最終更新日:2025年9月19日

【法人向け】グラフィックデザインを依頼するには?依頼先や費用相場を解説

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「デザインの外注を検討しているけれど、どこに依頼すべきか分からない」
「相場価格や依頼の流れを知りたい」
このような悩みや疑問を抱えていませんか?

この記事では、グラフィックデザインの主な依頼先や制作物別の費用相場、依頼の流れ、失敗しないためのポイントを詳しく解説します。コストを抑えた依頼のコツやエージェント活用法も紹介しますので、参考にしてみてください。

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グラフィックデザインの依頼先

グラフィックデザインを外注する際の主な依頼先は、大きく分けて2つです。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解し、自社のニーズに合った依頼先を選びましょう。

デザイン制作会社

グラフィックデザインを依頼する一般的な選択肢として、デザイン制作会社が挙げられます。広告代理店やデザイン事務所などがこれに該当し、組織的にデザイン業務を請け負います。

デザイン制作会社に依頼する主なメリット・デメリットは以下のとおりです。
デザイン制作会社に依頼するメリット・デメリット

デザイン制作会社は、企業のブランディングに関わるような規模の大きなプロジェクトや、将来的にリニューアルの依頼も見据えている継続的な案件に向いています。また、複数のデザイナーが在籍しているため、柔軟なスケジュール調整や相互品質チェックにより安定した制作進行が期待できます。

フリーランスデザイナー

フリーランスデザイナーも、グラフィックデザインの依頼先として一般的です。具体的には、人材紹介サービスやクラウドソーシングサイトを利用し、希望条件に合うデザイナーを探します。また、デザインコンペを開催し、優秀なデザイナーを見つける方法もあります。

フリーランスデザイナーに依頼する主なメリット・デメリットは以下のとおりです。
フリーランスデザイナーに依頼するメリット・デメリット

フリーランスデザイナーは個人でのやりとりとなるため、意思決定が迅速で、比較的柔軟な対応が期待できます。

ただし、求めるデザインを実現できるデザイナーを探すには時間と労力がかかります。そのため、フリーランスデザイナーを探す際には、自社が求める人材を迅速に紹介してくれるエージェントを活用するのが効率的です。

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フリーランスとデザイン会社の違いについては下記記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
デザイナーに業務委託する料金相場|フリーランスとデザイン会社との違い

【制作物別】グラフィックデザインの費用相場

グラフィックデザインを依頼する際にかかる費用は、制作物の種類や依頼先、デザインの複雑さによって大きく異なります。ここでは、主な制作物別の費用相場を紹介します。

デザイン費用相場
 ただし、これらはあくまで目安であり、実際の費用は、デザイナーのスキルレベルや依頼先企業の規模、デザインの複雑さなどによっても大きく変動します。特に有名なデザイナーや大手制作会社の場合は、上記の金額よりもさらに高額になることがあります。

デザインを外注する際の料金相場やコストを抑える方法については下記記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
フリーランスにデザインを依頼する際の費用を料金表で紹介!コストの抑え方

グラフィックデザインの依頼から納品までの流れ

デザイン依頼から納品までの流れ
 グラフィックデザインを外部に依頼する際の一般的な流れは上記のとおりです。各ステップについて以下で解説します。

1. 依頼内容を整理する

まず最初に、グラフィックデザインの依頼内容を整理することが重要です。漠然としたイメージでデザインを依頼してしまうと、デザイナーに意図が伝わりにくく、制作に時間がかかってしまいます。

整理しておくべき主な内容は、以下のとおりです。

  • デザイン制作の目的
  • 使用する媒体
  • デザインの具体的なイメージ
  • 納期

これらの情報をあらかじめまとめておくことで、デザイナーや制作会社とのすり合わせが円滑になります。たとえば「明るく若者向けのデザイン」「企業向けの信頼感のあるデザイン」など、具体的にどの層に向けたデザインなのかも明確化しておくと良いでしょう。

2. 見積もりを依頼する

依頼内容が固まったら、複数の制作会社やデザイナーに見積もりを依頼します。同じ条件で見積もりを出してもらい、比較検討することが大切です。

この際、価格だけでなく、見積もり依頼への対応速度や丁寧さなども判断材料にしましょう。スピーディーで丁寧な対応は、実際の制作過程でも同様の対応が期待できる指標となります。

3. 契約を締結し、打ち合わせで要件を固める

依頼する企業やデザイナーが決まったら、正式に依頼して契約を締結します。契約書には、業務内容はもちろん、納期や料金、著作権の帰属などの重要事項を必ず記載しておきましょう。

契約後は、見積もり時点よりもさらに詳細な打ち合わせを行います。整理した依頼内容をさらに掘り下げて話し合い、デザインの方向性を確定させていきます。打ち合わせ段階で具体的なイメージを伝えられると、修正回数が減り、制作期間の短縮が可能です。

4. デザイン案を確認し修正・変更依頼をする

デザイン案が完成したら、細部まで確認し、修正してほしいポイントがあれば具体的に伝えましょう。たとえば「この色をもう少し淡い色に変更してほしい」「この文字が強調されるように調整してほしい」など、「どの点をどのようにどうしてほしいか」できるだけ分かりやすく伝えることが重要です。

なお、多くの場合、無料で対応してもらえる修正回数には制限があります。制限を超えると追加費用がかかる可能性があるため、契約を締結する前に無料修正回数の上限を確認しておきましょう。

5. デザインを確定し納品してもらう

修正を経て納得のいくデザインが完成したら、データや印刷された製品を納品してもらいます。納品されたデータや印刷物が契約通りかを確認し、問題がなければ制作は完了です。

