
最短当日にオンライン打ち合わせ
初めてのフリーランス活用のご相談もお気軽にお問い合わせください。
お急ぎの方はお電話にてお問い合わせください (受付時間: 平日9:00 ~ 18:00)
050-5526-9835