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株式会社ロイオズ
事業内容 : 法律事務所に特化したクラウド型業務管理システム「loioz」の開発と提供
業種:IT・ソフトウェア・情報処理
設立 : 2014年7月
従業員数 : 6名
URL:https://www.loioz.co.jp/
課 題
効 果
お話を伺った方
株式会社ロイオズ
取締役
濱地一範氏
※写真はオンライン取材でのキャプチャによるものです
私たちは、紙文化が根強く残る法律業界のDXを支援するSaaS企業で、法律事務所向け業務管理システム「loioz(ロイオズ)」や債務整理業務の効率化に特化した「Benzo(ベンゾー)」の開発と提供を行っています。
特に2020年6月にリリースしたloiozは、法律事務所が抱える数多くの訴訟案件情報や依頼主である顧客情報をクラウド上で一元管理できるサービスで、訴訟進行状況や裁判期日の管理、会計処理、事務所内のコミュニケーションまで幅広く対応しており、数多くの弁護士やパラリーガル、事務担当者の皆さんにご利用いただいています。
創業当初から私は開発責任者として、エンジニアリング組織のマネジメントやプロダクトマネジメントに携わっています。loiozの開発は私以外にも協業先に所属していた4人のエンジニアがチームの核となってくれていたので、開発スタート直後からリソース不足に頭を悩ませたことはありません。しかしその一方で、チーム全体の技術力向上については少なからず課題を感じていました。
若手中心の開発チームにありがちなことですが、経験のあるメンバーが若手メンバーへのフォローを手厚くすると、どうしても開発スピードは落ちてしまうんです。ただ、だからといって若手を放っておいては、いつまで経ってもチームとしての技術力は上がりません。長年、こうしたジレンマを抱えていたこともあって、守備範囲が広く自走できるエンジニアに加わってもらいたいという思いを常に感じていました。
「守備範囲が広いエンジニア」といっても、何でもハイレベルにこなせるフルスタックエンジニアというわけではなく、フロントエンドもサーバーサイドもある程度は理解していて、必要に応じて柔軟に対応できるユーティリティプレイヤー的なエンジニアを理想としていました。
loiozの開発が本格化した2020年1月前後の状況を振り返ると、これから開発が佳境に差しかかる段階で、優秀なエンジニアを正社員として迎え入れるのは簡単ではなかったですし、雇用契約を結ぶとなるとそれなりの予算も必要です。
受託開発会社に委託するにしても、仕様書を固めてから開発することが多いため、プロトタイプを作りながらブラッシュアップしていく私たちの開発スタイルにはなかなか馴染まず、費用的に見合わないことが大半です。そのため、一時的に開発リソースが必要なタイミングが見えてくると、以前から付き合いのあるSES会社などに声を掛け、柔軟に対応してくれるエンジニアをアサインしてもらっていました。
ただ、丁寧に期待値をすり合わせてアサインしてもらったつもりでも、稼働後にパフォーマンスが発揮できない場面が目につくこともありまして……。
私がレバテックフリーランスに声を掛けたのは、業務委託契約を結んでいたエンジニアの考えやパフォーマンスが私たちの期待と合わず、契約を打ち切らざるをえなかったのがきっかけでした。前職でレバテックフリーランスを利用した際に、紹介いただいたエンジニアの方の印象が良かったことを思い出し、今回も依頼してみようと考えました。
2020年9月からレバテックフリーランスと取引をはじめ、これまでに累計で7名のエンジニアに参画していただいています。
今のところ、業務委託エンジニアについては、レバテックフリーランスから紹介してもらった人材で充足しているので、同業他社と使い分けはしていませんね。
レバテックフリーランスは、こちらの要望をきちんと聞いてくださったうえで的確な方を提案してくださいます。また、スキルシートをいただいてから翌週には商談をセットしていただき、稼働まで1カ月程度で済むので対応の速さにも満足しています。
現在は4名のフリーランスエンジニアに参画いただいており、そのうちお一人は最初の契約からずっとお願いしている方です。
レバテックフリーランスに仲介していただいたエンジニアに総じて言えるのは、技術力が一定水準以上あって、安定したアウトプットを出してくださる点だと思います。フロントエンドもサーバーサイドも関係なく対応してくださいますし、プロトタイピングしながら、改善点を見つけて作り直していく開発スタイルにも理解を示していただけるのでとても助かっています。
また、担当していただいている作業に集中していただくのはもちろんですが、打ち合わせにも参加しご自分の意見もきちんと伝えてくださいます。若手メンバーにもいい影響があると現場を見ているプロジェクトリーダーからの評価も高いですね。
毎月1回予定しているリリーススケジュールが遅れることもありませんし、チームとしての技術力を高めることにも貢献していただいている印象もありますね。今のところ期待通りの成果を出してくださっていると感じます。
今はまだ、訴訟案件や顧客管理の効率化に注力しているloiozですが、ゆくゆくは裁判所への提出書類の自動作成をはじめ、法律事務所業務全体の効率化につながるサービスを展開していきたいと考えています。loiozはこれから、使いやすさを極め、機能強化を図りながら成長スピードを速めていくフェーズに入ります。そのため、開発力のさらなる強化が大きな課題です。
今後実現したい機能やサービスのアイデアはたくさんあるため、これから開発案件が増えることはあっても、しばらくは減ることはないでしょう。なのでぜひ、リーガルテック分野の将来性に期待してくださる方や、プロジェクトリーダーやテックリードの元で開発力を発揮してくださる方に参画していただきたいですね。そして、レバテックフリーランスには、今後も当社に合ったエンジニアを厳選してご紹介いただければと思っています。
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