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「カジュアル面談と面接は何が違うの?」と思う方もいるのではないでしょうか。
この記事では、カジュアル面談と面接の違いや実施する目的を解説します。カジュアル面談を上手に活用すれば、優秀な人材に自社に対する興味を持ってもらえます。面談前に準備することや当日の流れ、実施にあたって注意すべき点を把握し、人材の採用につなげましょう。
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カジュアル面談とは、企業と候補者が相互理解のために行う面談で、面接のように合否を決めるものではありません。カジュアル面談では、リラックスした雰囲気の中で双方からカジュアルに質問をします。面談時点では、候補者は就職・転職の意思が固まっていないこともあります。
企業と候補者が相互理解を深めることが目的のため、企業は自社の魅力をアピールして興味を持ってもらうことも可能です。実施する回数は基本的に1回のみです。
カジュアル面談を行うタイミングは、書類選考前が一般的です。たとえば、ダイレクトリクルーティングではスカウトメールの文章内にカジュアル面談を実施する旨を添えます。興味を持ってもらえたらカジュアル面談を行い、書類選考へと進む流れです。
リファラル採用では自社社員からの説明後、候補者が興味を持った際にカジュアル面談の予定を組みます。
また、候補者側からの応募により行うケースも多いです。自社Webサイトの採用ページやSNSアカウントなどにカジュアル面談に関する申し込みフォームを設置すると、候補者が応募をしてきます。連絡を取って日程調整をし、カジュアル面談を実施します。
なお、実施タイミングで多いのは書類選考前ではありますが、選考途中での実施も可能です。選考途中で希望者のみに対して行っている企業もあります。
カジュアル面談の担当者は自由に決められます。そのため、あらかじめ「人事担当に一任する」と決めている企業もあれば、事業の成長フェーズや規模、配置される部署、職種など募集状況によってその都度担当者を変えている企業もあります。
たとえば、人が少なかったり迅速な成長を期待するベンチャー企業だったりする場合には、役員が率先して担当するケースが少なくありません。システム開発部門の募集では、エンジニアが担当者になることもあります。
カジュアル面談に適した人材は企業の状況・方針によって違うため、上層部や配置先部署の管理職と相談して決めるのが賢明です。
カジュアル面談は実施場所・方法に定めがありません。就業場所となるオフィスはもちろん、支店であれば本社を指定されることもあります。就業場所でカジュアル面談を行っている企業の中には、社内見学を兼ねてオフィス内を案内しているところもあります。
また、カフェやホテルのラウンジなどで行う企業もありますし、オンライン面談で済ませる場合も多いです。
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カジュアル面談と採用面接の詳しい違いについて確認していきます。面接とカジュアル面談の違いを知らないで実施すると対応を誤り、候補者の志望度を下げかねません。せっかく魅力ある人材と出会えても採用のチャンスを逃すことになるので、具体的な違いを知っておきましょう。
カジュアル面談は採用面接と違って、合否の判断を行いません。カジュアル面談の時点では候補者は企業への志望度がまだそれほど高くない場合もあります。そのため、カジュアル面談は自社の情報を伝えて相手の志望度を高める場として考えると良いでしょう。
カジュアル面談はリラックスした雰囲気の中で情報交換を行う場です。そのため、スーツではなくカジュアルな服装で面談を実施します。一般的には、オフィスカジュアルで行うことが多いですが、服装の自由度が高い会社では、Tシャツやジーンズ姿の社員が対応することもあるようです。
カジュアル面談は面接ではないため、履歴書などの書類提出を求めないのが一般的です。ただし、事前に候補者の基本的な情報を知っておきたい場合は提出を求めても良いでしょう。
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ここでは、カジュアル面談の目的を確認していきます。カジュアル面談の目的を把握することで、事前の準備を進めやすくなるでしょう。
