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DX推進のためにフリーランスを活用。外部ベンダーとのやり取りが円滑になり、納期や予算もコントロール可能に

株式会社プレッシオ

株式会社プレッシオ

事業内容 : 丁合機、新聞自動販売機、包装機、紙揃え機、搬送昇降機、新聞販売店向顧客管理システムの開発・販売、板金事業、電話受付代行サービス
業種:メーカー
設立 : 1950年12月5日
従業員数 : 186名(パート含む)2024年6月末時点
URL:https://www.pressio.co.jp/

課 題

  • 外部ベンダーとのコミュニケーションが上手くいかず、納期遅れや予算オーバーが発生する
  • フリーランスへの依頼は、自社カルチャーとのマッチ度合いや、フルリモートでの稼働が成立するのか不安があった

効 果

  • 外部ベンダーとのやり取りが円滑になり、プロジェクト進行が期日内・予算内で収まるように
  • リリース時期の目処が立っていなかったサービスをリリースでき、機能改善を回すなど開発スピードが上がった
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お話を伺った方

株式会社プレッシオ
代表取締役 社長
大谷 貴志氏

 

1950年創業の老舗メーカーが新規事業でシステム開発に挑むも採用に苦戦

——御社の事業内容や開発体制を教えてください

1950年に名古屋で創業以来一貫して、全国の新聞販売店向けに、チラシなどの紙を自動で重ね合わせる丁合機や包装機などを販売しているメーカーです。

ここ10年ほどはソリューション型ビジネスへと新規事業を拡大しています。新聞販売店向けにクラウド型顧客管理システム「Bizpre(ビズプレ)」を製品化し販売するなど、当社でもシステム開発が必要になっています。

私はプロジェクトオーナーとして顧客営業をしつつ、プロジェクトの全体をみて、採用にも関わっています。

——どのような課題を持っていたのでしょうか?

サービス開発の当初は、外部ベンダーと私たちが直接やり取りしていたのですが、とにかく要件の話が噛み合いませんでした。プロジェクトも思ったとおりに進まなかったので、知り合いに相談したところ「外部ベンダーと対等に技術の話ができ、社内の状況も理解してくれる専門性の高いプロジェクトリーダーを置いたほうが良いよ」とアドバイスを受けました。

そこで人材採用サービスを利用して正社員を募集したのですが、当社が老舗メーカーということもあってか、上流工程を担える方を採用できませんでした。また私自身エンジニア領域に詳しくなく、本当にその人に能力があるのかどうかを判断できないという課題もあったのです。

人材採用に苦戦しているころに、偶然レバテックフリーランスの広告を見つけました。

そこで、エンジニアを採用して内製化ができないのならばフリーランスに参画してもらう選択肢もあると知り、レバテックフリーランスに問い合わせました。

——フリーランスの活用は初めてだったということですね。不安はありませんでしたか?

初めての試みでしたので不安はありました。しかし先述の通り、プロジェクトが上手く進んでいなくて、打開策になりそうなら何でも試してみたいというタイミングでした。やれることはすべてトライしようと思いレバテックフリーランスの営業の方に相談をしました。

——レバテックフリーランスの営業担当とはどのようなことを話しましたか?

営業担当の方から、フリーランスの活用方法について教えていただきました。まず短期間の契約で自社とマッチするかを確認し、マッチしなければまた別の方を紹介してもらうという活用方法を提案していただけました。

最初の短期間でお互いが合いそうだと感じたら、その後契約を延長できる。正社員採用では短期間の契約でマッチ度を測ることは難しいですがフリーランスであれば実際に稼働してから判断できるので良い仕組みだと思いました。

もちろん、こちらが良いと思った方でも、人材側が契約延長を希望しない場合もあります。ただ、レバテックフリーランスは人材の母数も多く、他の人材サービスと比較しても、こちらが求める人材を提案してくださいます。そういった面でもレバテックフリーランスを選んで良かったと思っています。

漠然とした「欲しい人材イメージ」をレバテックフリーランスの営業担当が対話を通じて具体化してくれた

——レバテックフリーランスの営業担当へは、具体的にどのような人材要件でご要望を出したのでしょうか?

必要な人材像については上手く言語化ができていなかったので、最初はおおざっぱに、「プロジェクトを予定通りに実行したい」「想定以上に開発費が膨らんでしまったり開発期間が伸びたりしないようにしたい」といった課題感を伝えました。

加えて、どのような状況下でどんな動きをしてほしいのかという、ざっくりとした人材要件を出しました。

レバテックフリーランスの営業担当との対話を通じて、優秀な開発エンジニアだけでなく、該当領域の専門性が高く自社の状況を理解してシステム全体の構想を描きながらプロジェクトをリードできる人材が必要なのだと気づきました。対話を通じて自社に必要なものを理解できましたし、イメージがより具体化していき、徐々にクリアになっていきました。

必要な人材の要件がぼんやりした状態からでも相談ができたのは、レバテックフリーランスの営業担当のおかげです。

また、可能な限り早く参画してほしいという要望も伝えました。実際にすぐ来てもらえたので、正社員採用では難しい早さで現場へ参画してもらえたこともありがたく思っています。

——面談時はどのようにマッチ度を測りましたか?

