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事業拡大により人材不足に。フリーランスのPMの活用により課題を解決

株式会社クラブネッツ

株式会社クラブネッツ

事業内容 : ポイントシステム、マルチポイントプラットフォーム、集客・販促システム、プリペイドシステム、スマートフォンアプリなどを活用した店舗向けソリューションの開発・販売・運用、およびインフラ構築、コンサルティング、Web制作、QR決済取次、広告支援
業種:IT・ソフトウェア・情報処理
設立 : 2004年9月
従業員数 : 104名(2024年12月1日時点)
URL:https://www.clubnets.jp/

課 題

  • PMやテックリードなどエンジニアをリードできるポジションの社員が不足していた
  • プロジェクトの急拡大に社員の育成が追いつかなかった
  • PMの採用に苦戦していた

効 果

  • 求める要件を満たす人材が2週間で稼働開始
  • 社内の技術レベルが向上し、難易度の高いプロジェクトに取り組めるようになった
  • 開発案件における工数見積もりの妥当性チェックや、設計テストの品質管理、検収前の社内リリース判定などの運用フローが確立された
  • フリーランスが若手社員の技術的な手本になり、社員のレベルアップに貢献
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お話を伺った方

取締役 COO
事業開発本部 本部長
蘆名 真也 氏

事業開発本部
情報システム部 部長
小谷 梓 氏

 

レバテックフリーランス経由で3名が稼働中

——御社の事業内容や開発体制を教えてください

蘆名氏:当社は「DXカンパニー」として、主にBtoB領域でクライアントの経営DXを始め、さまざまなDX支援を行っています。販促DX、業務DX、社内DXの3つをあわせて「経営をDXする」ことで店舗・企業のさまざまな経営課題を解決しています。

現在はレバテックフリーランスから3名が参画していて、全員が事業開発本部内の情報システム部のポジションで参画しています。当社の情報システム部は、アプリやAWSを含めた社内のインフラ周りを総合管理している部門です。

——蘆名様と小谷様の現在の業務は?

蘆名氏:私は当社の取締役兼COO兼事業開発本部の本部長で、小谷は事業開発本部の中の一部門である情報システム部(以下、情シス)の部長です。

社員の採用や、フリーランスの方の参画面談の際は、私と小谷で面談を行います。

レバテックフリーランス経由で参画している3人のPMは主に、インフラの構築や開発のルール決めなどに携わってもらっています。便宜上PMと呼んでいますが、厳密にはCTO、CIO、構築メインのPMと、それぞれ別ポジションを担ってもらっています。

——フリーランスとはどのように関わっていますか?

小谷氏:AWSのマルチアカウント管理という大プロジェクトのCTOポジションの方の配下に、構築がメインのPMの方や、当社の社員が配置されているという状況です。また、CIOポジションの方には組織横断的な動き方をしてもらっています。いずれの方も、タスク管理やシナリオ作成、ルール作りなどのドキュメンテーションにも携わってもらっていますので、コンサルタント的な動きをしてもらっている側面もあります。

プロジェクトの増加に社員育成が追いつかず

——今まではどのようにPMを確保していましたか?

蘆名氏:実はこれまで、外部からPMを確保したことがありませんでした。というのも、PMというくくりではなく、マネジメントができてリーダシップを発揮できる社員にリーダーを担ってもらっていたからです。PMというポジションを意識し始めたのはここ数年のことです。

——どのような課題があり、フリーランスのPMの活用に至ったのでしょうか?

蘆名氏:開発のプロジェクトが増えてきて、PMのポジションを担える方が必要になったのが一番の理由です。結果的に現在はフリーランスの方にそのポジションを担当してもらっていますが、本来は当社の社員に担ってもらいたいところでした。

しかし現実的に、そのポジションに最適な人員が不足していたことは事実で、育成が追いついていないというのが課題でした。また、エンジニアチームを経営目線で牽引できるテックリードも不足している状態でした。

そのため、人員を補充しないと事業成長に支障をきたすと判断し、外部から確保する運びとなりました。しかし、中途社員の採用を行うにしてもPMポジションは企業からのニーズが高く、採用が難しい状態です。

こういった経緯で、即戦力のPMにすぐに参画していただくために、フリーランス活用を選択肢に入れました。

——フリーランス活用にあたり、懸念はありましたか?

蘆名氏:フリーランスの方に参画してもらった経験はすでにあったため、大きな懸念はありませんでした。ただ、自分たちで直接フリーランスを探す場合は、スキルセットを見極める際に苦労する場合が多いことを経験則から知っていました。そういった理由もあり、エンジニア領域に強みを持つ人材紹介サービスということで正社員採用の際にもお付き合いがあったレバテックにフリーランスの活用についてもご相談しました。

人材の提案から参画まで2週間。要望に沿った人材の稼働がスタート

——レバテックの営業担当に対して、具体的にどのような人材要件を要望したのでしょうか?