企業がカジュアル面談を行う理由の一つは、優秀な人材と出会うチャンスを広げるためです。カジュアル面談は、就職・転職の意思が固まっていない転職潜在層にも多数アプローチし、自社を知ってもらうことができます。
カジュアル面談は、候補者にとって面接よりも参加するハードルが低いため、より多くの人材と出会うチャンスが生まれるでしょう。
ダイレクトリクルーティングやリファラル採用など、企業からアプローチする採用手法においては、候補者が企業のことをよく知らず志望度が低いこともあります。そのため、これらの採用手法をとる企業では、面接前にカジュアル面談で自社の説明を行う機会を設けることが効果的です。
ダイレクトリクルーティングで成果を出す方法について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
【例文付き】スカウトメール採用で成果が出る文面の書き方と運用のコツ
カジュアル面談を行い入社前に仕事内容や会社の風土を理解してもらうことで、採用後のミスマッチを防止できます。
カジュアル面談は面接と比べて候補者が企業に質問しやすく、企業理解を深めやすいのが特徴です。
リラックスした雰囲気の中で行われるカジュアル面談は、候補者の本音を聞き出せる場でもあります。
企業の担当者も合否の判断をしない分、気軽に話ができるため、会話をしながら相手の人柄や進みたい方向性について詳しく理解できるでしょう。
カジュアル面談を行う際は、事前に以下の準備を進めましょう。準備をせずに臨んでしまうと、自社の魅力を候補者に十分に伝えられなかったり、自社にとって必要な人材であるかの判断が難しくなったりするからです。
カジュアル面談では合否の判断はしないものの、「自社が欲しい人材か」を確認でき、候補者について得た情報は選考に進む際の資料として役立ちます。
候補者へのアピールや選考時の資料として役立てられるよう、入念な準備をして実施しましょう。
候補者の入社意欲を高めるため、自社の魅力が伝わる会社情報の説明を考えておきましょう。面談に出る社員が複数いる場合は、参加する社員同士で自社の魅力を確認し、分かりやすくアピールできるよう準備します。
カジュアル面談は面接ではありませんが、相手をよく知るためにいくつか質問を用意しましょう。質問の例としては、以下のようなものがあります。
カジュアル面談は、候補者から企業に対して気軽に質問ができる場です。候補者からの質問に対して迷いなく答えられるよう、よくある質問に関しては回答を準備しておきましょう。
カジュアル面談で自社のリアルな情報を知ってもらうには、実際に現場で働く社員に参加してもらうのがおすすめです。あらかじめ日程調整を行い、現場をよく知る社員に同席してもらいましょう。
その際、現場の社員にはカジュアル面談が面接ではないことを伝え、スーツなどの堅苦しく見える服装を避けるように依頼しておきます。
企業の公式Webサイトや会社パンフレットがある場合、事前に候補者に渡して内容を確認してもらいましょう。候補者がある程度企業について理解していると、より踏み込んだ質疑応答ができ、面談が有意義なものとなります。
また、相手の緊張を和らげるため、事前に面談に参加する社員の簡単なプロフィールを送付しておくのもおすすめです。
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カジュアル面談は格式ばらない場とはいえ、流れが滞ったり終了予定時刻を過ぎてしまったりすると、候補者に「ルーズな会社」という印象を与えてしまいます。円滑な進行で設定した時間内に面談を終わらせられるよう、カジュアル面談当日の流れを確認しておきましょう。
まずは、面談担当者の自己紹介を行いましょう。仕事と関係ない出身地や趣味の話を交えると、相手の緊張がとけやすくなります。相手にも質問を投げかけ、雑談を通して話しやすい雰囲気をつくります。
候補者の中には、「カジュアル面談とはいえ本当に選考ではないのか?」と不安に感じる人もいるため、最初にこれから行うのがあくまで合否に関係のない面談であることを伝えます。
「選考ではないので、気軽に何でも聞いてくださいね」など、相手がリラックスできる言葉を加えると良いでしょう。
候補者の現在の状況や自社について気になる点を確認します。相手のニーズに合わせて自社の魅力をアピールすることが、志望度を高めることにつながるからです。
