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最終更新日:2025年5月27日

【中小企業向け】フリーランスを活用するメリットや成功事例を紹介

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中小企業の人事担当者の方のなかには、「フリーランスを活用するとどのようなメリットがあるの?」と疑問をお持ちの方もいるでしょう。

本記事では、中小企業がフリーランスを活用するメリットについて紹介します。中小企業のフリーランスの活用状況や自社にマッチする人材を選ぶ方法、成功事例なども詳しく解説します。
フリーランスの活用を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

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中小企業のフリーランス活用状況

ここでは、中小企業のフリーランスの活用状況について解説します。

中小企業庁が発表した2022年版 中小企業白書によると、フリーランスを含む外部人材の活用について、情報通信業の6割程度が「既に活用している」と回答しています。一方、建設業、製造業、卸売業、小売業、サービス業などでは、活用率が2~3割程度に留まっている状況です。

また、レバテックの調査によると、ITフリーランス人材の受け入れについて「過去に検討したことがあり、今後もその意向がある」「過去に検討したことはないが、今後検討したい」と回答した割合の合計は東京圏で56.8%、地方で58.7%でした。

これらの結果から、IT業界では、フリーランス人材を活用中または活用を検討している企業が、業界全体の半数以上を占めていることが分かります。

参考:
2022年版 中小企業白書|中小企業庁
地方企業の約7割が副業IT人材の受け入れに興味を持つ結果に|レバテック株式会社

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中小企業がフリーランスを活用して得られるメリット

ここでは、中小企業がフリーランスを活用することで得られるメリットについて紹介します。具体的な内容を確認していきましょう。

人材不足を解消できる

中小企業がフリーランスを活用する主なメリットとして、人材不足の解消が挙げられます。中小企業が抱えがちな、正社員の募集に応募が集まらない、社内リソース不足により教育体制が整わないといった課題に対し、フリーランスは柔軟な対応が可能です。

たとえば、繁忙期に限定した業務支援依頼で人員を充足させる、社内教育依頼により人材を育成してもらうなど、多様なニーズに応えてもらえます。

専門スキルのある人材を確保でき業務効率化を図れる

中小企業がフリーランスを活用するメリットの一つとして、専門スキルを持つ人材を確保することで業務効率化を図れる点が挙げられます。これは、フリーランスは自身の得意分野や関心領域で高い専門性を持っているため、自社では対応が困難だった業務や、品質向上が必要な分野での改善が見込まれるからです。

また、業務マニュアルの改善やツールの導入支援などを依頼すれば、業務ノウハウの共有をしてもらえます。フリーランスとの契約が終了してからも、全体的な生産性の向上につながるでしょう。

必要なときだけの契約のため人件費を抑えられる

中小企業がフリーランスを活用するメリットには、人件費を抑えられることも挙げられます。なぜなら、フリーランスは必要な期間のみ契約できるため、正社員を雇用する場合と比べ、社会保険料や福利厚生費などの固定費を抑えられるからです。

具体的には、繁忙期には複数のフリーランスと契約し、閑散期には契約数を減らすなど、業務量に応じた人件費の調整が可能となります。

売上高の増加が期待できる

中小企業がフリーランスを活用するメリットには、売上高の増加が期待できることも挙げられるでしょう。これは、人手不足による機会損失の防止、専門スキルの高い人材の確保による業務効率化などが要因と考えられています。

実際に、2022年版 中小企業白書によれば、外部人材を「既に活用している」企業の売上高増加率(中央値)は9.5%に達しています。これに対し、「活用したことはないが、活用してみたい」企業は7.7%、「活用する意思はない」企業は4.1%という結果です。

フリーランスの活用メリットについてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
フリーランス活用のメリット・デメリット!利用できる分野や事例を紹介

参考:2022年版 中小企業白書|中小企業庁

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中小企業が自社に合うフリーランスを選ぶ方法

ここでは、中小企業が自社に合うフリーランスを選ぶための方法をご紹介します。具体的な選び方を確認していきましょう。

経験とスキルを確認する

中小企業が自社に合うフリーランスを選ぶ際には、フリーランスの経験とスキルを確認しましょう。なぜなら、自社のニーズを満たす能力を持つ人材を選ぶことが、プロジェクトを円滑に進める上で不可欠だからです。

選定時には、過去のプロジェクト実績や対応可能な業務、保有スキル、資格などを詳細に確認しましょう。ポートフォリオの提出や簡単に技術の確認を実施することで、フリーランスの実力をより正確に評価できます。

