採用ノウハウ - レバテック|エンジニア&クリエイターの採用情報サイト
人材をお探しの企業様はこちら
お役立ちコンテンツ
IT人材の採用に関わるすべての方へ
「書類選考を通過した候補者が面接に来ない」「せっかく内定を出したのに他社に行ってしまう」。このような採用の歩留まりに悩んでいませんか?
この記事では、採用フェーズごとに歩留まり率が低下する原因を分析し、具体的な改善策をご紹介します。歩留まりを意識し採用効率を高めることで、優秀な人材の獲得を成功させましょう。
エンジニア・クリエイターの採用にお困りではありませんか?
レバテックなら業界最大級!登録者45万人のデータベースでエンジニア・クリエイターの採用成功を実現
⇒レバテックについて詳細を知りたい
目次
採用活動における「歩留まり」とは、各採用フェーズに進んだ人数の割合を示す指標です。たとえば、書類選考を通過した候補者のうち、面接に参加した人の割合がこれにあたります。歩留まり率が高いほど、効率よく採用活動ができていることになるでしょう。
歩留まり率の平均は、採用フェーズによって異なります。一般的に、中途採用の場合、面接参加率は40~50%程度、面接通過率は50~60%、内定承諾率は80~90%程度が目安といわれています。
歩留まり率の詳しい計算方法については、以下の記事を参考にしてください。
採用の歩留まりとは?計算式や低下の理由、フェーズごとの改善方法を紹介
「エンジニアを採用しやすい時期」を把握してエンジニア不足を解決するには?
⇒解説資料の無料ダウンロードはこちらから
歩留まりが低下する原因は選考の各フェーズにより異なります。採用が思うように進まない企業は、改善策を検討するにあたって各フェーズごとの歩留まりが低下する原因を把握しましょう。
エントリーから会社説明会の段階で歩留まりが低下する主な原因は以下です。
エントリーは気軽にできるため、エントリー時点ではそもそも候補者の本気度が低く、実際に会社説明会に参加するとなると足が遠のくのは仕方ありません。ただ、会場へのアクセスが悪かったり、日程調整に時間がかかったりすると、説明会への参加率がさらに下がってしまいます。
書類選考から面接の段階で歩留まりが低下する主な原因は以下です。
志望度が低い候補者は履歴書を提出しても、面接を前に離脱するケースがあります。書類選考から面接フェーズで歩留まり率が低下するのはある程度仕方がないことではありますが、こちらも説明会と同様で、日程調整に時間がかかるとさらに候補者が離れる原因になるので注意しましょう。
さらに、この段階では、事前に調べた情報と会社説明会での話が異なっていたため、面接をキャンセルする候補者もいるとも考えられます。採用サイトや求人票の情報と実態が乖離していると、候補者の信頼を失ってしまいます。給与や勤務地、休日、残業時間などは実態に沿った情報を公開しましょう。
内定通知から内定承諾の段階で歩留まりが低下する主な原因は以下です。
最終段階での歩留まり低下は、入社の動機づけが不十分だったケースが多いです。複数の企業から内定が出ている候補者の場合、入社の動機づけが不十分で他社を選ぶことが少なくありません。また、選考に時間がかかって内定を出すのが遅れても、候補者が他社に流れる可能性が高まります。
ほかには、労働条件に不安を持たれて内定を辞退されることが考えられます。面接官や人事担当者の態度が悪かった場合も、会社に不信感を持たれて内定辞退されるケースが増えるでしょう。
新卒は志望職種や業界が定まっていないため、中途人材と比べて内定承諾率が低いといわれます。新卒採用がうまくいかず悩んでいる場合は、以下の記事も参考にしてください。
新卒採用の課題とは?課題別の対応策や成功のポイントを徹底解説
エンジニア採用担当者必見!「エンジニア採用要件のNGパターン」とは?
