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フリーランスのデザイナーやフロントエンドエンジニアが事業成長をリード。サービス立ち上げやユーザー獲得率の拡大に貢献した事例

株式会社ワンキャリア

株式会社ワンキャリア

事業内容 : 採用DX支援サービス
業種:サービス・インフラ
設立 : 2015年8月
従業員数 : 105名 ※2022年9月末時点
URL:https://onecareer.co.jp/

課 題

  • 事業が拡大するにつれ、外部の開発会社ではリソースの柔軟な調整が難しい状況に
  • 必要な施策や開発を実施し、事業目標を達成するためのリソース確保が必要

効 果

  • 経験豊富なフリーランスクリエイターを確保することで、柔軟な課題解決ができるように
  • 参画したフリーランスが新規プロダクト立ち上げにおけるフロントエンド設計から実装までの全工程で活躍
  • 大学生の2人に1人が使うサービス[1]のクリエイティブ製作に貢献
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お話を伺った方

株式会社ワンキャリア
CTO
田中 晋太朗氏

株式会社ワンキャリアは、学生利用率No.2[2]を誇る就活サイト 「人の数だけ、キャリアをつくる 。」をミッションに、ブラックボックス化されてきた就活に関する情報を透明化すべくエンドユーザーファーストのサービス開発を行っています。

今回は、株式会社ワンキャリアがレバテッククリエイターを導入した理由や、クリエイターが事業に貢献している役割について、CTOの田中 晋太朗氏にお話をうかがいました。

突発的な需要でも十分なリソースを確保できるのが魅力

ーーまず、御社の事業内容についてご紹介ください。

弊社はキャリアデータプラットフォーム事業や、人事向けの新卒採用支援サービス事業を行う会社です。現在展開しているサービスは就活サイトの「ONE CAREER」と転職サイトの「ONE CAREER PLUS」、新卒採用に特化したクラウド型サービス「ONE CAREER CLOUD」の3つです。

「ONE CAREER」と「ONE CAREER PLUS」では、顧客企業様に入稿いただいた求人情報に留まらず、就活生や転職者からのクチコミや就活体験談を集めて公開しています。実際に就活を行った方の体験談により、リアルな情報をもとに企業選びができる点が、求職者にとって大きなメリットになると考えています。

一方、「ONE CAREER CLOUD」は企業の人事向けサービスです。会社説明動画や記事などのデジタルコンテンツで採用ブランディングを強化したり、採用競合企業や学生の動きを分析する機能を提供したりと、幅広い採用支援を行っています。

ーー御社に参画するフリーランスは、3つのプロダクトすべてに関わっているのでしょうか?

3つのプロダクト開発担当チーム全てにフリーランスエンジニアが参画しています。デザインに関しては、プロダクトデザインを正社員とパートナー会社とで行い、キャンペーンサイトのバナーやLP、インフォグラフィックなど、プロダクトとユーザーを繋ぐコミュニケーションデザインをフリーランスにお任せする形で分担しています。

具体的な参画人数は各プロダクトによって多少ばらつきがありますが、一番長くサービス提供している「ONE CAREER」では、レバテック経由で契約したフロントエンドエンジニアが3名(2022年8月時点)参画されています。デザイナーについては、レバテック経由で3名のフリーランス(2022年8月時点)が活躍中です。

ーーエンジニアやデザイナーの採用はどのように行われていますか?

以前は私が主体となってすべての採用活動を行っていたのですが、開発チームの数が増えてきたので、最近では各プロダクトをリードするエンジニアが中心となって採用活動を行っています。求める人物像・スキルレベルをあらかじめ社内で話し合っておき、詳細な部分はレバテックさんに相談しながら詰めていく形です。

ーー御社ではどのようなタイミングでフリーランスを募集するのでしょうか?

「この時期にリソースが足りなくなる」と予測したうえで計画的に参画してもらうこともあれば、想定外の事態に対応するために、急遽募集することもあります。

いつでも計画通り進むのが理想ですが、事業を運営していると、予想外の事態はどうしても発生します。その点レバテックさんは、突発的に複数の人材が必要になった場合でも柔軟に対応していただけるので、非常に助かっています。

参画したフリーランスがサービス立ち上げにおいてフロントエンド設計から実装をリード

ーー御社がフリーランスの参画を求めるようになったきっかけを教えてください。

弊社が「ONE CAREER」のサービスを開始した際の開発チームは、正社員はディレクター・デザイナーが在籍するのみで、システムの設計から実装、運用に関しては外部の開発会社に協力いただいていました。

その後、事業の発展にともなって開発リソースが不足したため中途採用を検討しましたが、採用には時間がかかります。当時はまだ採用専門のチームもなく、案件のスピード感を考えると中途採用だけでは間に合いませんでした。また、既存の開発会社は他案件の兼ね合いもありリソース追加の対応が難しい状況でした。

そのため、即戦力が期待でき、柔軟に契約条件を定められるフリーランスの力をお借りすることにしました。

フリーランスの活用にあたっては他社サービスも併用していますが、登録者数の多さやスピード感のある提案においてレバテッククリエイターの優位性を感じました。

ーーフリーランスが参画したことで、開発体制にはどのようなメリットがありましたか?

