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「都市部での採用競争が激しすぎるため、地方エンジニアの活用も検討したい」「地方エンジニアを活用するメリットには何があるのか知りたい」という担当者も多いのではないでしょうか。
この記事では、地方エンジニアを活用するメリットや注意点、効果的な採用手法を詳しく解説します。地方エンジニアの活用を検討し始めた方、実際に活用するか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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目次
IT人材不足が深刻化する中、地方在住のエンジニアを活用する企業が増えています。リモートワークの普及により場所にとらわれない働き方が浸透したことで、地方エンジニアの採用が現実的な選択肢となり、IT人材不足を解消しやすくなったためです。
また、レバテックの調査によると、東京圏に住むIT人材のうち、40.0%が地方への移住・就業に「非常に関心がある(12.1%)」「やや関心がある(28.9%)」と回答しています。この層は、将来的に地方エンジニアになる可能性を秘めているといえるでしょう。
引用元:東京圏に住むIT人材の約4割が地方副業や フリーランスに関心があると回答|レバテック株式会社
さらに、地方に住んでいる、あるいは勤務しているIT人材の68.8%が、今後もその地域での就業を希望していることが分かりました。
引用元:東京圏に住むIT人材の約4割が地方副業や フリーランスに関心があると回答|レバテック株式会社
つまり、ゆくゆくは地方でのIT人材の定着が進み、地方エンジニアの確保がより容易になり、IT人材不足の解消につながる可能性があるのです。
なお、フリーランスの中には地方で活躍するエンジニアも多数います。地方エンジニアの活用にあたり、フリーランスも視野に入れるのであれば、以下の資料が参考になるでしょう。
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地方エンジニアを活用することには、さまざまなメリットがあります。ここでは、主なメリットを紹介します。
地方エンジニアを採用対象にすると、都市部では出会いにくい優秀な人材を獲得できる可能性が高まります。地方では都市部と比較して、ITに関連する企業や顧客となる企業の数が少なく、エンジニアの採用競争率が低いためです。
また、地方には、家庭の事情や、生活環境を重視するために都市部への転居を望まない優秀なエンジニアも少なくありません。こうした人材の中には、魅力的な待遇やプロジェクトへの参画機会を求めている方もいます。それらを提供することで、都市部では採用が難しい高度なスキルを持つエンジニアを獲得できる可能性が高まります。
地方のエンジニアを活用すると、都市部の人材を活用するよりも人件費や設備費といった費用経費を抑えられる可能性があります。
都市部と比較して地方の家賃相場は低いため、住宅手当(家賃補助)を家賃に対する割合で支給している場合、費用を抑えることが期待できるからです。さらに、リモートワークは通勤費が発生しません。
オフィスに出社する場合に必要なデスクや椅子、ロッカーなどの設備費用も削減できるため、全体的な経費を抑えることが可能です。
地方エンジニアを活用するメリットとして、エンゲージメントの維持・向上が挙げられます。リモートワークにより通勤の負担が減ることで、心身の負担が軽減されるためです。
実際に、レバテックの調査によると、リモートワークの導入によって70.3%のITエンジニアがエンゲージメントの向上を実感しているとの結果が出ています。
引用元:リモートワークに関する実態調査【後編】|レバテック株式会社
また、別のレバテックの調査では、現在リモートワークを実施しているエンジニアの82.8%が今後も継続を希望していることが分かりました。未実施のエンジニアも42.2%がリモートワークを望んでいます。
引用元:リモートワークに関する実態調査【前編】|レバテック株式会社
引用元:リモートワークに関する実態調査【前編】|レバテック株式会社
さらに、コロナ禍をきっかけにリモートワークになったエンジニアに「今後、勤務先が出社回帰を方針として打ち出した場合のキャリアプランへの影響」を尋ねたところ、「同じ職種での転職を検討する」との回答が43.7%で最多となりました。
引用元:リモートワークに関する実態調査【前編】|レバテック株式会社
これらのデータから、地方エンジニアであるかを問わず、リモートワークという場所に縛られない柔軟な働き方を提供することは、エンジニアのエンゲージメントを高め、結果として離職率の低下に貢献する可能性が高いといえるでしょう。
