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「中途採用の応募者が集まらない」「優秀な人材を採用したいが、方法がわからない」
そんな悩みや疑問を抱えていませんか?
中途採用の母集団形成を行うことで、企業が求める人材の採用応募者を効果的に増やすことが可能です。
この記事では、中途採用における母集団形成が重要視されている理由や、母集団形成を成功させるための具体的な方法、重要なポイントについて解説します。中途採用活動に難航している場合は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
中途採用の母集団形成とは、自社の中途採用求人に興味関心をもつ求職者を多く獲得する活動のことです。
採用における母集団とは、「自社の求人情報に関心を持つ集団」のことを指し、「求人募集への応募者」となりうる集団のことを指します。つまり、中途採用の母集団を増やすことは、中途採用活動を成功に導くカギとなります。
中途採用の母集団形成を成功させるためには、新卒採用との違いを知っておく必要があります。
主な違いは、以下の表のとおりです。
中途採用と新卒採用では、そもそも対象が異なるため、選考基準や採用スケジュールに違いがあります。母集団形成やアプローチの方法も変わってくるので、双方の違いを押さえておきましょう。
近年、中途採用活動において、母集団形成が重要視されています。主な理由として、次の3つが挙げられます。
以下、詳しく解説していきます。
中途採用の母集団形成が重要視されている理由の1つとして、昨今、中途採用市場の競争が激化していることが挙げられます。
特に、IT人材の中途採用市場においては、IT需要が拡⼤している一方で、国内のIT人材の供給力は低下傾向にあります。経済産業省が2019年に発表した資料では、2030年には最大で約79万人のエンジニアが不足するとされています。
このため、中途採用で優秀なIT人材を確保するためには、はやいうちから母集団形成を行いアプローチをかけていくことが重要になります。
出典元:経済産業省 ーIT人材に関する調査ー (2019年3月)
母集団形成を適切に行うことで、自社とのマッチ度が高い人材を採用しやすくなります。
理由は、母集団形成を行う際にペルソナや採用基準などを明確に定めることで、企業が求める人物像に近い候補者をあらかじめ集めておくことができるためです。形成した母集団と定期的に接触することで、候補者の比較がしやすくなり、より自社にマッチした人材を採用することが可能になります。
また、入社後のミスマッチも防ぎやすくなるため、定着率の向上も期待できます。
中途採用の母集団形成を行うことで、採用活動を計画的に進められることも理由の1つです。
特に、中途採用においては、短い期間で採用を行う必要があります。母集団形成を行うことで、あらかじめ設定した目的や選考基準をもとに、逆算してスケジュールを策定できるため、スムーズに採用活動を行うことが可能になります。
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中途採用における母集団形成の流れについて、5ステップで解説します。
まずは、中途採用の目的や目標を明確にしましょう。
「なぜ中途採用を行わなければならないのか」「何名の中途採用者を確保する必要があるか」など、目的や目標を明確化することで、企業が求めている人材像をイメージしやすくなります。
また、ここで採用人数の目標値などを定めておけば、そこから逆算して、計画的に採用活動のスケジュールを立てることができます。
次に、中途採用者のペルソナを設計します。
ペルソナを設計することで、選考基準がより明確にできるため、求める人材へのアプローチや採用応募者を比較する際の検討がしやすくなります。
中途採用の場合は、スキルや経験のほか、仕事への価値観やコミュケーション力などといった求める人材の要素をまとめます。自社の掲げる理念や社風とのマッチング度合いなども要素になるでしょう。
採用におけるペルソナ定義のメリットや設計方法などについては、下記記事で解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
採用におけるペルソナの設計方法は?作成のメリットやフォーマットも紹介
1で設定した採用目的と目標値をもとに、逆算して採用スケジュールを策定します。
