最終更新日:2025年7月25日

エンジニア採用で母集団形成するには?エージェント利用時の成功事例も紹介

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「応募が集まらない」「求める人材が見つからない」エンジニア採用でこのような課題を抱えていませんか?

本記事では、エンジニア採用における母集団形成を実現するステップと、成功させるためのポイントを解説します。

エージェントを活用した母集団形成の成功事例も紹介しますので、人材確保に悩む採用担当者の方はぜひ参考にしてください。

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エンジニア採用で母集団形成を実現する3つのステップ

エンジニア採用を成功させるためには、十分な母集団形成が欠かせません。以下では、エンジニア採用の母集団形成を実現するための3つのステップを解説します。

なお、母集団形成の詳細について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
中途採用の母集団形成とは?採用を成功させるための方法やポイントを解説

1. 企業について知ってもらう

エンジニア採用で母集団形成をするには、まず自社の認知度を高めましょう。求職者は、既に知っている企業の採用ページをチェックすることがあるため、認知度が低い企業はそれらの企業と比べると求人情報へのアクセス数が少ないと考えられます。

すでに認知している企業に限定せず求職活動を行う場合は、求人検索といったサービスを利用するのが一般的です。求人検索では求職者は給与や職務内容などで絞り込み検索をしますが、競合が多いため見過ごされる可能性が高くなります。

この課題を解決するには、企業ブランドの強化が不可欠です。技術ブログの定期的な更新や技術イベントへの協賛など、エンジニアの関心を引く活動を積極的に行うことで、エンジニアコミュニティでの存在感を高めることができます。

2. 事業や業務内容の理解を深めてもらう

企業の存在を知ってもらった後は、事業内容や実際の仕事、社風などについての理解を深めてもらうステップへと進みます。事業や業務に関する詳細な内容を伝えると、応募者は企業や業務とのマッチ度の高さを判断しやすくなります。

開発事例や開発環境を紹介するコンテンツ、社内エンジニアのインタビュー記事などを公開すると、応募検討中のエンジニアの関心を高める効果が期待できるでしょう。

3. 応募につなげるための接点をつくる

最後に、関心を持ったエンジニアに実際に応募してもらうための接点を作りましょう。求職者は複数の企業を比較検討するケースが多く、自身の希望する働き方を実現できるか見極めようとするため、求人や企業の詳細情報の掲載だけでは応募を得にくいからです。

たとえば、開発事例や開発環境の紹介、社員インタビューといった一方的な情報提供だけでは、「良い面だけを伝えているのではないか」「実態が誇張されているのではないか」という不安を払拭できない場合があります。

こうした不安を取り除くには、以下のような双方向のコミュニケーション機会を設けることが効果的です。

  • カジュアル面談の実施
  • 会社見学会の開催
  • SNSを活用した日常的な情報発信とコミュニケーション
  • 技術勉強会の定期開催

このような機会があると企業の実態をより深く理解してもらいやすく、応募意欲の向上につながる可能性があります。

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エンジニアの母集団形成を成功させるコツ

エンジニア採用において母集団形成を成功させるには、重要なポイントがあります。具体的なポイントを解説します。

採用したいエンジニア像を明確にする

母集団形成を成功させるには、自社が求めるエンジニア像を明確にすることが大切です。理想とするエンジニア像を定めることで、適切な採用チャネルの選定や効果的なメッセージ作成が可能になります。
業務に必要なスキルや経験に加え、年齢や価値観、キャリアの志向性まで詳細に定義しましょう。

たとえば、20代後半で最新技術の習得に意欲的な人材を募集する場合、最新技術を用いたプロジェクトへの参画機会や研修制度などを強調するのがおすすめです。
一方、30代後半でチームを率いてプロジェクトを推進できる人材を求める場合は、マネジメントの裁量権の大きさや人材育成環境などを明示することが効果的です。

エンジニア像に合わせた採用チャネルを選ぶ

求めるエンジニア像が明確になったら、そのターゲット層にリーチできる採用チャネルを選定しましょう。なぜなら、採用チャネルはそれぞれ特徴が異なり、リーチしやすい層も異なるからです。

たとえば、20代前半のSEをターゲットとする場合は、若手人材に特化したサービスを利用すると、求める人材を見つけやすいでしょう。一方、管理職や専門職といったハイクラス人材を求めるのであれば、ハイクラス専門のサービスが適しています。
フリーランスの活用も視野に入れている場合は、フリーランスエージェントの利用がおすすめです。フリーランスエージェントでは、企業のニーズに応じて最適な人材を紹介しています。

レバテックフリーランスでも、スキルや経験はもちろん、仕事に対する姿勢、価値観など、さまざまなご要望に沿った最適な人材をご紹介することが可能です。フリーランス人材の活用をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

採用チャネルの種類や特徴、選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
採用チャネルを徹底解説!種類やメリット・デメリット、選び方を紹介

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フリーランスエージェントの利用で母集団を形成した例

ここでは、フリーランスエージェントを利用した母集団形成の成功事例を紹介します。フリーランスの活用に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

レバテックフリーランスで約50名の提案を受けた

Fintechやゲームなどさまざまな開発を行う株式会社テコテックは、大規模で急を要するプロジェクト実施にあたり、1ヶ月で十数名の人材を確保する必要がありました。

その際、レバテックフリーランスを活用したところ、約50名の候補者の提案があり、最終的に10名の人材が参画することとなりました。スキルマッチングの精度が高く、定着率も良好だったことから、同社はレバテックフリーランスの高い効果を実感していると言います。

同社の母集団形成の成功事例についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
スピーディ・柔軟な人員配置にレバテックを活用|フリーランスのプロ意識の高さにも期待

チームの約半数がレバテックフリーランス経由での参画

プロモーション事業を展開する株式会社ドゥ・ハウスは、経営環境の変化と既存サービスの急成長に伴い、フリーランスの活用を本格的に開始しました。

レバテックフリーランスの利用により、営業担当者からは技術スキルのほか開発事情や企業文化に適合する、同社の求める人物像を深く理解した提案を受けることができたと言います。

レバテックフリーランスの本格活用後は、チームの約半数を占めるフリーランス人材のうち、ほとんどが同サービス経由で参画した人材で構成されていると言います。

同社の母集団形成の例についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
組織になじむ人材との長期契約を実現。ドゥ・ハウスが見つけたフリーランス戦力化のポイント

エンジニア採用の母集団形成に関するよくある質問

ここでは、エンジニア採用における母集団形成でよくある質問とその回答を紹介します。

Q1. エンジニア採用で母集団形成が重要な理由は?

エンジニア採用において母集団形成は、自社に合う人材を獲得するために重要です。十分な規模の母集団がないと、スキルや経験、企業文化との相性など、さまざまな観点から適切な人材を見つけることが困難になります。また、エンジニアは売り手市場であり、複数の内定を得ることも珍しくないため、必要な人数を確保するためにも、質の高い母集団形成が不可欠となります。

Q2. エンジニア採用の母集団形成に難航する理由は?

エンジニア採用における母集団形成が難航する主な要因は、IT人材の供給不足にあると考えられるでしょう。経済産業省の試算によれば、IT人材の不足数は2025年に約58万人、2030年には約79万人に達する見込みです。この想定を基にすると、今後、益々エンジニアの母集団形成が難しくなる可能性もあるでしょう。

参考:IT人材需給に関する調査|経済産業省

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