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大手SIerに広がるフリーランスエンジニアの活躍の場。クラウド需要を支える技術力に大きな期待

富士ソフト株式会社

富士ソフト株式会社

事業内容 : ソフトウェアの開発・販売、システムインテグレーション
業種:IT・ソフトウェア・情報処理
設立 : 1970年5月15日
従業員数 : 単体8,508名、連結14,956名(2021年12月末時点)
URL:https://www.fsi.co.jp/

課 題

  • クラウド関連プロジェクトの急増により慢性的なエンジニア不足に拍車がかかる
  • 人材獲得チャネルの多角化を狙うも当初は質や管理の面で不安感が先行。フリーランスの活用には慎重だった
  • 周囲から契約単価の高さや、直接指揮命令できないフリーランスとの契約にハードルを感じる声も

効 果

  • フリーランスの選定、契約にまつわる業務をレバテックフリーランスが代行することで不安を一掃
  • 需要に見合う高度なスキル、経験を持ったフリーランスとの契約に成功。高度案件の受注にも貢献
  • フリーランスの活用が高単価案件の獲得の呼び水になる可能性も。さらなる参画数の増加に期待
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お話を伺った方

執行役員 ソリューション事業本部
インフラ事業部 副本部長
山本祥正氏

 

慢性的なインフラエンジニア不足に拍車をかけた、クラウド案件の急増

高度化、複雑化する課題に対処できるエンジニアの獲得が急務に

富士ソフトは、業界に特化した業務系ソリューションの開発や、制御技術を駆使するIoT製品やロボットの開発支援など、幅広い技術領域をカバーする独立系ITソリューションベンダーです。グループ全体で1万人を超えるエンジニアを擁しています。

私が統括するインフラ事業部は、サービスやソリューションの基盤となるICTインフラを提供する部署です。オンプレミスやクラウドを問わず、多様なシステム、アプリケーション、デバイスを滞りなく連携させる、モダンなICTインフラの設計、構築、運用を手掛けています。

近年、とりわけ需要が大きいのがクラウド関連のプロジェクトです。業界や分野で多少の濃淡はあるものの、業務システムのオンプレミスからクラウドへの移行は一般的になり、用途に応じてパブリッククラウドを使い分ける「マルチクラウド」、オンプレミスとクラウドを併存させる「ハイブリッドクラウド」など、クラウド需要自体が複雑かつ高度になっているのが最近のトレンドです。

新たな人材獲得の手段、レバテックフリーランスとの出会い

無論、設計や構築に必要とされる技術力は高まる一方です。インフラエンジニアの不足が懸念されるなか、お客様のご期待に応えられる豊富な知識や経験、高度な技術力を持つ人材を集めるのはかなり難しくなっています。インフラを設計するアーキテクトやSE、構築や運用を担うエンジニア、そのチームを束ねるプロジェクトマネージャーを一人でも多く集めたいというのが本音です。

これまで、自社採用だけではどうしても不足してしまう人材は、派遣会社や受託開発会社の力を借りて補っていました。しかしこの2、3年のインフラ関連需要の増加ぶりを見ると、既存のチャネルを拡大させるだけでは開発力の維持、向上に不安が残ります。

そこで、海外でのオフショア開発や在宅勤務を前提としたエンジニアの採用など、これまで対象としてこなかった人材リソースの獲得チャネルを検討しました。そこで出会ったのが、レバテックフリーランスでした。

フリーランスエンジニアの活用という途が拓く

フリーランスエンジニアへの漠然とした不安感

実は、当初はフリーランスエンジニアの活用にさほど前向きではありませんでした。

インフラ事業部は、お客様から技術力の高さを評価していただいています。フリーランスエンジニアの技術力に期待する一方で、「業務を託したフリーランスエンジニアが確実に契約を履行してくれるのか」「対価に見合う成果が得られるのか」「契約の維持、管理が煩雑なのではないか」という不安が、どうしても拭えませんでした。それまで、個人事業主と直接の業務委託契約を結んだ経験が少なかった私たちの部署にとって、これは非常に高い心理的なハードルでした。

