最終更新日:2026年4月2日

IT人材の約6割が管理職になりたくないと回答、 フリーランスへの関心も

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「日本を、IT先進国に。」をビジョンに掲げるレバテック株式会社( https://levtech.jp/ ) は、IT人材を採用する企業担当者1000名とIT人材3000名に調査を実施し、「レバテックIT人材白書2026」を作成しました。本リリースでは一部を抜粋し、お知らせいたします。

<調査サマリー>
1.IT人材の半数以上が技術志向、「自身のスキルを極めたい」が最多理由に
2.IT人材の約6割が「管理職になりたくない」と回答、負担の回避と専門性の追求が背景に
3.20代IT人材の半数超がフリーランスに関心、「管理職を避けたい」という理由も
4.現役フリーランスの8割以上が「今後もフリーランスとして働き続けたい」と回答

IT人材白書2026

1. IT人材の半数以上が技術志向、「自身のスキルを極めたい」が最多理由に

IT人材に対して最終的なキャリア希望を聞いたところ、「技術的な専門性を磨いていきたい(技術志向)」が51.5%と半数以上を占める結果となりました。次いで「上流工程やプロジェクトマネジメントのスキルを経験を積みたい(上流・マネジメント志向)」が32.7%、「組織の中で管理職として責任範囲を広げていきたい(キャリア志向)」が15.9%となりました。

技術志向と回答した方に理由を聞くと、「自身の技術・スキルを極めたいから(43.6%)」が最も多く、自らの専門性を磨くことに重きを置く人が多いことがわかりました。  

最終的なキャリア希望

【志向別】キャリア希望の理由

2.IT人材の約6割が管理職になりたくないと回答、負担の回避と専門性の追求が背景に

現在、管理職に就いていない方を対象に「管理職になりたいか」を尋ねたところ、「非常にそう思う(4.2%)」「ややそう思う(14.3%)」と回答した方は、合わせて約2割にとどまりました。一方、「ほとんどそう思わない(21.4%)」「まったく思わない(35.6%)」と回答した方は、合わせて約6割に達しています。

年代別に見ると、20代では約4割が「管理職になりたくない」と回答したのに対し、50代ではその割合が7割を超えており、年代が上がるにつれて管理職志向が低下する傾向が見られました。

管理職になりたいか

【年代別】管理職になりたいか

管理職になりたい理由は「給与・報酬を現状より上げたいから(47.8%)」「組織や部門の意思決定の権限を持てるから(15.9%)」が多く、影響力や裁量の拡大を求める声も一定数見られました。

管理職になりたい理由

一方、管理職になりたくない理由では、「責任やストレスが増えそうだから(44.7%)」「適性がないと感じるから(15.4%)」「技術者としての専門性を磨きたいから(12.8%)」が上位となりました。管理職という役割への負荷を避けたい意識と、専門性追求のキャリア志向が背景にあることがうかがえます。

管理職になりたくない理由

IT人材白書2026

3.IT人材の3人に1人がフリーランスに興味があると回答、管理職を避けたいからという理由も

フリーランスとしての働き方に「とても興味がある(9.6%)」「やや興味がある(22.9%)」と回答したIT人材は32.5%となり、前年の調査*1から7.3ポイント増加しました。特に20代で増加が顕著で、前年は35.1%だったのに対し、今年は51.5%と半数を超える結果となり、若年層を中心にフリーランスへの関心が大きく高まっていることが分かります。

フリーランスとしての働き方に興味があるか

【年代別】フリーランスとしての働き方に興味があるか

フリーランスに興味がある理由の1位は、「業務する時間や場所を自由に選択したいから(54.8%)」でした。また約2割が「管理職になりたくないから(19.8%)」と回答し、組織内でのキャリアアップを避け、専門性を活かし続けるためのキャリアパスとして、フリーランスという働き方を検討していることが示唆されます。
*1 2025年1月発表「レバテック IT 人材白書 2025

フリーランスとしての働き方に興味がある理由(複数回答)

4. 現役フリーランスの8割以上が「今後もフリーランスとして働き続けたい」と回答

ITフリーランスの83.5%が「フリーランスとして働き続けたい」と回答し、フリーランスという働き方への満足度の高さがうかがえます。一方で、「正社員として働きたい」と回答した層は8.3%にとどまり、一度独立したIT人材の多くは、柔軟性の高い働き方を継続する意向が強いことが明らかになりました。

【フリーランス】今後のキャリアの方向性

〈執行役社長泉澤のコメント〉

今回の調査結果から、現代のIT人材が組織の階層を登る「管理職」よりも、自身の技術・スキルを極める「技術の専門家」としてのキャリアを強く志向していることが浮き彫りになりました。特に年代が上がるにつれて「管理職になりたくない」と回答する割合が増加しており、自身の希望するキャリアや技術を追い求めるための手段として、フリーランスという働き方を視野に入れる方もいることが分かります。

企業は、IT人材の確保・定着のためには、画一的な「昇進=管理職」というキャリアパスだけではなく、高度な技術力を持つ専門家を評価し、技術の追求を可能にする「エキスパートコース」などの複線型のキャリアパスを整備することが急務です。また、フリーランスへの関心の高まりを受け、柔軟な働き方の実現や、正社員であっても技術に専念できる環境づくりが、優秀なIT人材を引きつける鍵となるでしょう。

IT人材白書2026

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