もともとはフリーランスに対して、「こちらが定義した仕様の実装を正確にこなしてくれる人」というイメージを持っていました。しかし実際は、積極的に業務に関わってくれるだけでなく、機能の実装やコードレビューの知見を提供してくださるなど、開発チームのレベルの底上げにも貢献いただいています。

ーー具体的な活躍エピソードがあれば教えてください。

たとえば、2020年2月から参画されている方は、「ONE CAREER CLOUD」の立ち上げにおけるフロントエンドの設計から実装まで全工程にわたって活躍してくださいました。設計段階における提案もいただけて、スムーズに開発が進んだのはこの方のおかげだと考えています。

この方は途中で稼働日数の変更があり、フルタイムから週3日稼働になったのですが、稼働量が減っても他のフロントエンドエンジニアと遜色ないアウトプットで、参画から2年半の長期稼働を実現しています。直近のプロジェクトにおいても開発フロントエンドをリードしてくださっており、頼もしい存在です。

ーー他にもフリーランス活用の効果があれば教えてください

先ほどはエンジニアの働きに触れましたが、デザイナーの皆さんにもとても助けられています。というのも、事業の拡大によってサービスの数が増えた結果、販促キャンペーン用のバナーやLPなどのクリエイティブを担うデザイナーが不足してしまいました。ときには企画が要求するクリエイティブの期日や数量の面で妥協せざるを得ないこともあり、機会損失だなと感じていました。

そこでフリーランスのデザイナーに参画していただいたところ、好機を逃さずキャンペーンを打てるようになりました。サービス全体のユーザー数を3年で4倍以上に成長させるにあたって、大きな貢献をしていただけました。

垣根のない組織づくりが長期稼働につながる

ーーフリーランスの定着に懸念はありませんでしたか?

レバテック経由で参画した方で一番長いお付き合いをしているエンジニアさんは、2019年の2月から約3年半稼働していただいています。こうした実績もあり、フリーランスは定着してくれないといったイメージはありません。

ちなみに弊社では、例えば「3ヶ月限定で参画してください」のように、事前に明確に契約終了時期を決めることはありません。「まずは一緒に働いてみて、お互いにやっていけそうなら長いお付き合いをしていきましょう」というスタンスです。

ーー長期稼働を実現するために、御社が心がけていることはありますか?

特別に「定着」を意識しているというよりは、垣根がないフラットな関係を尊重する弊社のカルチャーが影響しているのかなと思います。

弊社は、フリーランスの皆さんにご協力いただきながら事業を拡大してきた企業です。そのため、フリーランスが働きやすい仕組みづくりは常に前提としてありました。社内の調整の都合上最終的な決裁は社員が行いますが、フリーランスの方でも様々な提案をしながら開発を進めて頂いており、「こちらの指示に従ってね」という環境ではありません。

また、社内のエンジニア勉強会なども、社員・フリーランスの垣根なく参加OKとしています。これは、弊社に参画いただくことで、本人たちの成長に繋がる機会になればと考えているためです。こうしたフラットな雰囲気づくりが、結果的に長期稼働につながっているのではないでしょうか。

高い専門性と客観的な視点がフリーランスのメリット

ーー今後、フリーランスのクリエイターに期待することは何ですか?

弊社は正社員の平均年齢が29歳と若いため、エンジニアの皆さんには、若手を導いてくれるような働きを期待しています。たとえば「こういうパターンの場合は、この技術で課題を解決するのがベター」といった、豊富な経験をもとにした提案や知見の共有をしていただけるとありがたいですね。

デザイナーに関しては、ターゲットの若年層に響くクリエイティブに関する知見を期待します。とくに「ONE CAREER」は新卒向けの就活サイトですから、現役の学生さんに刺さる実践的なクリエイティブを発揮していただけると嬉しいです。

あとは、社外の方ならではの客観的な視点を共有していただくことですね。社内だけで事業を進めていくと、事業やサービスをわかったつもりになってユーザーの感覚から離れていく危険があります。フラットな目線を持つフリーランスの参画は、事業を成長させていくうえで欠かせない要素だと考えています。

ーー御社では今後もフリーランスを積極的に起用されますか?

大局的には正社員の比率を少しづつ増やしていきたいと考えていますが、今後もフリーランスは積極的に活用していく方針です。たとえば、新規サービスの立ち上げ段階はスピードが要求されるため、正社員を抱えるよりも柔軟にリソース調整ができて、なおかつハイスキルな人材をスピーディーに確保できるフリーランスは必須になると考えています。

今後も新しいプロジェクトは常に発生していくので、フリーランスの皆さんには引き続き重要なポジションを担っていただきたいですね。

外部の開発会社や派遣会社と比較しても、ハイスキルな人材をより幅広く保有しているレバテックさんは安心感があります。レバテックさんには引き続き、圧倒的な提案量とスピード感を持ってサポートしていただくことを期待しています。

 

[1]  2022年2月, 株式会社ワンキャリア, 「2021年12⽉期 通期決算説明資料」, p.12
[2]  HR総研×楽天みん就:2023年卒学生の就職活動動向調査

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