しかし、レバテックフリーランスが仲介し、フリーランスエンジニアの選定や契約にまつわる業務を任せられるのであれば話は別です。インフラ事業部の各部長から前向きな反応が得られたので、契約に向けて動き出しました。

優れたエンジニアの多さに「これなら期待できるな」

レバテックフリーランスを利用した感想ですか? 契約前に何人かのプロフィールを拝見したのですが、当社の開発プロジェクトを支援してくれているパートナー企業にも引けをとらないような、優れたスキルや経歴のエンジニアが何人もいらしたことが記憶に残っています。「これなら期待できるな」というのが率直な気持ちでした。

レバテックフリーランスに一人目のエンジニアを紹介してもらってから、2022年2月でおよそ半年になります。今では10名ほどのフリーランスがインフラの設計や構築業務に携わってくださっています。現場でも問題なく契約が続いており、初めての試みにしては幸先がいいスタートが切れたという感想です。

レバテックフリーランス以外のエージェントは利用したことがないので、同業他社との比較はできませんが、おおむね満足です。インフラ事業部への業務依頼は増え続けているので、できれば10名と言わず、30名、50名と契約数を拡大したいと思っています。すでにたくさんご紹介いただいているので心苦しいのですが、レバテックフリーランスには、もう一踏ん張りしていただきたいところです。

契約単価の高さは技術力の証

実は、社内からフリーランスエンジニアの契約単価の高さを問題視する声が上がったことがありました。しかし、技術力の高いエンジニアが高い報酬を得るのは当たり前のこと。むしろ、価格が高くてもお客様に納得いただける付加価値の高いサービスやソリューションを提供する機会を当社がつくればいいだけなのです。契約単価は大きな問題ではありません。実際、フリーランスエンジニアに参画いただいたことによって技術力が底上げされ、これまで請けきれなかった難易度の高い案件の受注にも貢献してくださっています。

また、フリーランスエンジニアは派遣エンジニアと違い「法令上、直接指揮命令ができないから使いづらい」という意見も耳にします。この点については、レバテック社と指示命令系統をきちんと整理し、運用していくことにしました。レバテック社との連携も深いことから、大きな負担にはなっていません。

社内への展開を視野に、フリーランス活用ノウハウを蓄積

正直なところ会社としては、優秀なインフラエンジニアを正社員として雇用できればそれに越したことはないという気持ちもあります。一方、価値観の多様化が進むなか、1つの会社に縛られず自由な働き方を実現するために、フリーランスを選ぶエンジニアが増えるのは自然なことです。

最近、その取り組みや現状を見て、フリーランスエンジニアに興味を持つ部署も少しずつ増えているようです。

富士ソフトにはインフラ事業部以外にも様々な事業部があり、どの部署も優秀なエンジニアの獲得には苦心しています。今後、フリーランスエンジニアとより良い関係を築けるような、全社的な取り組みが求められるかも知れません。その時は、我々のノウハウを積極的に共有して全社の技術力向上に貢献したいと思っています。

機動力のあるエージェントの支援で、フリーランスがSIerの貴重な戦力に

レバテックフリーランスは、契約の前のヒアリング段階からこちらの要望をしっかりと聞いてくださいますし、業務を委託した後に生じる様々な課題に対しても迅速に対処していただけるので、とても助かっています。

対応も丁寧ですしフットワークが軽いので、仮にフリーランスエンジニアと当社の意向にずれやギャップができたとしても、すぐに埋められるという安心感があるのもいいですね。

レバテックフリーランスのように、動きがよくて信頼できるエージェントを選ぶことが前提になるかと思いますが、当社のようなシステムインテグレーターにとっても、フリーランスエンジニアの活用は有効であり、開拓のしがいがある人材獲得チャネルです。

これからも、フリーランスエンジニアと良好な関係を築き、お客様に寄り添うサービス、優れたソリューションをお届けしていくためにも、レバテックフリーランスの支援に期待しています。

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