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レバテック株式会社が運営するITエンジニア・クリエイター専門エージェント レバテック (https://levtech.jp/)は、副業をしているエンジニア300名を対象に、副業の実態調査を実施しました。今回は前編・中編・後編に分けての発表となり、本記事では後編として、「地方での副業編(後編)」についてお届けいたします。
<調査サマリー>
1.地方副業を行うエンジニアの約4割が「月に1〜2回程度」現地へ訪問
2.地方副業を行うエンジニアの約7割が地方での副業に「満足」
3.9割のエンジニアが、引き続き地方で副業をしたいと回答
地方で副業を行っているエンジニアに、どのくらいの頻度で地方に仕事で足を運んでいるか聞いたところ、「月に1〜2回程度(41.0%)」が最も多い結果となりました。
「1度も足を運んだことがない」と回答したエンジニアは14.3%見受けられました。首都圏の参画案件と比べると地方では「HP制作」の案件が多いために※、案件先に足を運ばなくとも地方での副業案件が問題なく遂行できることが考えられます。また、現在はWeb会議といったオンラインツールも主流となっているため、コミュニケーション面も問題なさそうです。
※参照:2022年9月発表「ITエンジニアにおける副業の実態調査(中編)」
地方副業を行う約7割のエンジニアが、地方で副業することへ「満足している」と回答しました。また、地方副業を行ったうえで「プラスのギャップ」「マイナスのギャップ」どちらを強く感じたかの質問では、約6割のエンジニアが「プラスのギャップを強く感じた」答えています。
プラスのギャップには「意見が通りやすかった(29.0%)」が最多となり、次いで「案件単価が高かった(22.6%)」と続きます。先日発表した中編※では、約3割のエンジニアが、単価が安いイメージがあるために地方での副業に興味がないと回答していましたが、今回の調査を通してイメージとは裏腹に単価が担保されていることがわかりました。
地方副業を行う前のイメージと、実際に働いてみた期待値のギャップでは、約6割のエンジニアが「期待を上回った」と回答しました。また、9割を超えるエンジニアが引き続き地方で副業をしたいと回答しています。都内に住みながら地方都市と関わることができ、実績を積みながらスキルを広げられる地方副業はエンジニアにとって魅力的のようです。
今回の調査リリースでは、ITエンジニア・クリエイターの地方副業の実態について明らかになりました。地方副業に参画しているエンジニアの満足度は約7割を超え、案件単価への不満はあまり見受けられません。
地方案件に興味があるITエンジニア・クリエイターも多い一方で、単価の印象や案件情報の露出度が低いが故に、満足度が高い地方案件への参画機会損失が生じている実態が見受けられました。副業での案件を積極的に供給することで、地方企業は必要とする人材を安価で雇えると同時に、人手不足の解消にもつながります。
今回の調査リリースを通して地方案件に対する印象が変わり、より一層参画者が増えること、そして、地方の活性化が進み、地方創生が加速していけば幸いです。
<調査概要>
調査対象:副業を行う都内在住のエンジニア300名
調査年月:2022年7月27日~2022年7月29日
調査方法:Webアンケート調査
有効回答数:300名
調査主体:レバテック株式会社
実査委託先:楽天インサイト株式会社
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