事業内容や働き方、風土などのうち、候補者がどの点を重視しているのかを把握することがポイントです。
候補者のニーズに合わせて自社の説明をしていきます。現場の社員が同席している場合は、社内のエピソードや職場環境、社員自身が感じる自社の魅力について話してもらいます。
会社説明を丁寧に行うことで後々のミスマッチを防げるため、「どのような人材が活躍しているのか(求める人物像)」「仕事をするうえで大切にしている価値観」といった事柄についても伝えましょう。
会社の説明をひと通り終えたら、候補者に質問がないか尋ねます。候補者の中には聞きたいことがあっても遠慮する人がいるため、「仕事のことでなくてもいいですよ」などと質問しやすい状況を作ると良いでしょう。
候補者に選考に進んでほしい場合、今後の選考フローについて伝えましょう。
選考の案内はできれば面談の最後に行うのがおすすめです。面談から日が経つと候補者の興味が薄れてしまうため、メールで案内する場合も当日中の送信を心がけます。
選考では、候補者が自社の求める人材かどうかを見極めます。面接で適切な判断を行う際に重要なのが、「質問力」です。以下の記事ではエンジニアの採用面接で聞くべき質問を紹介していますのであわせてご覧ください。
エンジニアの採用面接で聞くべき質問26選!優秀な人材の見極め方とは
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カジュアル面談では、「候補者が過度に緊張してしまい質問が出なかった」「正確な情報を伝えられず早期離職につながった」といった失敗がありがちです。
候補者に知りたい情報を得てもらい、そのうえで自社に興味を持ってもらえるようにするには、以下の点に気をつけましょう。
カジュアル面談は候補者がリラックスできる雰囲気づくりを意識し、選考のような空気をつくらないことが大切です。
選考と捉えられる質問は避け、あくまでも「自社を知ってもらうための場」という気持ちで臨むと良いでしょう。
候補者が入社後にギャップを感じて早期離職してしまうのを防ぐには、できる限りリアルな会社の情報を伝えましょう。良いところだけではなく、これから改善すべき課題についても伝えることで、候補者の信頼を得られます。課題に対してどのように取り組んでいくかを説明すれば、会社としての向上心を示せるでしょう。
カジュアル面談には、候補者が知りたい情報を持つ社員に参加してもらいましょう。
たとえば、エンジニアやデザイナーとのカジュアル面談に人事担当者のみが参加した場合、専門的な質問に答えることができません。そうした事態を防ぐには、候補者と職種や年齢、経歴が近い社員を同席させ、候補者が会社や働き方についての理解を深められるように工夫します。
採用が思うように進まず打開策について詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてください。
採用の歩留まりとは|歩留まり低下の要因や計算方法を解説
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カジュアル面談を行う目的をはじめ、担当者の選び方や面談後の流れを知っていると、準備や今後の採用活動をスムーズに進められます。カジュアル面談に関わる疑問をあらかじめ解決しておきましょう。
A.カジュアル面談とは、企業と求職者の相互理解を目的に選考の前段階で行う面談です。企業側の担当者も候補者もカジュアルな服装で臨むのが一般的で、リラックスして会話をします。気軽に質疑応答できるためお互いの実状を理解しやすく、候補者の質問に応じて自社の魅力をアピールできます。
A.担当者は企業の方針によって決められます。人事の社員のほか、より候補者にアピールしたいなら、特別感を持たせられる役員や管理職が適切といえるでしょう。
エンジニアやクリエイターなどの専門職を希望する候補者との面談の場合、同じ職種の社員が適切です。メインの担当者ではなくても、同席してもらうと良いでしょう。
A.カジュアル面談の終了時に今後の選考フローを説明するか、当日中に選考の詳細を記載したメールを送ります。特に興味を持った人材に対して、選考の一部を除いた特別選考を用意する企業もあるので、通常選考と特別選考どちらで案内するかを決めて伝えましょう。
候補者から選考への応募があれば、そのまま採用選考に移ります。
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