採用ノウハウ - レバテック|エンジニア&クリエイターの採用情報サイト
無料IT人材の採用に関わるすべての方へ

エンジニアの採用やプロジェクト予算の策定において、人月単価の把握は欠かせません。しかし、「相場が分からず適正な単価設定に悩む」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、フリーランスの人月単価を職種や言語別に紹介します。単価に影響する条件についてもまとめました。開発の質を落とさずコストを削減する方法も提案します。予算設計とコスト削減にお悩みの方は、ぜひご覧ください。

「レバテック」は業界歴20年のIT人材専門エージェントです。中途採用、フリーランス(業務委託)、派遣、新卒採用など、採用ニーズに合わせて70万人を超える登録者の中から最適な人材をご紹介します。
レバテックについて詳しく知りたい方は、こちらからサービス資料をダウンロードしてください。
目次
「人月単価」とは、エンジニア1人が1ヶ月間プロジェクトに従事する際にかかる費用のことです。開発を外注する際、提示された見積金額が適正かどうかを見極めるためには、人月単価の計算方法を理解しておく必要があります。ここでは、人月単価の計算方法や、月給との違いを解説します。
人月単価を求める計算方法は、以下のとおりです。
| 1人あたりの人月単価が50万円で、3人のエンジニアを3ヶ月間雇う場合 【人月の計算】3人×3ヶ月=9人月 【総額の計算】50万円×9人月=450万円 |
ただし、これはあくまで単純計算の例です。実務では、個々のエンジニアのスキルレベルや、企業ごとの単価設定が異なるため、このように単純な計算にはならないことがほとんどです。
人月単価は、エンジニアに支払われる月給とは異なる概念です。それぞれの概要は以下のとおりです。
人月単価は、エンジニア本人への報酬(人件費)だけで構成されているわけではありません。提供元である開発会社の利益やオフィスの維持費といった間接経費が上乗せされているため、一般的な月給水準よりも高額になります。
エンジニアの採用にお困りですか? レバテックフリーランスなら即戦力エンジニアが最短1週間でチームに参画!
⇒レバテックフリーランスの資料を見てみたい
ここでは、レバテックのデータをもとにフリーランスの人月単価の相場を紹介します。同じIT系人材でも、職種や言語によって人月単価が異なるので確認していきましょう。
レバテックの2024年1月のデータによると、職種別の人月単価相場は以下のとおりです(週5日フルタイムで稼働した場合)。なお、単価はフリーランスのスキルや経験によっても変動します。
| 職種 | 人月単価相場 |
| ネットワークエンジニア | 65万円~75万円 |
| クラウドエンジニア | 80万円~90万円 |
| プロジェクトマネージャー(PM) | 85万円~95万円 |
| データサイエンティスト | 75万円~85万円 |
| コンサルタント | 90万円~100万円 |
この単価相場から、希少性が高い職種ほど単価が高くなる傾向が見えてきます。プロジェクトマネージャーやコンサルタントは90万円前後と比較的高額です。
詳しい単価については、以下のページから資料をダウンロードできます。
【スキル別】フリーランスエンジニアの単価一覧
レバテックの2025年7月時点のデータによると、バックエンドエンジニアの開発言語別の人月単価相場は以下のとおりです(週5日フルタイムで稼働した場合)。なお、単価はフリーランスのスキルや経験によっても変動します。
| 言語 | 人月単価相場 |
| Java(BtoC) | 75~85万円 |
| TypeScrip(サーバー) | 80~90万円 |
| PHP(ソーシャルゲーム以外) | 70~80万円 |
| Python | 75~85万円 |
| Ruby | 80~90万円 |
| Go | 85~95万円 |
| C#/C#.NET | 65~75万円 |
比較的新しい言語でまだ使いこなせる人材が少ないGoや、AI開発で使用されるPythonは単価が高めです。
スピーディーな人材確保を実現する「フリーランス活用」とは?
フリーランス活用を進めるための具体的なステップを紹介!
⇒ベンダー・SIerの変革とフリーランス活用事例
人月単価は、いくつかの要素によって変動します。ここでは、人月単価に影響を与える主な要素について解説します。
人月単価を決める大きな要素は、エンジニアのスキルと経験年数です。経験豊富でスキルが高いエンジニアほど単価は高くなる傾向にあります。たとえば、要件定義や基本設計などの上流工程を担える業務知識や設計スキルを持ったエンジニアは、比較的単価が高いでしょう。
開発会社の規模によっても、人月単価の相場が変わります。一般的に、大手開発会社に依頼すると人月単価が高くなる傾向にあります。その理由は主に以下の3つです。
そのため、依頼する場合は予算や品質などを複数社で比較し、より最適な選択がないか検討しましょう。
地域による物価や賃金水準の違いも、人月単価に大きく影響を与える要素の1つです。たとえば、首都圏や大都市では物価が高く、エンジニアの給与水準も高いため、必然的に人月単価は高くなる傾向にあります。
一方、地方は首都圏と比べて物価が低いため、人月単価も比較的低い傾向です。さらに、オフショア開発でアジアの新興国のエンジニアに依頼する場合は、日本国内より低い単価で開発を進められる可能性があります。ただし、昨今の円安や現地の人件費高騰により、かつてほどのコスト削減メリットが得られないケースも増えています。
オフショア開発の詳細については、後述の「ニアショア・オフショア開発の活用を検討する」を参考にしてください。また、以下の記事では地方のエンジニアを活用する具体的なメリットを紹介しています。
地方エンジニアを活用するメリット!注意点やおすすめの採用手法も解説
エンジニアの需給バランスや、特定の技術に対する市場ニーズによっても単価は変動します。人手不足が深刻な技術分野や、急速に需要が伸びている開発言語は、単価が上がりやすい傾向にあります。
たとえば、AI開発やクラウドインフラ、ブロックチェーンなど、最新技術を扱えるエンジニアの単価は比較的高めです。一方、従来型の技術については、市場価格が安定している傾向にあります。

