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オフショアとアウトソーシングどちらを選ぶか迷っている担当者に向けて、それぞれの違いと特徴を紹介します。2つのメリット・デメリットを把握したうえで、具体的にどんな業務がオフショアあるいはアウトソーシングに向いているのか確認していきましょう。
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目次
オフショアとアウトソーシングは混同されがちですが、両者は異なる部分があります。オフショアもしくはアウトソーシングを考える際は、まずは両者の違いを確認しましょう。
オフショア(オフショアリング)とは、海外の企業や小会社に業務の一部を委託することです。オフショアは主に人件費の削減を目的として行われ、ベトナムやインド、中国、フィリピンが代表的なオフショア先として挙げられます。
一方で、アウトソーシングは国内外を問わず業務の一部をほかの企業に委託することです。オフショアとは、委託先が国内・海外を問わないこと、他社であることが異なります。
関連記事:オフショアとニアショアの違いとは?メリット・デメリットからおすすめを解説
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オフショアとアウトソーシングのどちらを選ぶか迷ったら、それぞれのメリット・デメリットを比べてみましょう。
まずは、オフショアのメリット・デメリットを挙げていきます。
オフショアには、以下のようなメリットがあります。
オフショアでは日本よりも人件費が安い国に業務を委託するため、コストを削減できるのがメリットです。システム開発などは開発期間が長期になるほど人件費がかさみますが、オフショア開発を行えば国内に比べてコストを抑えられます。
日本国内ではIT人材の不足が続いており、ある程度のスキルを持った人材を確保する難易度が上がっています。一方、ベトナムやインドなどの国は若くて優秀な人材が豊富であるため、オフショアを行うことでIT人材を確保できます。
メリットがある反面、オフショアには以下のようなデメリットがあります。
オフショアでは外国人のメンバーに業務を委託するため、言葉や文化の違いからコミュニケーションがうまくいかないことがあります。具体的には、指示内容を意図通りに読み取ってもらえなかったり、思っていたのと違う成果物が納品されて修正に時間がかかったりする可能性が考えられるでしょう。
オフショアを成功させるには、「現地メンバーとのコミュニケーションをまめにとる」「具体的で明確な指示を出す」といった点に気をつける必要があります。
開発先の国や地域によっては、日本との時差が大きく連絡してもすぐに返事がもらえないことがあります。トラブルが発生してすぐに連絡をとりたいと思っても、時差のために対応が遅れてしまうのはオフショアならではのデメリットです。
連絡をとる際のストレスをなくすには、日本との時差が少ない国をオフショア先に選ぶ対などが必要でしょう。
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次に、アウトソーシングのメリット・デメリットを確認していきましょう。
まずは、アウトソーシングのメリットについてです。
アウトソーシングのメリットの一つは、オフショアと同じくコストを削減できることです。ノウハウを持った他企業に業務を委託することで、社内で教育を行ったり、新しく人材を雇用したりするコストを省けます。
アウトソーシングで業務を受注する企業は、特定の業務に関する専門的なノウハウを持っています。労務管理や経理などを専門性のある外部の企業に任せることで、社内で行うよりも業務の質が高まるかもしれません。
ルーティン業務をアウトソーシングすることにより、社内の業務量が減り、社員がより重要な仕事に専念できるようになります。サービスの開発といった優先度の高い業務にリソースを集中させることで、企業としての競争力を高められるでしょう。
では、アウトソーシングにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。代表的なものを確認していきましょう。
業務を外部に委託することで社内にノウハウが蓄積されなくなるのは、アウトソーシングのデメリットです。社内にノウハウがないと、業務体系の改善ができなくなったり、アウトソーシング先がなくなった場合に業務が滞ったりする恐れがあります。
委託先の企業で顧客情報や企業機密といった重要な情報が漏洩するリスクはゼロではありません。意図的ではなくても、情報が入ったパソコンやUSBを紛失し情報漏えいにつながる可能性があるでしょう。
重要な情報を扱う業務を外部に委託する際は、セキュリティ体制や情報の管理方法について事前に確認することが大切です。
アウトソーシングを行うにあたっては、社内で行っている業務の工程を整理してマニュアル化したり、アウトソーシング先が納品する成果物をチェックしたりする必要があります。委託先に「納期を守ってくれない」「業務の質が低い」といった問題があった場合は、さらに進捗確認や修正の指示を行う手間が生じるでしょう。
委託先との連携がうまくいかないと、「業務を効率化するためにアウトソーシングを行ったのに、思ったよりコストが削減できない」という事態になりかねません。
重要度の高い業務をアウトソーシングすると、もともとその業務を行っていた社員や部署のモチベーションが低下する恐れがあります。特に、自社の中核となる業務のアウトソーシングを検討する際は、アウトソーシングが会社にとって良い影響を及ぼすのか慎重に見極める必要があるでしょう。
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オフショアとアウトソーシングのメリット・デメリットが分かったところで、それぞれに適している業務を紹介します。どちらを選ぶか迷っている担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
大規模かつ長期間のプロジェクトはコストがかさむため、人件費が削減できるオフショア開発に向いています。中でも、委託先の国ですでに使われているサービスや製品は、現地のメンバーが完成図をイメージしやすく成功する確率が上がるでしょう。
また、海外向けのサービスや多言語に対応したWebサイトの制作なども、英語やそのほかの言語を使う海外の企業に委託するとスムーズに開発できる場合があります。
そのほか、AIや機械学習といった日本で人材が不足している分野の開発は、オフショアで行うことで低コストで優秀な人材を確保できるかもしれません。
事務作業やデータ入力といった高度な判断を必要としない業務は、アウトソーシングに向いています。また、それ自体が会社の利益につながらないものの、専門的な知識が必要となる給与計算などの業務はアウトソーシングすると効率的です。
判断に迷った場合は、社内にノウハウが蓄積しなくても良い業務をアウトソーシングすると良いでしょう。
関連記事:BPOとは?アウトソーシングの違いや導入のメリット、対象業務を解説
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