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「SES」のイメージから採用に苦戦。レバテックダイレクトを通じて直接自社の魅力を伝え、導入から1ヶ月で採用に成功

株式会社ダブルクロップ

株式会社ダブルクロップ

事業内容 : 受託開発サービス事業(Web系システム、スマホアプリ、スマホゲーム、業務系システム)、SEサービス事業 (客先常駐型)、自社アプリ・サービス開発事業、研修サービス事業
業種:IT・ソフトウェア・情報処理
設立 : 2010年12月
従業員数 : 122名(2021年6月1日現在)
URL:https://www.double-crop.jp/

課 題

  • 会社の業績が好調なため、組織をより成長させるべくエンジニア採用を強化したかった
  • 「SES」という業種へのマイナスイメージが強く、転職エージェント頼みでは応募を敬遠されてしまっていた
  • マイナスイメージを払拭し、「エンジニアとしての成長につながる職場」だと理解してもらう必要があった

効 果

  • ターゲットごとに訴求を工夫したうえで200〜300名にスカウトを送り、うち約20名から反響があり、3名の面接を実施できた
  • 導入からわずか1ヶ月で開発エンジニアの採用に成功
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お話を伺った方

株式会社ダブルクロップ
採用担当
荻野 崇之 氏

株式会社ダブルクロップは、2010年の設立以来、SES事業を中心に業績を右肩上がりに伸ばし続けています。

SES事業では大手企業を含む多数の企業と取引実績があり、プライム案件(クライアントとの直取引案件)が8割に達するのが特徴です。最近では受託開発やSES向け勤怠システム『HYBRID(ハイブリッド)』の開発に取り組み、売上規模は10億円を達成しました。

しかし、そんな同社には採用上の課題がありました。「SES」という先入観から、応募をためらう求職者が少なくないことです。

どうしても「下請け」のイメージが強いSESは、求人を出しても人が集まらなかったり、転職エージェント経由であっても応募に難色を示されたりと、面接につながりづらい実態がありました。同社の採用担当である荻野氏は、「実際の職場環境や自社の魅力を伝えようにも、そもそも面接につながらなかった」と語ります。

そこで同社が導入したのが、スカウト形式で直接候補者にアプローチでき、自社の魅力をダイレクトに訴求できるレバテックダイレクトでした。導入からわずか1ヶ月で1名が採用できたという同社に、スカウトを成功させるために工夫したポイントを聞きました。

「SES」への先入観が最大の課題。受身の採用活動では自社の魅力を伝えられないと判断

——まず、御社がエンジニアの採用を強化された背景を教えてください。

2010年に創業し、今年で13年目を迎える弊社では、SES事業で開発案件に携わりつつ、受託開発や自社プロダクト開発にも手を広げながら事業を営んできました。

現在のメンバーは正社員が90名、個人事業主が30名で、平均年齢は33歳。このうち個人事業主には、社員として活躍したあと独立し、取引先として弊社と関わってくれている方もいます。

業績は好調で、昨年度いっぱいの売上は10億円を達成しました。当初の予想よりも早いスピードで上方推移しており、さらなる飛躍を求めてエンジニアの採用を強化したいと考えていました。

ところが、そこで壁となったのが「SES」という業態のイメージでした。

弊社の労働環境は決して悪くなく、メンバーもみな充実感を持って働いてくれています。しかし業態としては「下請け」になってしまうため、「エンジニアが主体性を発揮しづらいのではないか」「今後のキャリアを考えると、自社で開発を行っている企業に就職したほうがメリットが大きいのでは」といった先入観がぬぐえず、求人媒体で募集をかけてもなかなか人が集まらない状況が続いていたんです。

——御社では具体的にどんな経験を積めるのでしょうか?

弊社は「プライム案件」と呼ばれるクライアントからの直接受注が8割を超えているため、各エンジニアが現場でかなりの影響力を発揮するケースもあります。

たとえば、弊社のエンジニアが大手企業のECサイトの開発をリードしたこともありましたし、40〜50名のチームを率いながら開発を成功させたこともあります。自社開発よりも幅広い案件に関われて、しかもPLやPMの経験も積めるとなれば、エンジニアとしてのキャリアアップにもつながるはずです。システムの設計段階から関わったり、大型のチームを束ねたりする経験も積めるのが弊社のSESの良いところなのです。

ただ、こうした魅力は応募者様と直接お会いして、初めて伝えられるところがあります。求人媒体や当社の理解が浅い転職エージェント経由ですと、SESというだけで応募を敬遠され、そもそもお話しをする機会につながらないことが課題でした。レバテックダイレクトの導入を決めたのは、スカウトという形でなら、当社から能動的に私たちの思いや魅力を求職者にきちんと伝えられ、採用の間口を広げられるのではないかと考えたからです。

登録者の多さと絞り込みの精度に手応えを感じた

——スカウトサービスは他にもあるなか、レバテックダイレクトの魅力はどのようなところだと感じますか。

まず魅力を感じたのは費用ですね。レバテックダイレクトには毎月スカウトメールを無料で送信できる枠があり、「とりあえず導入してみよう」とトライしやすい仕組みだと感じました。無料でスカウトを送信できる数には制限がありますが、導入すべきかどうかを判断するのには十分でした。また、採用決定時の手数料も他社と比較してリーズナブルでした。

