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Tech Fun株式会社
事業内容 : AWSソリューションサービス、データマネジメントサービス、AI/機械学習技術を用いたR&D/PoC支援サービス、Java研修、AWS研修などのIT教育サービス
業種:IT・ソフトウェア・情報処理
設立 : 2006年5月11日
従業員数 : 103 名(国内85名/ミャンマー18名)※2021年6月15日 現在
URL:https://www.techfun.co.jp/
課 題
効 果
お話を伺った方
Tech Fun株式会社
代表取締役兼CEO
笠井達也氏
※写真はオンライン取材でのキャプチャによるものです
私たちTech Funは、クラウドやAIなど比較的新しい技術やデータ分析基盤の構築やシステム開発に強みを持つシステムベンダーです。案件の大半はクライアントからの直接依頼が大半で、オンプレミスからクラウドへの移行、AWSやGCPの機能をフル活用したシステム開発などを得意としています。
弊社は、エンジニアは国内に約70名ほど、ミャンマー拠点には20名ほど在籍しており、プロジェクト進捗によっては業務委託で入っていただき総勢100~130名程度の体制で開発に当たっています。
業務委託契約を結んでいるエンジニアは当社と直接契約を結ぶ形もあれば、エージェントやSES会社経由もあり、20~50名ほどです。
実は、つい最近までフリーランスエンジニアに対して、あまりいいイメージを持っていませんでした。
気まぐれで契約を破棄したり、契約内容に書かれていること以外は一切やりませんという方がいる印象があって、積極的に活用しようという気にはなれなかったんです。
かと言って、正社員エンジニアの採用は年々難しくなっています。少子高齢化と人材の流動化がさらに進めば、正社員採用のハードルはますます高くなるのは明らかです。
そのため、徐々に「正社員エンジニアに固執しすぎて、開発リソースが足りない状況に陥るほうがリスクではないか」と考えるようになりました。せっかく獲得できそうな大型案件があるのに、リソース不足を理由に受注を見送るような事態が頻発したら会社存続の危機ですからね。
そこで、2020年を境にこれまでの採用方針を改め、業務委託やSES、派遣エンジニアにも門戸を開く決定を下し、各所にお声がけをしてみることにしました。とはいえ、初めのうちは正社員雇用との勝手の違いに困惑するばかりでした。
当初の戸惑いを挙げればキリがありません。例えば、こちらが想定しているスキル感とは異なる方の紹介を受けて教育コストがかかってしまったり、優秀なエンジニアをアサインしてくれたと思ったら突然引き上げられてしまったり……。委託先の窓口の方と話しても、なかなか状況は改善されず、調整や交渉にかなり時間が取られていました。
外部に業務を委託するので、やってみないとわからないことはありますし、最初は連携に時間がかかるというのはある程度覚悟していたものの、想像以上でしたね。
当初、レバテックフリーランスも数ある外部パートナーの1社に過ぎなかったのですが、お付き合いを深めるうち、他社とは違う点に気が付きました。
提案してくださるスキルシートの内容が的確な点、商談から稼働に至るまでの短さ、そして何事に対しても是々非々でフラットに話ができる点です。
もちろん、ご提案いただいたエンジニアがすべて当社の環境にマッチしたわけではありません。人対人の関係ですから、短期間で契約終了に至るケースもありました。しかしその数は限られており、問題が起こったあとのリカバーの速さ、アジャストする能力は秀でている印象です。レジュメを読み解く力や、私たちの要望とエンジニアの希望をマッチングさせる力があるのだなと。
最初から100点満点でなくても、少しずつ精度を高めてくれる安心感があるため、現在はフリーランスエンジニアに関してはレバテックフリーランスに一本化できています。
当初はお客様案件のフロントに立つエンジニアを紹介いただくだけでしたが、今は当社のマーケティング部門で働くデザイナーもレバテックフリーランス経由で参画していただいています。
Tech Funが自走型で仕事に対して前向きな人材を求めていることをよく理解していただいているので、当社とかかわりを持ってくださる方々は、事前に交わしたジョブディスクリプション(職務記述書)の内容を踏まえ、業務の改善提案にも積極的です。チームのメンバーとも非常にうまくやっていただいているので助かっています。
とは言え、こちらも甘え過ぎては負担を増やすことになるので、今後も緊張感を持って良好な関係を維持できるよう努めるつもりです。
開発案件に携わるエンジニアに関して言うと、次のフェーズではテックリードやプロダクト開発チームを率いた経験を持つプロジェクトマネジャーなど、エンジニア組織の要職を任せられるエンジニアとの契約を増やせればと考えています。
フリーランスエンジニアに門戸を開き、大型案件が受注しやすくなった経緯を考えると、プロジェクトの舵を切るテックリードやプロジェクトマネジャーに参画いただけたら、開発チームの成長や売上への貢献は計り知れません。
そもそもハイクラス人材は市場においても希少ですし、引く手あまただと思います。難しいとは思いますが、レバテックフリーランスなら期待に応えてくれると思っています。
これからフリーランスエンジニアを活用しようとお考えの方にお伝えしたいのは、フリーランスエンジニアを色眼鏡で見ないことだと思います。腕の立つエンジニアもいれば、そうでないエンジニアがいるのは正社員志望のエンジニアも同じです。
将来、会社を引っ張っていくようなエンジニアを育てようと思ったら、プロパーの正社員エンジニアを採用することは大事なことでしょう。しかし、すべての業務を正社員、プロパーで賄うことが果たして本当に得策なのか、先入観を取り払って一度考えてみてほしいですね。
そのうえで、エンジニアリソースの獲得方針を改めるのであれば、既存のメンバーに対して「顧客に優れたシステムを届けるために、雇用や契約関係にとらわれないフラットな開発組織を作りたい」と説明し、理解を求めるべきだと思います。
魅力ある案件作りができなければフリーランスを呼び込めないどころか、すでにいる正社員も新天地を求めて辞めていく時代です。
立場や志向がどうであれ、ここで働きたいと思える開発カルチャーや環境を整え、魅力ある会社を作ることが、システムプロバイダーが生き残るうえで重要なポイントになると思います。だとするなら、フリーランスエンジニアの活用を検討することから、これからどんな会社を作っていくか、考えるきっかけにしてもいいかも知れませんね。
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