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「採用コストが増えているのに人材が確保できない…」と悩んでいませんか?
本記事では、職種別の採用コストの推移についてまとめました。採用チャネルや新卒・中途別の採用コストの相場や、費用を抑える方法、人材を採用するコツも紹介します。
人材採用の予算配分にお悩みの人事担当者様は、ぜひ参考にしてください。
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目次
採用コストは、採用活動で使用するサービスや対象となる職種、新卒、中途によって相場が異なります。ここでは、職種別の採用コストの推移を紹介します。
以下では、職種別の採用コストの推移を一覧表にまとめています。
どの職種も、採用コストは年によって変動しており、安定した推移とは言えません。景気や業界動向、企業の採用戦略などの影響を受けていると考えられます。
レバテックのIT人材白書2024によると、採用予算の変動状況について「採用予算が増加した」という企業は29.7%、「変化なし」と答えた企業は43.4%でした。
引用:IT人材白書2024|レバテック株式会社
なお、IT業界における採用予算の変動状況は、業態によって異なります。予算が「増加した」と回答した割合を業態別に見ると、コンサルティング会社が36.5%と最も高く、次いで自社開発企業が35.0%、SIerが34.4%です。一方、SES・派遣企業は19.1%、受託開発企業は17.4%と、比較的低い水準にとどまっています。
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ここでは、採用チャネルや新卒・中途別の採用コストの相場について紹介します。採用活動を行う際の参考にしてください。
厚生労働省の調査によれば、正社員採用における1人あたりの採用コストは、スカウトサービスが約91.4万円と最も高額となっています。次いで、民間職業紹介事業者(人材紹介会社)が約85.1万円でした。
一方、採用コストが低い採用チャネルとしては、SNSを活用した採用が約0.9万円、自社HP等からの直接応募が約2.8万円という結果が示されています。
参考:採用における人材サービスの利用に関するアンケート調査報告書|厚生労働省
ここでは、一般的なデータをもとに、2024年度の新卒・中途採用における費用相場についてまとめました。
新卒の採用費総額の平均は約287万円で、入社予定者1人あたりの採用費用に換算すると約56.8万円です。
中途採用は、採用費用総額の平均が約650.6万円で、1人あたりの採用費用としては約31.3万円となっています。
中途採用にかかる費用相場についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
中途採用にかかるコストの平均相場は?一人当たりの計算方法や削減のコツ
そもそも採用コストとは、人材を採用するために必要な費用の総額のことを指します。主に「外部コスト」と「内部コスト」を合計した金額です。採用コストの削減を図るには、まずこれらのコストの内訳を把握することが大切です。
外部コストとは、採用活動において外部のサービスを利用する際に発生する費用を指します。
主な外部コストには、以下のようなものがあります。
広告の掲載料やサービスの手数料・利用料など、採用規模によって変動するコストもあるため、事前に予算設定を行い収められるようにすることが重要です。
内部コストとは、企業内で発生する採用活動に関連する費用を指します。
主な内部コストには以下のようなものがあります
内部コストは基本的に「人件費」として集約されるため、採用活動に関わる費用を明確に区分することが難しい傾向にあります。
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ここでは、採用コストを削減するための方法を紹介します。具体的に何をすれば良いのか、確認していきましょう。
採用コストを削減するには、求める人材からの応募を増やし、入社後のミスマッチを防ぐことが重要です。ミスマッチによる早期退職が発生すると、再募集が必要になり、採用コストが増加してしまいます。
レバテックの調査によると、IT人材の入社3年以内の早期離職が増加したと感じている採用担当者は約4割に達しています。IT人材の早期退職が最も多い時期は「入社3ヶ月以内(30.3%)」で、次いで「入社6ヶ月以内(24.4%)」でした。
早期退職を防ぐには、まず求める人物像を明確にし、それに基づいた情報発信を行いましょう。