業界歴15年のエージェントが採用成功の秘訣を解説します。
⇒「NG例5選|エンジニア採用に失敗する採用要件」を無料でダウンロードしてみる
歩留まりを上げるには、各フェーズで歩留まりが低下する原因を取り除く必要があります。ここでは、具体的な改善策を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
会社説明会への参加率が低い場合、会場や事前の連絡について見直しましょう。さらに、説明会と同日に選考を行うことで、歩留まりを大幅に改善できる可能性があります。
社内での開催にこだわらず、アクセスの良いターミナル駅近くの会場を借りて開催するのがおすすめです。オンライン説明会を導入すれば、遠方から参加するハードルをさらに下げられます。
会社説明会の前日に、参加予定者にメールや電話でリマインドを行いましょう。持ち物や開催地について説明することで、安心感を持ってもらえると同時に、「丁寧な対応をしてくれる会社」というプラスの印象を与えられます。
可能であれば説明会と同日に一次面接も実施すると、候補者の時間的な負担が減り、参加率が向上します。候補者のモチベーションが高いうちに選考に入れるというメリットもあるでしょう。
書類選考通過の連絡から面接日程の調整までは、できるだけ迅速に行いましょう。返信が遅れると、候補者は他社の選考を優先してしまいます。オンライン面接を導入すれば、場所や時間の制約が減り、より多くの候補者と面接できるようになるでしょう。
LINEなど気軽に使える連絡手段を使って応募者とコミュニケーションをとるのもおすすめです。また、会社説明会の際と同様に、面接時も2日前~前日を目安にリマインドを行うと効果的です。
会社の実態と採用サイトや公式SNSなどの情報が乖離していると、候補者に不信感を抱かれ、歩留まり低下だけではなく、入社後の早期離職にもつながってしまいます。
採用サイトや求人では等身大の情報発信を心がけ、会社の良いところだけでなく、課題や改善に向けた取り組みも正直に伝えましょう。カルチャーギャップを防ぐには、働き方や企業文化に関するリアルな情報を発信することも大切です。
選考期間が長いと、その間に他社から内定が出てしまう可能性があります。一般的な選考期間は、新卒採用で1ヶ月以内、中途採用で2〜3週間以内です。この期間に収まっていない場合は、3回の面接を2回にするなど、現状のフローを見直しましょう。
採用サイトや求人広告などを使って候補者に自社で働く魅力を伝え、入社の動機づけを行うことが大切です。具体的には、以下の内容を採用サイトや会社説明会、面接、社員との座談会などの各フェーズで伝えましょう。
入社の動機づけを行う際は、職種ごとに重視している要素の違いも重視しましょう。レバテックの調査によると、IT系の中でもDX人材は転職において事業内容に着目する人が多い傾向にあることが分かっています。
引用元:DX人材の転職理由、第1位は「事業内容への興味」|レバテック
上のグラフにあるように、DX人材における転職理由の第1位は、「事業内容に興味がある(21.5%)」でした。
IT系に限らず、自社が採用したい職種が何を重視しているかを理解し、職種ごとの志向性を踏まえて入社の動機づけを行うと良いでしょう。
歩留まりを改善するには、面接官への教育にも力を入れましょう。面接官には、丁寧な言葉遣いを心がける、候補者の話を途中で遮らない、といったことはもちろん、アイスブレイクを行い相手が話しやすい空気をつくる、相手の話に共感しながら耳を傾ける、といった心がけが必要です。外部研修への参加を促したり、社内でロールプレーイングを実施したりして、面接官の育成を行いましょう。
エンジニア・クリエイターの採用にお困りではありませんか?
業界最大級のIT人材特化型データベースなら求めていた人材がきっと見つかる!
⇒「3分でわかるレバテック」のダウンロードはこちらから
採用の歩留まりに関するよくある質問に答えていきます。
採用の歩留まりとは、採用プロセスの各段階で次のステップに進む候補者の割合を指しています。たとえば「書類選考通過者100名のうち、面接に参加したのが80名」なら、その段階の歩留まり率は80%になります。歩留まり率が高いほど効率よく採用を行えていると判断できるでしょう。
一般的に、中途採用の場合、面接参加率は40~50%程度、面接通過率は50~60%、内定承諾率は80~90%程度が目安といわれています。歩留まり率は業界や企業規模、知名度によっても異なるため、自社の状況に合わせた目標設定を行いましょう。
歩留まりを改善するには、選考スピードを上げたり、自社の魅力を伝えて入社の動機づけを行ったりするのが効果的です。まずは各フェーズでの離脱理由を分析して原因を特定し、状況にあった対策方法を考えましょう。
最短当日にオンライン打ち合わせ
初めてのフリーランス活用のご相談もお気軽にお問い合わせください。
お急ぎの方はお電話にてお問い合わせください (受付時間: 平日9:00 ~ 18:00)
050-5526-9835