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ITアウトソーシングの活用に迷っている方は多いのではないでしょうか?
ITアウトソーシングを行えば、社員がコア業務に集中できたり、IT業務に費やすコストが削減できたりするメリットがあります。活用を迷う場合は、メリットとデメリットを比較したうえで導入を決めてはいかがでしょうか。このコラムでは、アウトソーシング先を選ぶ際のポイントや業務を委託する際の注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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目次
ITアウトソーシングとは、ITに関わる業務の一部または全部を外部の企業に委託することを指しています。近年は、ITを使って業務を効率化したり、ITを取り入れたサービスを展開する企業が増えており、多くの業界でITアウトソーシングが活用されています。
経済産業省が「DXレポート ~ITシステム『2025年の崖』克服とDXの本格的な展開~」で指摘するように、デジタル技術の活用で新たなビジネスモデルを創出するDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は、多くの企業にとっての課題です。ただ、企業によっては社内にIT人材がいないため、最近はDXを進めるためにITアウトソーシングを行う企業が増えています。
ITアウトソーシングは、主に以下の5種類の業務に分けられます。
フルアウトソーシングは、業務の一部ではなくすべての工程を外部に委託することです。IT業務には、主に企画・要件定義・開発・運用の工程があり、フルアウトソーシングではこれらを一貫して外部に委託します。
運用では、サーバーやOSといったインフラの運用業務を委託します。
ホスティングでは、外部のサーバーを借りて運用や保守を委託します。
ハウジングは自社で用意したサーバーを委託先の企業に預けることです。ハウジングは自社でサーバーを用意するので自由に機材を選定できますが、運用は自社で行います。
ヘルプデスクでは、顧客からの電話やメールでの問い合わせを外部に委託します。「社内ヘルプデスク」のアウトソーシングでは、社内からの問い合わせ対応を委託するので情報システム部門の負担を減らせます。
アウトソーシングでは、アウトソーシングの専門企業が業務の一部を代行します。一方、SES(システム・エンジニアリング・サービス)は、SES企業が客先のオフィスに自社のIT人材を常駐させ、常駐する人材が開発や保守などの業務を行うサービスです。
ITアウトソーシングでは業務の遂行や成果物に対して対価が発生しますが、SESでは派遣された人材の作業時間や工数に対して対価が発生する違いがあります。
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ITアウトソーシングを検討する場合、メリットとデメリットの両方を把握しておくと良いでしょう。
ITアウトソーシングには、以下のようなメリットがあります。
IT関連の業務に従事する社員の工数を削減できるほか、機器やソフトウェアにかかっていた設備費を削減できる場合もあります。IT人材の採用にコストをかけていた場合、人材を採用・配置するコストも削減できるでしょう。
IT技術は移り変わりが激しく、一度IT人材を採用・育成した後も継続的に教育を行い時代に合ったスキルを習得させる必要があります。
非IT企業の場合、IT人材の採用や育成にコストをかけるより、ITアウトソーシングを活用した方が低コストで最新のIT技術に対応できる可能性が高いでしょう。
ノンコア業務をアウトソースすることで、社員がより重要度の高いコア業務に専念できます。運用や保守、問い合わせへの対応を外部に委託すれば、コア業務に割ける時間が増えるほか、新しい技術の習得にかけられる時間を確保できるでしょう。
ITアウトソーシングを行う企業はITに関する専門的な知識を持っているため、社内にはない専門的な技術を活用して事業の成長につなげられます。
一方で、ITアウトソーシングには以下のようなデメリットもあります。
外部に業務を委託すると社員がIT関連のノウハウを身につける機会が失われます。アウトソーシングを活用する場合は、「自社でも業務内容を把握しておく」「コア業務は社内で行う」といった対策が必要です。
ITアウトソーシングにあたっては、外注先の選定や相手企業とのすり合わせといった準備が必要です。実際に業務が開始されるまでに予想以上の手間と時間がかかり、「自社で対応した方がコストがかからなかった」という結果も考えられます。
アウトソーシングを活用する際は、費用だけではなく手間を含めた全体のコストを考慮し費用対効果を判断すると良いでしょう。
自社の業務を外部に委託すると、情報漏洩リスクが生じるのは避けられません。顧客情報といった機密情報の流出を防ぐには、事前に秘密保持契約を結んだり、アウトソーシング先が閲覧できる情報を制限したりすると良いでしょう。また、プライバシーマークを取得している企業と取引を行うといった対策も有効です。
アウトソーシング先の業務レベルが低いと、自社で行うよりもかえって業務の質が下がったり、トラブル対応に時間がかかったりすることが考えられます。トラブル対応に時間を割くと社内の業務が停滞し、アウトソーシングをしているにも関わらず生産性が下がることになりかねません。
業務を外注する際は、コスト面だけではなく相手企業の得意分野や実績を確認してから委託することが重要です。
関連記事:【企業向け】エンジニア派遣のメリットとは?費用や利用の流れも解説
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ITアウトソーシングを活用する際は、次のポイントに気をつけると良いでしょう。
運用といった業務の一部を委託するのか、企画・開発から運用まで一連の業務をフルアウトソーシングするのか、自社の人員やアウトソーシングにかけられる予算を考慮したうえで判断しましょう。
委託する業務内容を整理したら、候補となる企業が外注したい業務の専門性を持っているか、公式Webサイトでサービス内容や実績を調査しましょう。
料金が安い外注先が見つかったとしても、業務の遂行能力が低いとトラブル対応で時間がかかることが考えられます。コストだけに着目するのではなく、品質とコストのバランスを考えたうえで委託先を決めるのが賢明です。
委託先が決まったら、運用設計について話し合うことが大切です。事前に作業フロー図や作業手順書などを作成しておくことで、スムーズに導入を行えます。
ITアウトソーシングの導入時には、業務内容や業務範囲、トラブルが発生した際の責任の所在を明確にしましょう。サービスの品質について明確にしておくと、運用開始後に思ったような品質が実現されないといったトラブルを防げます。
運用開始前に相手企業と話し合い、セキュリティに関する取り決めを行いましょう。作業を行う場所や機密情報を取り扱う人員の数を確認することも必要です。共有する情報についてはその内容や範囲を事前に見直し、問題がないか確認します。
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IT業務を外部に委託したいと考えている場合、個人で活動するフリーランス人材を活用するのも有効です。
フリーランスは企業に委託するのと比べて、依頼から稼働開始までのスピードが早いことがメリットです。企業へのアウトソーシングでは開始までにひと月単位の時間がかかることもありますが、フリーランスであればお互いの合意があれば即日作業を開始できます。また、窓口が一つなので進捗確認がしやすく、スムーズにコミュニケーションがとれるでしょう。
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