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最終更新日:2024年3月26日

採用課金型求人サイトとは?成功報酬型の採用でコストを削減するコツ

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成功報酬型求人サイトは、何らかの結果が出た時点で料金が発生する仕組みの求人サイトでです。中でも採用課金タイプは、採用が決まるまで一切費用がかからないのが特徴です。

このコラムでは、成功報酬型求人サイトと掲載課金型求人サイトの違いを解説します。また、求人サイトでニーズに合った人材を採用するコツをご紹介します。自社サイトやSNSを活用した採用方法、採用コスト削減のコツも提案するので、ぜひご覧ください。

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求人サイトは成功報酬型・掲載課金型の2種類

求人サイトには、大きく分けて「成功報酬型」と「掲載課金型」の2種類があります。それぞれの特徴を確認していきましょう。

成功報酬型

成功報酬型の求人サイトは、何らかの結果が出た際に料金が発生する仕組みをとっています。課金のタイミングによって、以下の3つに分類されます。

採用課金タイプ

採用課金タイプは、採用が決まった時点で料金が発生する形態です。多くの応募者を集めるため、お祝い金のサービスが付帯することがあります。

応募課金タイプ

応募課金タイプは、応募があった時点で時点で料金が発生する形態です。

クリック課金タイプ

クリック課金タイプは、求人広告がクリックされた時点で料金が発生する形態です。

関連記事:成功報酬とは?成果報酬との違いやメリット・デメリット、相場も解説

掲載課金型

掲載課金型求人サイトは、求人広告を掲載する時点で料金が発生する仕組みです。料金は掲載期間や広告枠のサイズによって決まり、何名採用しても掲載料以外の料金はかからない契約が一般的です。

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成功報酬型求人サイトのメリットとデメリット

どのタイプの求人サイトを使うか迷う場合、それぞれの詳しい特徴を確認していきましょう。

メリット

成功報酬型求人サイトには、次のようなメリットがあります。

  • ・初期費用がかからないことが多い
  • ・成果が出るまでコストがかからない
  • ・掲載期限を気にせず採用活動できる

成功報酬型求人サイトは掲載費などの初期費用がかからない場合が多く、応募・採用など何らかの成果が出るまでコストが発生しないのがメリットです1人も採用できなかったとしても、赤字になるリスクはありません。

また、掲載期間も決まっていないことが多いので、時間をかけて採用活動を行えます。

タイプ別のメリットは以下をご覧ください。

採用課金タイプ

採用課金タイプの場合、採用が決定するまで一切料金がかからないのがメリットです。

応募課金タイプ

1件の応募に対する料金が採用課金タイプより安いことがメリットです。

クリック課金タイプ

1クリックにつき料金が10円~数千円と、応募課金よりさらに単価が低いのがメリットです。また、事前チャージ制が多く、決められた予算内で採用活動を行えます。

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デメリット

成功報酬型求人サイトには、次のようなデメリットがあります。

  • ・採用人数が増えると料金が高くなる
  • ・採用のハードルが上がる

採用人数が増えるとその分料金がかかるため、大量に採用するときは費用がかさんでしまいます。「採用すると料金がかかる…」という心理から採用ハードルが上がり、思うように採用が進まない問題も起こりがちです。

タイプ別のデメリットは以下をご覧ください。

採用課金タイプ

応募課金やクリック課金に比べると費用が高く、大量に採用する場合はコストがかかってしまいます。

応募課金タイプ

採用に至らない場合も、応募があれば料金がかかってしまいます。また、望んでいない応募者からの応募に対してもコストがかかります。

クリック課金タイプ

応募課金タイプと同様、採用に至らない場合や、望まない応募者からクリックがあった場合も料金がかかります。採用・応募課金タイプと比べると料金は安いですが、人気キーワードは単価が高くコストがかかりがちです。

掲載課金型求人サイトのメリットとデメリット

掲載課金型求人サイトのメリットとデメリットを確認していきましょう。

メリット

掲載課金型求人サイトには、次のようなメリットがあります。

  • ・複数人を採用すると採用費用が抑えられる
  • ・ポテンシャル採用ができる

掲載課金型求人サイトは何人採用しても追加料金がかからないので、採用人数が増えるほど採用コストが割安になるメリットがあります。

また、採用人数が増えても料金が変わらないことから、「採用基準に達していないが入社後の成長に期待できる」という人材をポテンシャル採用しやすいでしょう。

デメリット

掲載課金型求人サイトには、次のようなデメリットがあります。

  • ・採用できなかった場合も料金がかかる
  • ・採用人数によっては割高になる

掲載課金型求人サイトは採用人数が増えても料金が変わらない反面、採用できなかった場合も掲載費がかかります。場合によっては、「1人も採用できなかったが、掲載費に30万円かかかった…」という事態もあり得るでしょう。

また、採用人数が少ないと、成功報酬型求人サイトよりも1人あたりの採用コストが割高になる可能性があります。

成功報酬型・掲載課金型それぞれに向いている企業

成功報酬型・掲載課金型は料金が発生する仕組みが異なり、採用の方向性によって向き不向きが分かれます。どちらを使うか迷ったら、それぞれに向いている企業の特徴を知りましょう。