具体的には、納品物の形式や解像度が希望通りかチェックしましょう。後々のトラブル防止のため、不明点があれば必ず納品前に確認することをおすすめします。

フリーランスデザイナーに依頼する場合は、レバテッククリエイターがおすすめです。サービス概要については以下から資料ダウンロードが可能です。

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グラフィックデザイン依頼で失敗しないためのポイント

グラフィックデザインの依頼で失敗しないためには、いくつかのポイントを押さえておくことをおすすめします。以下で確認していきましょう。

デザイン提案数や修正回数を確認する

デザイン制作会社やフリーランスによって、価格に含まれるデザインの提案数や修正対応の回数は異なります。そのため、事前にデザイン提案数や無料の修正回数を確認しておかないと、想定していたよりもコストがかかってしまう可能性があります。

一般的には、デザイン案は2〜3パターン、修正回数は2〜3回程度が目安です。しかし、これはあくまで目安なので、契約前にこれらを必ず確認しましょう。

実績やポートフォリオを精査する

依頼する前に制作会社の実績や、デザイナーの過去の経歴・評価を確認することが重要です。過去の実績やポートフォリオを見れば、依頼先のスタイルや得意分野が分かります。

具体的には、主に以下の観点で確認すると良いでしょう。

  • 依頼したい制作物と同様の実績があるか
  • 希望のイメージに合うデザインスタイルか
  • クライアントからの評価は良好か

特に自社と同じ業界の制作実績があれば、業界特有のニュアンスを理解しているため、スムーズに進められることが期待できます。

契約書を作成する

デザイン制作会社とフリーランス、どちらに依頼するにしても、必ず契約書を作成しましょう。

契約書には以下の内容を含めることが大切です。

  • 業務内容
  • 制作物の納品形式
  • 料金
  • 支払い方法と時期
  • 納期
  • 契約期間
  • 著作権・知的財産権の帰属
  • 二次利用の際の使用料や使用範囲
  • 秘密保持と損害賠償

特に、著作権の問題は後々トラブルになりやすいため、デザインの著作権が自社に帰属するのか、使用権のみなのかを明確にしておくことが重要です。

業務委託契約でよくあるトラブルについて下記の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
業務委託契約でありがちなトラブルと5つの対策方法

余裕を持った納期にする

グラフィックデザインの制作では、細かな確認や修正で想像以上に時間がかかることがしばしばあります。そのため、余裕のあるスケジュールを組むことが大切です。

特にチラシやポスターなど印刷物の場合は、印刷所での作業時間も考慮する必要があります。最終的な使用日から逆算して、余裕を持った納期を設定しましょう。

コストを抑えてグラフィックデザインを依頼するコツ

グラフィックデザインの外注費用を抑えるためのコツを紹介します。以下で確認していきましょう。

デザイン案を作っておく

自社内で簡単なデザイン案を作って依頼先に提出することで、企画費やプランニング費がかからないため、費用を抑えられる可能性があります。

また、ラフ案を作成するだけでも、デザイナーと方向性が共有できます。具体的なイメージを伝えることで修正回数が減り、追加費用の発生を抑えられるでしょう。

素材を用意する

デザインに使用する写真やイラストなどの素材を事前に用意しておくことも、費用を抑えるポイントです。デザイナーが一から素材を作成したり、撮影したりする工程を省けるため、その分コストを下げられます。

自社で撮影した写真や、すでに持っているロゴデータなどを提供することで、デザイン料金を抑えることが可能です。ただし、素材の著作権には注意が必要です。

フリーランスデザイナーに依頼する

一般的に、デザイン制作会社よりもフリーランスデザイナーに依頼するほうが費用を抑えられる可能性が高いです。これは、フリーランスの場合、会社組織のような人件費や地代家賃などの固定費がかからないためです。

ただし、フリーランスデザイナーを選ぶ際は、価格だけで判断しないように注意してください。フリーランスデザイナーの価格設定は、スキルや経験によって大きく左右されます。極端に安い価格でサービスを提供している場合、必ずしも質の高いデザインを提供できるとは限りません。場合によっては、修正回数が増え、結果的に想定以上の費用がかかってしまう可能性があります。

価格も考慮した優秀なフリーランスデザイナーを見つけるには、信頼できるエージェントを通じて探すのが効率的です。エージェントを通すことで、実績があるデザイナーを紹介してもらえるため、安心して依頼することができます。

フリーランスへの依頼はエージェント利用がおすすめ

グラフィックデザインをフリーランスに依頼する際には、専門のエージェントサービスを利用するのがおすすめです。

レバテッククリエイターでは、専任の担当者がヒアリングを行い、企業のニーズに合ったデザイナーを提案してくれます。また、案件表の作成から参画までのプロセスをサポートするため、初めてフリーランスに依頼する企業でも安心です。

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グラフィックデザインを依頼する際によくある質問

ここでは、グラフィックデザインの依頼を検討する際によくある質問に回答しています。類似の疑問を持つ方は参考にしてください。

Q. グラフィックデザインを依頼するにはどうすればいい?

グラフィックデザインを依頼するには、まず依頼内容を整理し、見積もりを依頼しましょう。

デザイン制作会社やフリーランスデザイナーなど、依頼先によって特徴が異なるため、希望に合わせて依頼先を選ぶことが大切です。初めての依頼で不安がある場合は、エージェントを利用するのも有効です。

Q. グラフィックデザインを依頼する際の価格相場は?

グラフィックデザインの価格相場は制作物によって大きく異なります。たとえば、ロゴデザインであれば、フリーランスに依頼する場合は2万円〜3万円、デザイン制作会社の場合は、10万円〜30万円程度が一般的です。

ただし、依頼先の知名度や実績によって価格は変動します。そのため、複数の見積もりを取って比較検討することをおすすめします。

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