募集期間、書類選考、面接などの各プロセスにかかる時間、社内の繁忙期などを考慮し、無理のないスケジュールを組みましょう。また、中途採用は新卒採用と比べて、短期間で行われる場合が多いことを意識することも大切です。
適切なスケジュール管理により、採用活動全体の見通しが立ち、候補者との良好な関係構築にもつながります。柔軟性を持ちつつ、明確なタイムラインを設定することで、効果的な母集団形成が可能になるでしょう。
設計したペルソナや設定したスケジュールをもとに、母集団形成のための最も効果的な採用方法を検討します。費用が発生する採用方法もあるため、コスト面についても考慮しておきましょう。
採用方法にはさまざまな種類があります。詳しくは、次章「中途採用の母集団形成のための具体的な方法」で解説します。
募集結果の検証を行い、見直すべき点があれば改善していきましょう。
検証では、応募者数などの設定した目標の達成率やペルソナ像とのマッチ度などを分析し、問題があった部分は見直していく必要があります。
より質の高い中途採用活動を行うためには、母集団形成後にただ応募を待つだけでなく、継続的に検証や改善を繰り返すことが重要です。
ここでは、中途採用の母集団形成に有効な採用方法について、詳しく解説します。
母集団形成が行える採用方法にはさまざまな種類がありますので、メリット・デメリットも含め、6種類の手法をご紹介します。
求人媒体(求人サイト)は、メディアに求人情報を掲載して、求職者を募る方法です。
メリットは、転職に意欲的な求職者が閲覧するため、母集団となる多くの人に閲覧してもらいやすいことです。さらに、求職者がサイト内からエントリーすることで求職の意思表示を得られるため、母集団形成がしやすいこともメリットです。
また、中には中途採用に特化したサイトや、IT人材に特化したサイトもあるので、ターゲットとする層の求職者の目にも留まりやすいでしょう。
一方で、デメリットとしては、多数の求職者の目に触れるため、求める人材像とのマッチ度が低い求職者からの応募も含まれることです。また、多数の企業が掲載しているため、知名度が高い企業に応募が集中しやすく、ほかの求人に埋もれてしまう場合もあるでしょう。
ダイレクトリクルーティングは、企業が求職者へ直接コンタクトをとり、スカウトする方法です。
具体的な方法としては、求職者が登録されているデータベースから、自社とマッチする人材にスカウトメールを送信し、面談や選考などにつないでいきます。
メリットは、企業が求める人材に直にアプローチできるため、自社の選考基準にマッチしやすく、質の高い母集団形成が可能なことです。
デメリットとしては、日常的なデータベースのチェックやスカウトメールの送信など、採用担当者の業務負担が大きいことです。
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人材紹介会社から、選考基準に合致した人材を紹介してもらえるサービスです。転職エージェントとも呼ばれます。
メリットは、企業が求める人物像とマッチした人材を獲得しやすいことです。マッチングによる紹介のため、母集団の数よりも質の高い人材を獲得することを重視した方法といえるでしょう。
料金体系は、採用が成功した時点で費用が発生する成功報酬型が多いため、採用に至るまでのコストは無駄になりにくいと考えられます。
一方で、デメリットは、紹介数が多いとは限らないことと、人材紹介会社を間に挟むため、採用に至るまでに時間がかかる場合があることです。
転職イベントや合同説明会に企業が参加・出展し、自社の魅力をPRして母集団形成を行う方法です。
メリットは、イベントの企業ブースや説明会に参加した求職者に対し、プレゼンテーションや資料配布を通じて、直接的にPRが可能なことです。
デメリットは、多くの企業が参加していることから、企業の知名度によっては、集客が見込めない可能性があることです。
リファラル採用は、自社の社員に、知人を紹介してもらう方法です。
メリットは、社員に紹介してもらえるので、費用をかけずに済ませられることや、求める人材とのマッチ度が高くなりやすいことです。
デメリットは、万が一、自社とミスマッチだった場合に、不採用しづらいことです。
母集団形成の観点では、数よりも質に重きを置く手法となるため、母集団を広く集めたい場合は、他の手法と組み合わせることをおすすめします。