コミュニケーション力をチェックする

中小企業が自社に合うフリーランスを選ぶ際には、コミュニケーション力も確認しましょう。なぜなら、円滑なコミュニケーションがプロジェクトの進行や成果物の質に影響するためです。

商談時には、質問への応答の的確さや説明の分かりやすさを観察しましょう。

また、文書によるコミュニケーション能力も重視すべき点です。メールやチャットでのやり取りが主体となる場合は、文章力の有無も事前に確認しましょう。

業界の理解度を見極める

中小企業が自社に合うフリーランスを選ぶ際には、自社の業界に対する理解度を確認することが重要です。これは、業界特有の専門用語や商習慣、法規制などへの理解が深いほど、円滑なコミュニケーションや的確な提案、効率的な業務遂行が期待できるからです。

たとえば、フリーランスエンジニアを起用する場合、一般的なシステム開発の経験があっても、医療分野の開発経験や知識が不足していることもあります。このようなケースでは、業界特有の専門用語や規制対応に時間を要し、プロジェクトの進行に支障をきたすおそれがあるでしょう。

商談では、自社の業界に関する基礎知識を確認する質問や、業界特有の課題に対する解決アプローチを具体的に聞き出すことをおすすめします。

フリーランスエージェントを利用する

中小企業が自社に合うフリーランスを選ぶ際には、フリーランスエージェントを利用するのもおすすめです。なぜなら、フリーランスエージェントは、企業のニーズに合った人材を紹介してくれるからです。

フリーランスエージェントには、幅広い業界・職種を扱う総合型と、特定の分野に特化した専門型があります。専門性の高い業界や職種で活躍しているフリーランスを探したい場合は、その分野に特化したエージェントを選択することをおすすめします。

IT系の職種を扱うフリーランスエージェントに関して詳細を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
ITフリーランスエージェントの選び方|4つの注目ポイントと費用相場

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中小企業がフリーランスを活用した成功事例

ここでは、実際に中小企業がフリーランスを活用して成功した事例を紹介します。活用するか迷っている方は、参考にしてください。

実践的なノウハウの提供で目標を早期に達成

BtoB領域でクライアントの経営DXを行う株式会社クラブネッツでは、PMが不足しており、採用も難航していました。

レバテックフリーランスを活用したところ、相談の翌日には複数の候補者の提案を受け、わずか2週間程で適任者の参画が実現しました。

経験の浅い社員が多い組織環境において、即戦力として参画したPM人材から実践的な業務ノウハウの提供を受け、プロジェクトの目標を予定より早期に達成しました。

この成功事例の詳細を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
事業拡大により人材不足に。フリーランスのPMの活用により課題を解決

開発速度が向上し想定を上回る成果を達成

ノーコードでガイド表示を実現するUI/UX改善ツールを提供する株式会社STANDSは、人材確保のため正社員採用と並行し、フリーランス人材の活用も検討していました。

レバテックフリーランスへの相談後、約1ヶ月で1人目の参画が決定し、2人目については面談から約2週間で契約が成立しました。

その結果、開発速度が大幅に向上し、想定を上回る成果を達成しました。

この成功事例の詳細については、以下の記事でご確認ください。
即戦力のエンジニアを最短2週間で確保。フリーランスの知見が開発スピードとチームの質を引き上げた

中小企業のフリーランス活用に関するよくある質問

中小企業のフリーランス活用について、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q1. 中小企業がフリーランスを活用するメリットは?

中小企業がフリーランスを活用するメリットは、人材の確保、業務効率の向上、人件費の削減など多岐にわたります。

たとえば、プロジェクトの規模や期間に応じて、必要な人数のフリーランスを柔軟に確保できます。また、専門性の高い業務をフリーランスに委託することで、業務効率が向上したり、社内リソースをコア業務に集中させたりすることも可能です。

さらに、フリーランスは社会保険料や福利厚生費などの固定費用が発生しないため、人件費を調整しやすいです。

Q2. 中小企業が自社に合うフリーランスを選ぶには?

中小企業が自社に合うフリーランスを選ぶには、まずプロジェクトの目的や目標を明確にし、フリーランスに必要なスキルや経験を具体的に定める必要があります。その上で、候補者の過去のプロジェクト実績やポートフォリオを精査し、求める能力が備わっているかを確認します。

さらに、商談を通じてコミュニケーション力や仕事への取り組み姿勢を評価し、自社との適性を見極めましょう。IT系のフリーランス選びで悩む際には、IT人材の紹介に特化したレバテックフリーランスを活用するのもおすすめです。

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