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「キャラクターデザインを依頼したいけど、相場が分からない」
「予算をどれくらい確保すべきか悩んでいる」
このような疑問や悩みを抱えていませんか?
キャラクターの制作を検討する際、適正な費用感を把握しておくことは非常に重要です。
本記事では、企業のブランディングや販促活動にキャラクターを活用したい担当者の方へ向けて、キャラクターデザインの費用相場を費目別・制作物別に詳しく解説します。
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目次
キャラクターデザインを依頼する際、事前に相場を把握しておくと、適切な予算計画を立てることができます。ここでは、キャラクターデザインの依頼にかかる費用相場を、費目別・制作物別に分けて詳しく解説します。
ここでは、キャラクターデザインを依頼する際の費用相場を費目別に紹介します。主な費目と費用相場は以下のとおりです。
費目 | 費用相場 |
ディレクション費 | 1~5万円程度 |
デザイン費 | 3~10万円程度 |
ポーズ追加費 | 6,000~2万円程度 |
修正費 | デザイン費の10%程度(1回ごと) |
著作権譲渡費 | 非公開な場合が多い |
商標登録代行費 | 6~15万円程度 |
各費目の詳細については、下記で詳しく解説していきます。
キャラクターデザインの企画や進行管理のディレクションにかかる費用相場は、1~5万円程度です。ディレクションとは、具体的にどのようなキャラクターにしたいか方向性を決める工程を指します。具体的には、以下のような作業が含まれます。
なお、依頼先によっては、デザイン費にディレクション費が含まれているケースもあります。見積もりを依頼する際には、ディレクション費が別途かかるのか、デザイン費に含まれているのかを確認すると良いでしょう。
デザイン費の相場は3~10万円程度です。デザイン費とは、キャラクターの実際の制作作業にかかる費用のことです。
デザイン工程には、主に以下のようなステップが含まれます。
一般的なデザイン提案数は、3案程度です。しかし、会社によって提案数が異なる場合があります。また、追加の提案には、別料金が発生する場合もあるため、依頼する前に確認しましょう。
ポーズ指定や追加にかかる費用相場は6,000円~2万円程度です。これは、デザインされたキャラクターに対して、異なるポーズを追加する際にかかる費用です。
たとえば、歩いているポーズ、走っているポーズ、手を振っているポーズなど、それぞれのポーズごとに追加料金が発生することがあります。ただし「2ポーズまでは追加可能で、3ポーズ目から追加費用がかかる」といった場合もあるため、契約内容をよく確認することが大切です。
修正にかかる費用相場は、デザイン費の10%程度とされています。修正費とは、一度納品されたデザインに対して、修正が必要になった場合にかかる費用で、1回の修正につきこの費用で対応されます。
デザイン費には、3回程度の修正費が含まれているケースが一般的です。それ以上の修正が必要な場合は、追加料金が発生する可能性があるため、依頼時に無料で修正できる回数の上限を確認しておくことをおすすめします。
著作権譲渡費については非公開とされていることが多く、案件内容やキャラクターのオリジナリティによって大きく変動します。著作権譲渡費とは、制作されたキャラクターの著作権を依頼者側に完全に移転するための費用です。
特に商用利用を考えている場合は、著作権の扱いについて見積もり段階でしっかりと確認しておきましょう。著作権を譲渡してもらわない場合、将来的な利用範囲に制限がかかる可能性があります。
商標登録代行費の相場は、6~15万円程度です。
商標登録代行費とは、作成したキャラクターを商標として登録する際の手続きを代行してもらうための費用です。この費用は「特許庁への申請費用」と「代行手数料」から構成されています。
自社で手続きをするか代行してもらうかは、費用と手間を考慮して比較検討すると良いでしょう。ただし、専門知識が必要な手続きなので、知識を持つ人材が社内にいない場合は代行を依頼するほうが確実です。
キャラクターの用途によっても、必要な費用は変わってきます。制作物別の費用相場は以下のとおりです。
制作物 | 費用相場 |