SNSを利用して母集団形成を行う方法です。ソーシャルリクルーティングとも呼ばれます。
メリットは、比較的低コストで運用できることと、SNSユーザーに対し、DM機能を利用してコンタクトを取ることができるので、求める人物像の求職者に直接アプローチが可能なことです。
デメリットは、SNSアカウントで自社の魅力をアピールすることが重要であるため、継続的に魅力的なコンテンツを発信する必要があり、担当者の業務負担が増加することです。
エンジニアの採用方法や成功のポイントについては、下記記事で解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
エンジニアの採用方法8選!人材確保が難しい理由や成功のポイントを解説
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中途採用の母集団形成とは、自社に興味関心を持つ求職者を増やすための取り組みです。
母集団形成を成功させるため、以下、重要なポイントを解説します。
中途採用の母集団形成においては、自社に適した採用方法を選択することが重要です。
具体的には、あらかじめ設定した目的やペルソナに対して、求人広告や人材紹介会社の活用、SNS採用などから適切なアプローチ方法を選択しましょう。コスト面や規模感などを考慮することも忘れてはいけません。
また、母集団の数と質のどちらを重視するかによっても、選択は変わってきます。各手法のメリット・デメリットを理解し、自社の目的に沿ったものを選びましょう。
母集団形成の時点でターゲットを絞り込みすぎないことも大事です。ターゲットを絞り込みすぎると、結果的に求める人材が集まらず、採用活動が失敗してしまう恐れがあるためです。
まずは、母集団の数を増やし、徐々に選定していくことを意識しましょう。また、ペルソナ設計の際に、求める人材条件に対して優先順位をつけておくことも有効です。
中途採用の母集団形成は、通年で採用が可能なため、新卒採用と比べて母集団形成に時間をかけすぎないようにしましょう。
母集団形成に時間をかけすぎると、競合他社に先を越される可能性があるため、短期集中型で母集団形成を進めることが大事です。
求める人材像の確保や採用後のミスマッチを防ぐには、母集団形成の段階で求職者と良好な関係を築くことが重要になります。
ダイレクトリクルーティングのスカウトメール、SNSの発信の際には、自社に対して良い印象を持ってもらうことを意識してアプローチしましょう。
中途採用の母集団形成は、1つの方法に絞らず、複数の方法を組み合わせることも有効です。
中途採用の対象者はそもそもの母数が少ないため、まず自社の認知がされていなければ、母集団に加わってもらえません。そのため、複数の方法を組み合わせてあらゆるアプローチを行い、自社の認知度を高めましょう。
母集団形成の段階からターゲットの質にこだわることで、採用活動を効率的に進められます。
たとえ数を集められても、その質が良くなければ、結局採用の手間やコストがかかってしまいます。あらかじめ求職者のペルソナ設定を明確にしたうえで、ターゲットの質まで重視することが重要です。
中途採用の方法やトレンドなどの詳細については、下記記事で解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
【13選】中途採用の方法を紹介!トレンドや各手法のメリット・デメリットを解説
ここでは、中途採用の母集団形成について、よくある質問とその回答を紹介します。
同様の疑問を持つ方は参考にしてみてください。
中途採用の母集団形成が難しい理由は、新卒採用と比較すると、採用期間が短く、情報収集や採用活動に十分な時間を使えないことです。
そのため、母集団形成にあまり時間をかけすぎないよう、短期間で効率良く進めることを意識しましょう。
中途採用の母集団形成は、短期間で迅速に対応することが大切です。そのためには、採用の目的やペルソナをしっかりと設定しましょう。これらを明確にすることで、逆算して計画的にスケジュールを立てることが可能になります。
また、採用手法を選択する際には、複数の方法を組み合わせることも重要です。1つの方法に絞らず、自社の状況を考慮しながら最も適したものを選択しましょう。
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