たとえば、求める人物像を社内で共有し、選考基準を統一することで、ミスマッチを減らします。
求人票には、具体的な業務内容に加え、求める人物像も記載しましょう。これにより、応募者は自身が要件に該当するか判断しやすくなります。採用ページで社員インタビューを掲載したり、職場見学や社員との座談会を実施したりするなど、入社後のイメージを具体的に伝えるのも、ミスマッチを防ぐ方法です。
入社後には、面談やメンター制度、勉強会・交流会の実施して定着を図るのが効果的です。
参考:IT人材の早期離職が「増加した」と約4割の採用担当者が回答、 AI活用によるミスマッチ防止も|レバテック株式会社
採用コストを削減するには、採用チャネルの見直しも有効です。実績の低い求人媒体を漫然と利用し続けても、コストの削減や適切な人材の確保は困難です。過去の採用実績データを分析し、費用対効果の低い求人媒体への出稿を見直すとともに、新たな採用手法の導入を検討すると良いでしょう。
レバテックの発表したIT人材白書2025によると、新たな採用チャネルとして導入されているのは、スカウト型の求人媒体(47.6%)です。次に転職エージェント(39.2%)となっています。
引用:IT人材白書2025|レバテック株式会社
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採用コストの削減には、内部コストと選考フローの見直しが効果的です。これらの見直しは、採用コストの直接的な削減につながります。
たとえば、内部コストの削減策として、採用管理システムの導入が挙げられるでしょう。応募者データの管理や選考進捗の確認といった、従来は手作業で行っていた業務を自動化することで、採用担当者の業務効率化を図り、コスト削減を実現します。
また、オンライン面接の活用も有効です。会議室の確保や移動時間といった付帯コストを削減できます。
選考フローの見直しでは、選考プロセスの効率化を目指しましょう。従来は3回実施していた面接を2回に削減するだけでも、面接官の工数削減となり、コストの抑制につながります。
採用コストの削減には、内定者に対してフォローを行うことも有効です。内定辞退を防ぎ、追加採用に伴う費用を抑えることができます。
内定承諾後は、内定者に対して定期的な連絡をして、入社前の不安解消に努めましょう。先輩社員との交流会や内定者懇談会などを開催するのもおすすめです。
採用コストの削減方法についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
採用コストの削減方法は?手法別の相場や見直しのポイントを解説
ここでは、採用コストを抑えたまま自社に合う人材を採用する方法を紹介します。
紹介する方法では、採用活動前の準備段階や採用後にかかる費用が発生するため、一見するとコストが増えるように思えます。しかし、これらの取り組みによってミスマッチを防げるため、長期的に見ると人材の定着につながり、結果的に採用コストの削減を実現することが可能です。
具体的な方法について、以下で詳しく解説します。
採用コストを抑えながら人材を獲得するには、企業ブランディングが重要です。企業理念や価値観、魅力を発信し、明確なブランドイメージを構築すれば、マッチ度の高い求職者からの応募が増加し、採用広告費の削減や採用選考の効率化などに繋がります。
具体的な企業ブランディング施策として、下記が挙げられます。
ブランディング活動によって企業の認知度と評判が向上すれば、既存社員からの紹介による採用も期待できます。
採用コストを抑えながら人材を獲得するには、待遇面の改善も欠かせません。魅力的な待遇を用意することで、従業員の定着率が向上し、採用頻度を下げることができます。
待遇面の整備のポイントは以下の通りです。
待遇面の良さは業務におけるパフォーマンスにも影響します。
ここでは、採用コストに関するよくある質問に回答します。
採用コストの相場は、採用活動で使用するサービスや対象職種、新卒、中途などによって異なります。たとえば、2024年の採用コストは、営業職では約41万円、事務職では約36万円です。職種に限らず、新卒で絞った場合には、約56.8万円、中途だと約31.3万円でした。
採用コストを削減するには、採用チャネルや内部コスト、選考フローの見直しを行うのが効果的です。また、内定者に対して、定期的な連絡をしたり、先輩社員との交流会や内定者同士の懇談会を実施したりするのも良いでしょう。
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