企業マスコット・販促用キャラクター | 10~50万円程度 |
ゲームやVtuberで利用するキャラクター | 5~20万円程度 |
企業マスコットや販促用のキャラクターは、10~50万円程度の費用が目安です。多くの媒体での展開やキャラクターグッズへの流用などを前提としているため、活用幅の広さによって価格が変動します。
一方、ゲームやVtuberで利用するキャラクターの費用相場は、5~20万円程度です。特にVtuber用のキャラクターの場合、3Dモデリングを別途依頼する必要があると、さらに費用は高額になることがあります。
ただし、これらの価格はあくまで目安であり、依頼先や依頼内容によって大きく変わる可能性があるため注意が必要です。
キャラクターデザインの費用は、依頼先によっても相場や特徴が異なります。ここでは、制作会社への依頼とフリーランスへの依頼の2つのパターンについて解説します。
制作会社に依頼する場合、依頼する工程によって費用が異なります。フェーズ別の依頼費用相場は以下のとおりです。
依頼工程 | 費用相場 |
コンセプトの設定から依頼 | 20~50万円程度 |
デザインの書き起こしから依頼 | 5~30万円程度 |
デザインの仕上げのみ依頼 | 5~15万円程度 |
コンセプトの設定から依頼する場合、工程が多く、期間もかかるため20~50万円程度かかります。一方で、コンセプトやデザインの設定が決まっており、仕上げだけを依頼する場合は5~15万円程度に抑えることが可能です。
制作会社に依頼すると、以下のようなメリットがあります。
ただし、個人に依頼するよりも費用が高くなる傾向があるため注意が必要です。
デザインを業務委託する場合のデザイン会社とフリーランスの違いについて詳しく知りたい方は、下記もあわせてご覧ください。
デザイナーに業務委託する料金相場|フリーランスとデザイン会社との違い
フリーランスに依頼する場合の費用相場は、1~10万円程度です。中には3,000円程度から引き受けているフリーランスもいます。しかし、これはあくまで相場であり、依頼内容やフリーランスのスキル、実績などによって違います。
たとえば、レバテックのデータによると、キャラクターデザインカテゴリの単価は、週5日フルタイム稼働の場合で、45~55万円/月です。
フリーランスに依頼する特徴としては、以下が挙げられます。
一方で、トラブル発生時に解決に時間がかかる場合もあります。依頼前に実績やレビューをよく確認することが重要です。
フリーランスにデザインを外注する際の料金相場や依頼手順について詳しく知りたい方は下記記事をご覧ください。
フリーランスにデザインを外注する際の料金相場は?依頼手順と費用削減方法
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キャラクターデザインの依頼費用は、さまざまな要素によって変動します。主に以下の4つの要素が費用に影響します。
デザインの品質や細かい書き込み、イラストタッチを指定する場合、費用が上がります。たとえば、シンプルなイラストよりも緻密に描き込まれたデザインを希望すれば、それだけ作業工数が増えるため、費用が高くなりやすいです。
また、特殊なタッチや表現技法を求める場合も、専門性の高いクリエイターに依頼する必要があり、費用増加につながることがあります。費用をおさえたい場合は、シンプルなデザインや一般的なタッチを選択しましょう。
キャラクターの基本デザインに加えて、ポーズのバリエーションの追加や、持たせるアイテムなどを指定すると、追加費用がかかることが多い傾向です。たとえば、「立ちポーズ」だけでなく「走っているポーズ」「座っているポーズ」など複数のポーズを希望する場合は、それぞれに追加料金が発生する可能性があります。
同様に、キャラクターが持つアイテム(武器や小物など)の数によっても費用は変わってきます。必要最低限のポーズやアイテムに絞ることで、コストを抑えることが可能です。
デザイナーやイラストレーターの知名度や実績によって、料金は大きく異なります。有名なクリエイターや多くの実績を持つデザイナーほど、高い費用設定をしている傾向があります。
ただし、知名度が高いからといって、理想どおりのデザインを作成してもらえるわけではありません。自社のニーズに合ったクリエイターを選ぶことが大切です。