当社の課題に対して、抽象的なやり取りだけで終わってしまう人は当社には合わないと考えました。私たちの課題を30分ほど話して、どれほど深く共感してくれるかどうかが決め手のポイントになりました。課題に対する解決策を具体的に提案してくれたり、なぜその問題が起きるのかを理解してくれたりすると、「問題の要点を理解してくれている感」があり好印象を持ちました。

専門性の高い人材がすぐに参画。レバテックフリーランスに相談しつつ、安定的な稼働を実現

——「レバテックフリーランス」経由で現在、フリーランスの方はどのような役割を担っているのでしょうか?

現在参画されているのは2名で、1人は、Bizpreの上流工程を担う方で、要件定義から入るコンサルタントのような役割です。

もう一人は、セールスフォースの開発エンジニアで、開発会社さんともやり取りをしてもらっています。手を動かせる技術アドバイザーのような役割ですね。

——フリーランスの方が最初に参画するまでのレバテックフリーランスの営業担当にはどんな印象を持っていますか?

とてもスピーディでやりやすかった印象です。特にセールスフォース・エンジニアは確保するのが難しく、すぐに他社で決定してしまうので、良い人が見つかったらすぐに連絡をいただけるなど、スピーディな対応をしてくれました。

フリーランスの方が参画されてからもレバテックフリーランスの営業担当からは「不安や懸念点があれば遠慮なく言ってください」「フリーランスの方に直接は言えないことがあれば、私に伝えてくださいね」と、定期的に声をかけていただきました。

フリーランスの活用経験がなく、最初の数カ月間は参画者とどのように接すれば良いのか分からないことがあったので、いろいろと細かく相談しました。

加えて、参画者が現在のプロジェクトに対してどう感じているかを上手く聞き出してもらえることもありました。このあたりも私たちが気になっていた部分でしたので、そのような営業担当の動きはとてもありがたかったです。

——フリーランスの方と一緒に働いてみた印象について教えてください

とても優秀で理解力が速く、私では思いつかないような解決策を提案してくれたり、未然にトラブルになりそうなポイントを教えてくれて解決策を講じてくれたりするので、とても助かっています。

どなたもプロフェッショナルで専門知識があり、フリーランスとして自立されている印象です。いろいろな開発手法を知っていて、エンジニア同士のネットワークで共有されている事例を積極的に紹介したり導入してくれたりします。

ベンダーとのやりとりが円滑になり工数や質、コストの見積もりが容易に

——フリーランスを活用したことの最大のメリットは何ですか? 

一番のメリットは、ベンダーとのやりとりが円滑になった点です。コストや期日、成果物の質の見積もりができるようになったことで、開発スピードと効率性が確実に上がりました。フリーランスの方がいなかった時代は、開発の中身を私たちもよく分かっていなかったので、ベンダーがどの程度のクオリティで仕上げてくれているのか、評価ができない状態でした。

フリーランスの方が参画されてから、コストや期日、成果物の質に見通しが立つようになり、ベンダーに対して対等で健全な、緊張感を持った接し方ができるようになったことはすごく大きいです。

ベンダーと隠し事なくオープンな関係を築けるようになったことで、もし遅れてもどれくらい延期するのかが読めるようになりましたし、優先度の変更を行う場合も判断がしやすくなりました。

また、これまでリリース目処が立っていなかったサービスについてもリリースできています。リリースしてからの機能改善が進んでいるという点で見ても開発スピードは上がったと感じています。

———実際にフリーランスを活用してみて、イメージは変わりましたか?

とても変わりました。最初は、フルリモートでもしっかり稼働してくれるのかという懸念もありましたが、特に問題はありませんでした。成果を挙げるか否かは、結局は人によるということを実感しています。能力と責任感があって、コミュニケーションが取れる人であれば、プロジェクトは問題なく円滑に進むという新しい発見を得られました。

社員とフリーランス間のコミュニケーションの橋渡しをする

——フリーランスを受け入れる際に、工夫していることはありますか?

参画者には、社内の改善すべき点があれば積極的に声を挙げて欲しいとは伝えつつ、いかに今の状態がダメかを直接的に社員に伝えるのは控えてもらうようにしました。直接的に伝えても社員からの反感を買ってしまうかもしれないのでコミュニケーションの工夫はお願いしました。事前に、伝え方の温度感を私と十分にすり合わせてから、社内やベンダーとのミーティングに参加してもらいました。

——チーム全体のマネジメント上、工夫している点は?

社員に対しては、フリーランスの参画者が何をやってくれる人たちなのかというコミュニケーションの橋渡しをするよう心がけていました。

現場の社員からすると、急に来た人に自分たちのやり方を変えられてしまうのを良く思わないこともあると思います。しかし、私が間に入って丁寧にコミュニケーションを取ることで今は完全に信用して打ち解けています。現在では社員と参画者の間に壁もなく、協力し合って事業を成長させてくれています。

——今後、レバテックフリーランスをどのように活用したいと考えているのでしょうか?

今の体制は十分機能しているのですが、将来的には内製化を進めて、最終的にはCTO兼プロジェクトマネージャーを担えるほどの人材を採用したいと思っています。ただ、採用することは難しく時間もかかるので、ハイスキル人材を確保する手段としてレバテックフリーランスを活用したいと考えています。

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