地方エンジニアの活用にはメリットが多いものの、いくつか注意すべき点もあります。適切に対策を講じることで、これらの課題を解決していきましょう。
リモートワークでは対面でのコミュニケーションが減少するため、情報共有や意思疎通に課題が生じることがあります。
実際、レバテックの調査によると、コロナ禍をきっかけにリモートワークを導入した企業の中には、コミュニケーション面を理由に出社頻度を増加させたところも見られます。
引用元:リモートワークに関する実態調査【後編】|レバテック株式会社
出社頻度を増やした主な理由として、「コミュニケーションが希薄になった」が46.6%と最も高い割合を示しました。次いで「新人教育がしにくい」が34.2%、「従業員の生産性が全体的に低下した」が32.1%となっています。これらの結果から、多くの企業がコミュニケーション不足や、それに起因する教育方法を見直す必要性、生産性の低下などを課題として認識していることが分かります。
引用元:リモートワークに関する実態調査【後編】|レバテック株式会社
しかし、これらの課題は、適切な対策を講じることで克服することが可能です。
たとえば、定期的にビデオ会議による対面コミュニケーションの機会を創出する、気軽に相談できる質問・雑談専用チャットの開設するなどが挙げられます。
地方では都市部に比べて個人で参加できる勉強会が少ない傾向があり、都市部と地方エンジニア間でスキル格差が生じる可能性があります。この格差は、任せられる業務範囲に影響をおよぼし、将来的なキャリア形成における課題となり得ます。
この課題を解決するためには、企業がオンライン学習環境を整備したり、定期的に社内研修を実施したりするなど、継続的な学習機会を提供することが重要です。
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地方エンジニアを獲得するためには、彼らのニーズに合った魅力的な条件を提示することが重要です。
一般論として、地方エンジニアは都市部のエンジニアと比較して、ワークライフバランスを重視する傾向が見られます。
リモートワークだけでなくフレックスタイム制も導入するというように、より柔軟に働けるようにすると良いでしょう。
また、地方エンジニアは自身の興味・専門性により合致したプロジェクトに参画したいという人も多いです。これらのプロジェクトに参画できることをアピールするのも有効です。
地方エンジニアを効率的に採用するには、適切な採用手法の選択が重要です。各手法の特徴を理解し、自社に最適な方法を選びましょう。
地方エンジニアを確保する際、エージェントの活用は効率的な手段の一つです。なぜなら、エージェントのアドバイザーが企業と候補者双方の情報を詳細に把握した上で紹介するため、ミスマッチのリスクを抑えられるからです。
ただし、都市部の求人・案件を多く扱うエージェントでは、登録しているエンジニアも都市部周辺での活躍を希望する方が中心であることも少なくありません。
地方エンジニアとの接点を増やしたい場合は、地方に特化している、地方企業への紹介実績がある、フリーランスエンジニアを対象としているエージェントを利用しましょう。
地方エンジニアを確保するなら、ダイレクトリクルーティングもおすすめです。なぜなら、ダイレクトリクルーティングは、自社でSNSや専用プラットフォームなどを使って候補者を探し、直接アプローチするため、ミスマッチが生じにくいからです。
ダイレクトリクルーティングをするなら、レバテックダイレクトの活用をご検討ください。レバテックダイレクトにはリモートワークを希望している人材も多数登録しているため、地方エンジニアと出会える可能性があります。
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このほかにも、エンジニアを獲得する採用手法は複数あります。以下の記事で各採用手法の詳細を記載しているので、ぜひ参考にしてください。
エンジニアに強い採用媒体の選び方は?採用手法6選とそれぞれの特徴を解説
ここでは、地方エンジニアの活用に関するよくある質問に回答します。
地方エンジニアを活用する主なメリットには、優秀な人材の確保のしやすさとコスト削減の2点があります。
地方は都市部と比べてIT企業や顧客企業が少ないため、エンジニアの採用競争が緩やかです。さらに、リモートワークにより交通費が削減できる、家賃相場が安く住宅手当が抑制できるなど、コストの削減も期待できます。
地方エンジニアを活用する際は、コミュニケーション不足にならないよう気をつけましょう。また、技術コミュニティへのアクセスが限られるため、都市部のエンジニアとスキル格差が生じる可能性もあります。
これらの課題に対しては、定期的なオンラインミーティングの実施や、オンライン学習環境の整備などで対応することが重要です。
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