納期は依頼費用を左右する重要な要素の1つです。特に短納期を希望する場合、通常よりも高い費用が設定されることがあります。これは、クリエイターがほかの仕事を調整したり、短期間で集中して作業したりする必要があるためです。
スケジュールに余裕をもって依頼することで、追加料金を抑えられる可能性があります。ただし、あまりにも長すぎる納期を設定すると、デザイナーのモチベーションが下がり、デザインの質が落ちてしまうリスクもあるため、適切なバランスが必要です。
キャラクターデザインを効率的に、そして費用を抑えて依頼するためには、事前の準備が重要です。以下の4つのステップを押さえておきましょう。
キャラクターのコンセプトからディレクションを依頼すると、費用がかさみます。そのため、費用を抑えるには依頼する前に自社内でターゲット層などを明確にしておくことがおすすめです。
たとえば、「20代~30代の女性をターゲットにした、親しみやすく、かつ信頼感のあるキャラクター」というように、できるだけ具体的に設定しておくことで、ディレクション費を抑えることができます。
キャラクターを制作する目的を具体的にしておくことも重要です。これは、ニーズに合ったキャラクターデザインを制作してもらうために必要な情報だからです。
目的が具体化されていないと、デザイナーに意図が正確に伝わらず、何度も修正を重ねることになり、結果的に費用がかかってしまう可能性があります。デザイナーと方向性のすり合わせをスムーズに行うためにも、目的は明確にしておきましょう。
キャラクターを使用する媒体をすべて明確にしておくことも大切です。Webサイトだけで使うのか、印刷物にも使うのか、動画コンテンツに展開するのかなど、使用媒体やその数によって費用が変動します。事前にすべての媒体を洗い出して伝えておくと、あとから追加費用が発生するリスクを減らすことができるでしょう。
予算と納期を決めておくと、制作依頼の交渉や依頼工程の確認がしやすくなります。特に予算については、「この予算内でどこまでできるか」という交渉が可能になるため、事前に社内で合意を得ておくことが重要です。
上記の詳細をすべて決めて、依頼先に共有することで、お互いの認識のズレを防ぎ、スムーズな制作進行につなげることができます。
また、価格を抑えてキャラクターデザインを依頼したい場合は、フリーランスの活用もおすすめです。フリーランスに依頼することで、制作会社よりも費用を抑えつつ、自社の要望に沿ったデザインを得られる可能性があります。
前述のとおり、制作会社に依頼すると、コンセプト設定から依頼する場合は20~50万円程度かかります。一方、フリーランスの場合は1~10万円程度におさえることが可能です。
キャラクターデザインに特化したフリーランスであれば、専門性を活かした質の高い制作物を、適正価格で提供してくれることが期待できます。ただし、フリーランスに依頼する際は、実績やポートフォリオをしっかりと確認することが大切です。安さだけで選ぶとクオリティや納期遅延などのトラブルにつながる可能性もあるため注意が必要です。
レバテックフリーランスのようなマッチングプラットフォームを活用すれば、実績が確かな人材と効率的に繋がることができます。プロジェクト内容や予算に応じて最適なクリエイターを紹介してもらえるので、初めてフリーランスに依頼する企業でも安心して利用できるでしょう。
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最後に、キャラクターデザインの費用相場に関するよくある質問とその回答を紹介します。
キャラクターデザインのみの費用は、一般的に3~10万円程度が相場です。デザイン費自体に、3案程度の提案数と3回程度の修正工程が含まれているのが一般的です。
しかし、制作物の種類、依頼先、活用する媒体によって大きく変動します。ポーズの指定や納期によっても変わるため、あくまで相場として参考にしてください。
キャラクターデザインをフリーランスに依頼する場合の相場は、1~10万円程度です。レバテックフリーランスのキャラクターデザインカテゴリでは、週5フルタイム稼働で月45~55万円が相場です。フリーランスは直接やり取りでき、柔軟な対応が期待できますが、トラブル発生時に解決に時間がかかる場合もあるので注意しましょう。
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