成功報酬型求人サイトに向いている企業

成功報酬型求人サイトは、「赤字のリスクなしで求人広告を出したい」「少人数の採用を行いたい」「時間をかけて採用をしたい」といった企業に向いています。

また、課金タイプ別に見てみると、応募課金タイプは採用率が高い企業に向いています。

たとえば、1応募につき1万円が課金される場合、3人から応募がくると3万円のコストがかかります。そのうち、1人のみを採用すると1人につき3万円のコストがかかることになります。一方、3人全員を採用すれば 1人にかかる費用は1万円で、1人あたりの採用単価を抑えられます。

そのため、スキルが不要で応募者の多くが採用に至る「データ入力」「梱包」などの募集には応募課金タイプが合っているでしょう。

掲載課金型求人サイトに向いている企業

掲載課金型求人サイトは、「とにかく大量に採用したい」という企業に向いています。掲載課金型は何人採用しても料金が変わらないため、コストを抑えて大人数を採用できるからです。

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求人サイトの料金相場

採用にかかるコストを想定するには、求人サイトの料金相場を把握しましょう。成果報酬型・掲載課金型それぞれの目安を紹介します。

成果報酬型

成果報酬型の料金相場は、課金タイプによって異なります。

採用課金タイプでは、採用1件につき数万円〜数十万円程度が目安です。応募課金タイプは、応募1件に付き数千円〜数万円程度が目安となります。

料金はサービスによって幅がありますが、採用課金タイプは高額になる傾向です。

掲載課金型

掲載課金型の料金設定は幅広く、数千円~数十万円までさまざまです。こちらもサービスによる料金の差が大きいですが、全体的に正社員よりアルバイト向けサイトの方が費用が安い傾向です。

求人サイトを利用するときのコツ

求人サイトを使って成果を出すには、求める人物像を明確にし、適切な媒体を選択する必要があります。求人作成のコツや応募があった際の対応など、サイトを利用する前に知るべきポイントを確認しましょう。

採用したい人材のイメージを明確にする

求人を出す前に、自社がどのような人材を求めているのかを明確にします。採用基準は企業によって異なりますが、最低でも以下の要素を洗い出すと良いでしょう。

  • ・年齢(若手が欲しいのか、ベテランが欲しいのかといった点をイメージする)
  • ・経験(アプリ開発経験、営業経験、プログラミング経験)
  • ・スキル(ビジネス英語、顧客のニーズを引き出して提案できる)
  • ・志向性(スキルアップに熱心なタイプ)

ターゲットを明確にすることで、求職者にとって魅力的な自社の特徴を伝えられるようになります。たとえば、スキルアップに前向きな人をターゲットにする場合、研修制度の充実などをアピールするのが有効です。

また、求める人物像を事前に検討しておくと、採用の基準が明確になり入社後のミスマッチを防げます。

適切な媒体を選ぶ

求人サイトには、「アルバイト採用サイト」「新卒採用サイト」「中途採用サイト」など、媒体ごとの特徴があります。最近は、「医療・看護専門」「飲食業専門」など、業界に特化したサイトもあるようです。

より効率的に採用を行うには、サイトの特徴を理解したうえで、採用ニーズに合った媒体を選ぶのがポイントです。大手求人サイトを使っても、ターゲットとなる人材がそのサイトを利用していなければ効果が出づらいこともあります。

求人原稿は具体的に書く

ミスマッチを防ぐためにも、求人原稿は具体的かつ誤解のないように書きましょう。たとえば、「未経験OK」としていても、最低限必要なスキルがある場合はその旨を書き添えます。

求職者に魅力的に見えるからといって、実際と違う情報や誤解を招く情報を書くのは禁物です。ターゲット層でない人の応募が増え、無駄な労力がかかってしまいます。

また、応募者が働くイメージを持てるよう、求人原稿には職場の写真を掲載するのがおすすめです。

応募後は迅速に対応する

応募後のキャンセルを防ぐため、応募がきたら迅速な対応を心がけます。具体的には、応募者を不安にさせないよう、選考フローや必要な書類についての情報を伝えましょう

求人サイト以外で使える無料の採用方法

採用コストを抑えたい場合は、求人サイト以外にも以下のような採用方法を検討しましょう。

自社サイト

昨今、多くの人がWeb検索を利用していることを考えると、自社サイトの求人情報を充実させるのには大きな意味があります。自社の採用ページでは、求人サイトで伝えきれなかった情報を掲載するのがコツです。求人サイトで応募に迷っていた人が、企業の採用ページを見たことで応募に踏み切るパターンが想定できます。

自社サイトなら掲載できるコンテンツに制限がないので、自社の魅力を十分にアピールできるでしょう。

ハローワーク

採用コストを抑えたい企業には、ハローワーク(公共職業安定所)が向いています。ハローワークは国が運営しており、無料で求人を掲載できるのがメリットです。求人掲載数、掲載期間に制限はありません。