蘆名氏:単にAmazon EC2やRDSを扱ったことがあるといったレベルの人ではなく、AWSの豊富な経験がある人という条件をお伝えしました。あとは、私がバックエンド主体で開発に携わっているので、バックエンドの知見を持っている方を要望しました。

——要望に沿った人材は提案されましたか?

蘆名氏営業担当が提案してくれる人材が当社の要望とずれていることは少なく、人材要件そのままに近い方をご紹介いただいた印象です。ヒアリングの精度が高くしっかり理解してくれていて、的確に提案してくれました。そのおかげもあって面談した人数が少なく済みました。要望と異なる人を紹介されて時間を取られることがなかったため素晴らしいと感じましたし、人材紹介サービスを利用することの大きなメリットだと思っています。

——その後のフリーランスの方の参画まで、スムーズな印象でしたか?

蘆名氏:参画スピードについては、急いではいましたが、そんなにすぐ決まるとも思っていませんでしたので、1~2ヶ月はかかると期間を見積もっていました。しかし、営業担当の方に相談した翌日には多くの人材を提案していただき、2週間程度で参画がスタートと、想定よりもかなり早く進められました。

社内の技術レベルが向上し、難易度の高いプロジェクトに取り組めるように

——参画の前後で、フリーランスのPMに対する印象に変化はありましたか?

蘆名氏:それはもう大きく変わりました。ただ、「フリーランスのPMに入ってもらったから」という理由よりも、良い3人に巡り会えたことが大きいと思っています。それぞれ強みを持った方が入ってくれたことで、社内の技術レベルが格段に上がりましたし、取り組むプロジェクトの難易度も上がってきています。

また、その成長度合いについていこうと社内のエンジニアも努力するので、社員にとっても大きな刺激になっていると思います。

——レバテックフリーランスをご利用になったことで、当初の課題に対してどのような効果がありましたか? 

小谷氏:3人が参画して以降、受託開発案件の工数の見積もりの妥当性のチェックや、設計テストの品質管理、検収前の社内リリース判定など、運用フローが確立できるようになりました。それに伴い、有意義なチェックができるようになった点は大きな効果だと思います。

——3人のフリーランスの方々に対する現在の印象はいかがですか?

蘆名氏:三者三様ですが、皆さん非常に真面目な印象で、着実にタスクを進めていただいています。

小谷氏:総じてビジネス能力が高く、保守的な社員に対してもネガティブな言動はせずに上手くコミュニケーションを取ってくれています。

また、フリーランスの方と同じプロジェクトに若手社員をつけていたところ、その社員のAWSのスキルが大きく向上しました。社員の技術的な見本になってくれていると思います。また、当初目指していたプロジェクトの到達点に半年間で到達できるなど、とてもありがたく感じています。

——フリーランスを活用した一番のメリットは何でしょうか?

蘆名氏:やはりフリーランスの方が持つ豊富な知識面でメリットを感じています。AWSや SaaSの新しい機能を取り入れる場合に、当社には経験の少ない社員が多い中で、フリーランスの方は使い方やメリットを示してくれるため、その知識と経験を持っていることは大きなメリットといえるでしょう。

また、導入することで何が改善されるのかという将来の見通しが立ち、導入後に必要な作業や学習のプロセスも示してくれることなどもありがたく感じています。

社員との間にハレーションが起きないための工夫を

——フリーランスを受け入れる際に、工夫していることはありますか?

蘆名氏:開発の社員と情シスのフリーランスメンバーは組織を分けている点ですね。フリーランスの3人に情シスのポジションを任せているのはその狙いもあります。

外部からフリーランスとして参画された方が、いきなり開発の社員と関わったとしても意見の食い違いが生じることも多いでしょう。ただ、社員とフリーランスの方との間にハレーションが起きないように工夫しつつも、フリーランスの方が感じた改善点はしっかりと社内に反映させていくべきだと思っています。

そのため、開発方針や運用技術の選定、環境面の改善などでフリーランスの方からアイデアをいただいた場合でも、私や小谷、副本部長のトップ3人から社員にそれらのアイデアを伝えることで、ハレーションが起きないようにしています。

——今後、レバテックフリーランスをどのように活用したいと考えているのでしょうか? 

蘆名氏:ピンポイントで、高いレベルでバランスの取れた良い方を、最短2週間でアサインしてくれたのは本当にありがたかったです。緊急的に事業を拡大する必要があったり欠員が出たりした場合には、まず第一にご相談したい相手だと思っています。

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