システム開発のコストを適切に管理するため、人月単価の最適化は重要な課題です。ここでは、人月単価を最適化するための主な戦略を解説します。
フリーランスは特定の期間やプロジェクトに限定して契約を結べるため、特定フェーズでのみ人材が欲しいときに活用すれば開発の効率化とコスト最適化の両立を実現できます。
「個人と契約を結ぶのは不安」と思う方もいるかもしれませんが、レバテックの調査では、DXを推進する企業の約65%がITフリーランスを活用していることが判明しています(回答数:「DX推進に取組んでいる」と回答した方429名)。フリーランスの活用領域については、以下のグラフをご覧ください。

引用元:DX推進におけるITフリーランス活用が進む、 AI・データ分野での活用は約6割|レバテック
「システム・アプリ開発(64.9%)」のほか、「データ活用・AI導入(58.9%)」での活用も目立ちます。多くの企業が高度なスキルを持つフリーランスと協働し、IT領域の変化のスピード感に対応していることが分かるでしょう。
参考:DX推進におけるITフリーランス活用が進む、 AI・データ分野での活用は約6割|レバテック
DX人材の確保を実現する「フリーランス活用」とは?
フリーランスとDXを進めるための具体的なステップを紹介!
⇒DX先進企業のフリーランス活用事例集を無料でダウンロードする
中間コストを削減することで、人月単価を抑えられる可能性があります。大手ベンダーを利用する場合、中間マージンや間接部門のコストが上乗せされていることが少なくありません。もちろん、大手ベンダーの間接部門は、品質保証や大規模プロジェクトの安定的な推進のために重要な役割を担っており、「無駄なコスト」とはいえないでしょう。
ただ、コスト効率を重視する場合やプロジェクト規模が比較的コンパクトな場合は、小規模なベンダーを活用することで中間コストを削減できる可能性があります。小規模なベンダーは大手と比較して間接部門が少なく、同じスキルレベルのエンジニアであっても人月単価を抑えられるケースがあります。
人月単価を抑えるための選択肢として、ニアショア開発やオフショア開発の活用も考えられます。

それぞれの詳しい特徴は以下のとおりです。
ニアショア開発は、地方の企業に業務を委託する手法です。国内企業との取引なのでコミュニケーションが円滑に進められる特徴があります。ただし、地方ではIT人材の絶対数が限られているため、数十名単位の大規模な開発体制をスピーディーに構築したり、一度に大量の人材を確保したりするのが困難な側面があります。
オフショア開発は海外の企業や現地法人に業務を委託する手法です。従来は人件費を削減できる方法として知られていましたが、前述したように、昨今の円安や現地の人件費高騰の影響でコスト面でのメリットは薄れつつあります。ただ、国内の深刻なIT人材不足を考えると、IT人材を確保するには有効な手段です。
最近では、ニアショア開発を軸にしつつ、状況によって海外の人材をスポットで組み合わせるハイブリッド型の体制でコストと人員を最適化する動きがトレンドとなっています。ニアショア・オフショア開発の詳しい内容について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
ニアショア開発とは?オフショア開発との違いやメリットやデメリットを解説
人月単価の相場を把握した上で、開発会社との価格交渉を行うのも有効な戦略です。交渉にあたっては、市場動向やエンジニアのスキルレベルを考慮した妥当な単価の提案を意識し、大幅な値下げ要求は避けるのがポイントです。無理な値下げを求めた結果、開発会社側が利益を確保するためにアサインするエンジニアのスキルランクを下げたり、体制を縮小したりして開発品質が低下するリスクがあります。
外注先をプロジェクト成功のためのパートナーと捉え、互いに納得感のあるwin-winの関係を目指して交渉を進めましょう。
以下の記事では、フリーランスエンジニアと単価交渉する場合の注意点を紹介しています。
フリーランスエンジニアと単価交渉するには?タイミングや気をつけたい点
エンジニアの採用にお困りですか? レバテックフリーランスなら即戦力エンジニアが最短1週間でチームに参画!
⇒レバテックフリーランスの資料を見てみたい
ここでは人月単価に関するよくある質問に回答していきます。
人月単価とは、エンジニア1人が1ヶ月間プロジェクトに従事する際にかかる費用のことです。単なる人件費だけではなく、エンジニアの提供元である開発会社の利益やオフィスの維持費といった間接経費が含まれています。
レバテックフリーランスの保有データによると、ネットワークエンジニアの単価相場は65~75万円、PMは85~95万円程度となっています(2024年1月時点、週5日フルタイムで稼働した場合)。実際の単価は担当する業務内容やスキルレベル、経験年数によって大きく変動するため、あくまで一例として参考にしてください。

最短当日にオンライン打ち合わせ
初めてのフリーランス活用のご相談もお気軽にお問い合わせください。
お急ぎの方はお電話にてお問い合わせください (受付時間: 平日9:00 ~ 18:00)
050-5526-9835