ただし、ハローワークへの求人掲載はオンライン手続きができないので、事業所の住所を管轄するハローワークに出向く必要があります。

SNS

ソーシャル・ネットワーキング・サービスを使えば、より多くの人に情報を発信できます。フォローしてくれた求職者とコミュニケーションをとったり、写真や動画を使って社内の風景を伝えたりできるのは、SNSならではの利点です。

ただし、SNSは採用に直結しないことが多いため、長期的な採用計画を考えている企業や、「条件に合う人がいたら採用したい」という企業に向いています。

リファラル採用

リファラル採用とは、自社社員に知人を紹介してもらう採用手法です。会社を理解した社員を通すため、ミスマッチが起こりにくいのがメリットです。紹介してくれた社員に多少の謝礼をすることはありますが、基本的な採用コストはかかりません。

ただ、入職後は、紹介した社員・された社員が仕事をやりづらくならない配置を考える手間があるでしょう。

関連記事:成功報酬型の人材紹介とは?メリットやデメリット、費用相場もあわせて解説

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採用コストを下げる工夫

採用方法を見直す以外にも、選考過程の見直しによって採用コストを下げられます。詳しい方法を紹介するので、ぜひ実践していきましょう。

内定辞退者を減らす

せっかく採用に至っても、内定辞退があるとかけたコストが無駄になっていまいます。そこで、内定後は次のようなフォローを行い、内定者の入社意欲をキープしましょう。

  • ・社員との交流機会を設ける(食事会など)
  • ・職場見学を行う

特に新卒採用後は、社員との交流機会や企業を知る機会を設けると、内定辞退者を減らせます。

出稿した後も媒体を見直す

求人広告を出した後も、応募数や採用人数の状況に応じて媒体を見直しましょう。有名な求人サイトに掲載しても、大量の求人に埋もれて応募が集まらないことがあります。応募率・採用率の推移によっては、利用するプランや媒体を変更すると良いでしょう。

特に、掲載課金型求人サイトは掲載するだけで料金がかかるため、費用対効果をこまめにチェックする必要があります。

選考プロセスを見直す

採用コストを削減するには、選考プロセスに無駄がないか見直すことも重要です。一つひとつの費用は小さくても、応募者が増えるとコストがかさむ可能性があります。

たとえば、一度の面接時間を増やして面接回数を減らせば、候補者の交通費や宿泊費、面接の会場費を削減できるでしょう。

オンライン化を進める

面接や会社説明会をオンライン化すると、会場費や交通費などのコストを減らせます。さらに、会社説明会を動画にしていつでも閲覧できる状態にすれば、説明会を開催する手間を省けます。

とはいえ、候補者の適性や人柄をオンラインのみで判断するのは難しい面もあります。オンラインを取り入れる場合、最終面接のみを対面で行うなど、オンラインと対面を組み合わせた手法をとるのがおすすめです。

成果報酬型で効率的に人材を探すならエージェント

成果報酬型のサービスには、求人サイトのほかに就職・転職エージェントがあります。エージェントは、求職者と企業を仲介してマッチングさせるサービスです。求職者には適性に合った企業を紹介し、企業には条件に合う人材を紹介します。

転職エージェントを使うメリット

転職エージェントには、次のようなメリットがあります。

  • ・質の高い人材に出会える可能性が上がる
  • ・短時間で人材を採用できる
  • ・採用にかかる手間を省ける
  • ・競合他社に知られず採用できる

求人サイトに求人広告を掲載し、多くの応募者から人材を選ぶのは大変な手間がかかります。その点、転職エージェントはプロが条件に合う人材を探すので、より短時間で質の高い人材に出会える可能性が高いでしょう。

エージェントは候補者との連絡も代行するため、採用にかかる手間が省けます。求人は非公開であるため、役員や新規事業のメンバーを競合他社に知られず募集できるのもメリットです。

転職エージェントの料金システム

転職エージェントは、採用が決まった時点で料金が発生する成功報酬型のサービスです。料金は採用する人材の年収の30~35%が相場。人材が短期で離職した場合、保証期間内であれば規定の額が返金されます。

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関連記事:成功報酬型の採用とは?採用課金型と応募課金型の違いや費用の抑え方を紹介

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成功報酬型の求人サイトに関するよくある質問

成功報酬型の求人サイトに関するよくある質問をまとめました。サービスの特徴や料金形態を紹介するので、利用を検討する前に確認しておきましょう。

Q.成功報酬型求人サイトとは?

A.成功報酬型求人サイトとは、応募や採用、クリックなど、何らかの成果があった際に料金が発生する求人サイトです。掲載課金型求人サイトは、広告を掲載するだけで料金が発生しますが、成功報酬型は広告を掲載しても成果が出ない限りは費用がかかりません。

Q.成功報酬型サイトのメリットは?

A.成功報酬型サイトのメリットは、応募や採用といった何らかの成果が出るまで料金がかからないことです。求人を掲載して1人も採用できなかったとしても、赤字にはなりません。掲載期間も決まっていない場合が多く、長期的に採用活動を行えます。

Q.成功報酬型サイトのデメリットは?

A.成功報酬型サイトのデメリットは、採用のたびに料金が発生するため、採用人数が多いとコストがかさむことです。大量に採用したい場合は、何人採用しても追加料金がかからない掲載課金型が向いています。

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