加えて、スカウトを送る候補者を検索する際、細かく条件設定ができ、求める人材を探しやすいですね。詳細な条件は伏せますが、弊社が採用したかった層である「スキルアップできる2社目を探して転職活動をしている若手層」を的確に絞り込むことができました。ターゲットではない層に誤ってリーチしてしまい、貴重な枠を消費することがなく助かりました。

あとは、登録人数の多さも魅力でしたね。こうしたスカウトサービスでは、他の企業よりもいかに早くリーチするかが面談への反応率を左右します。その点においてレバテックダイレクトは、毎日のように新しいユーザーが登録されており、人の動きが活発に見えたのが好印象でした。

——導入を決定したあとは、どのように活用を進めましたか。

まずはレバテックの担当者から提供されたテンプレートを参考に、弊社の魅力が伝わるスカウトメールのひな型を作成しました。スカウト採用を進めていくにあたり、スカウトのテンプレート作成が最初の大きなハードルになるのでとても助かりましたね。

メールへの反応率を上げるにはスカウトメールの冒頭が大切ですから、アピールポイントはなるべく冒頭に配置し、一目で弊社の雰囲気が伝わるように工夫しました。そのうえで、候補者様のご年齢や経歴などに応じたひな型を何パターンか作っていきました。

——具体的にはどのようなスカウトメールを送られたのでしょうか。

たとえば20代の方には、「若いうちにいろいろな経験を積みたいと考えていらっしゃるなら、弊社がピッタリだと思いますよ」、30代の方には、「弊社なら、これまでのご経験を活かしつつさらにキャリアアップできますよ」といった形ですね。これらに加えて、キャリアアップした際の年収モデルも記載していました。

そのうえで、SESにありがちな「きつい」イメージを払拭すべく、社員の働き方や福利厚生、これまでに携わってきたプライム案件などを紹介し、「ぜひ面談で弊社の魅力をアピールさせてください」というふうに文面を作成しました。

そこからスカウトメールを送信させていただいて、レバテックダイレクトの導入から現在までの4ヶ月の総数としては200〜300通ほどになると思います。そのうち10〜20人からリアクションがあり、実際に3名の面接を実現できました。

こちらとしてはもう少し面接につなげたい気持ちがあったので、そこはレバテックのコンサルタントに相談しながら、どのポイントで候補者の温度が下がってしまったのかを考えていきました。

——スカウトの効率を上げるために工夫されたポイントはありますか。

こちらの温度感を3段階に分けてアクションを変えることですね。

というのも、はじめの頃は手探り状態で、「この人には送ったほうがいいのかな?」と1通ずつ悩みながらスカウトメールを送っていたんです。

しかし、しばらくすると勘所がわかってきたので、こちらの温度感を「スカウトメールを送る/「気になる!」を押す/候補から外す(「閲覧済み」マークで区別可能)」の3段階に分けました。これによってアクションがルーティン化され、安定してスカウトできるようになりました。

——コンサルタントからのアドバイスで役に立ったものはありましたか?

レバテックからのアドバイスでもっとも効果があったのは、「最終ログイン時間」で候補者をフィルタリングすることです。

オンラインのサービスだと、「登録はしたものの半年以上放置している」といった方が一定数いるんです。この層にスカウトを送っても無駄になるリスクが高いので、「〇日以内にログインしている人」などでフィルタリングし、転職への熱量が高い人に効率よくアプローチしましょう、というアドバイスしていただけたのは助かりました。

導入から1ヶ月で採用に成功。ダイレクトリクルーティングの利点をうまく発揮できた

——レバテックダイレクトを通して、何名の採用につながりましたか?

レバテックダイレクトを導入してから1ヶ月で1名の採用につながりました。

採用したのは、とある業界のSAP(基幹システム)エンジニアとして働いてこられた20代の方です。そこでプログラミングの基礎は身につけたものの、スキルがSAPに特化しすぎており、つぶしが効かないと。将来に向けてより幅広い開発案件に携わりたいという希望から、弊社のスカウトに応じてくださいました。

この方はSAP以外の領域に関しては「未経験」にはなりますが、弊社はポテンシャル採用を積極的に行っており、元スポーツ選手など「プログラミング自体が未経験」という方を育成してきた実績があります。面接を通じてお人柄の良さが伝わってきたため、すぐに採用させていただきました。

——他の採用スタイルと比較して、ダイレクトリクルーティングの強みはどのようなところにあると感じますか。

スカウトは、転職エージェント任せの採用よりもかなり積極性が求められるスタイルだと感じます。ある程度は候補者を精査しながらもしっかりと数を打っていかなければなりませんし、もしも候補者から連絡が来たら、温度感が下がる前にいち早くアクションを取らなければいけません。

ただし、ひとたびマッチする候補者に出会えれば、自社の魅力を熱量を持って伝えやすいメリットも感じています。今後も引き続き採用を強化し、レバテックダイレクトを通じて多くの方とご縁を結べればと考えています。

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