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組織になじむ人材との長期契約を実現。ドゥ・ハウスが見つけたフリーランス戦力化のポイント

株式会社ドゥ・ハウス

株式会社ドゥ・ハウス

事業内容 : デジタル&ネットワークをフル活用したプロモーションサービス、マーケティングサービスの提供
業種:情報(広告・通信・マスコミ)
設立 : 1980年7月7日
従業員数 : 145名(うち社員数125名)※2022年4月現在
URL:https://www.dohouse.co.jp/

課 題

  • サービスの急成長と新規事業ニーズが高まり、開発を委託していた外部ベンダーの対応スピードが課題に
  • 開発の内製化に乗り出すものの、正社員のエンジニア採用に苦戦。また、採用にリソースを割くことも難しい状況だった

効 果

  • レバテックフリーランスに依頼したところ、優秀なフリーランスの参画に成功
  • 現在は開発実務に加え、スクラムチームの要職を任せられる人材も。フリーランスエンジニアがチームに欠かせない存在に
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お話を伺った方

株式会社ドゥ・ハウス
カンパニー長
松本 智宏 氏

※写真はオンライン取材でのキャプチャによるものです

サービスの急成長と新規事業開発ニーズの増加が、フリーランス活用のきっかけに

ドゥ・ハウスは、商品の魅力を口コミで伝えるサービス「モラタメ」や、買い物客に対する店頭プロモーション支援サービス「テンタメ」など、消費者プロモーションや店頭プロモーション事業を展開する企業です。

▲「モラタメ」の会員数は全国120万人以上。日用品などの商品を無償または安価に提供する代わりにアンケートに回答してもらい、その口コミデータをメーカーに提供している

私が所属する「あたらシステムカンパニー」は、こうした各種プロモーションサービスのサイト開発や運営、社内で利用する全社システムの保守を含む部署です。私はこの部署を率いるカンパニー長として、正社員エンジニアの採用やフリーランスエンジニアの獲得など、開発組織全体のマネジメントに携わっています。

半数がフリーランスエンジニアでスクラム開発に取り組む

あたらシステムカンパニー所属のエンジニアは現在30名ほどおり、そのうちフリーランスエンジニアは約半数を占めています。その大半がレバテックフリーランス経由で参画していただいている方です。

当社は2022年4月からスクラム開発を採用し、プロダクトやサービスごとにA~Eの5つのチームで開発や運営を担当しているのですが、そのうち2チームのスクラムマスターはレバテックフリーランスに紹介していただいたエンジニアです。

このほかにもフロントエンド、バックエンド開発のリードを務めてくださっているエンジニアもいれば、テンタメアプリのリニューアルプロジェクトをお任せしているエンジニアもおり、参画した方々の存在感は抜群です。文字通り、開発の中枢を担っていただいていると言っても過言ではありません。

外注比率を引き下げる選択肢として、フリーランス活用を開始

レバテックフリーランスと最初に接点を持った2014年当時は、私を含めて社内の開発メンバーは3人しかいない状態でした。機能開発の大半は外部のベンダーにお願いして開発していたんです。

当初は、社内でエンジニアをマネジメントする手間よりも、開発や保守をベンダーさんに一貫して依頼できるメリットのほうが勝っていました。しかし、手掛けてきたサービスが成長するに従って、どうしてもこちらの希望するスピードと外注先のスケジュールが折り合わず、待たなくてはならない場面が増えてきたんです。

外注比率を下げて内製化比率を上げるにしても、優秀なエンジニアをすぐに採用するのは難しいですし、採用活動に割く時間もなかなか捻出できない状況にありました。そんななか浮上したのが、フリーランスエンジニアの活用です。

▲既存サービスの開発スピードを上げるためには、フリーランスエンジニアの活用は必須だったと話す松本氏

サービスの成長と経営環境の変化を機にフリーランスの活用に本腰

そのときは残念ながら、レバテックフリーランスから紹介していただいたエンジニアとは契約に至らなかったのですが、2021年1月に当社がクロス・マーケティンググループ入りしたのを機に、改めてこちらから声をかけました。

フリーランス活用に本腰を入れようと思ったのは、経営環境が変わったことと、既存サービスの急成長が重なったためです。

将来的にも、既存サービスの改善サイクルや新規サービスの立ち上げスピードは速まることはあっても遅くなることはなさそうでしたし、グループ全体の成長という観点でも、サービス開発を担う即戦力エンジニアの確保は重要でした。そこで、経験豊富で実力者が集まるフリーランスエンジニアのエージェントと契約しようと考えたんです。

当初求めていたのは、LAMP環境に慣れたWebエンジニア。しかし、当社のグループ内にはインフルエンサーマーケティングサービスの「REECH(リーチ)」のように、フロントエンドはVueやAngular、バックエンドはPython、PHPフレームワークのLaravelを採用するなど、比較的モダンな開発環境で作られているサービスもあります。

こうしたモダンな技術に親しいエンジニアのニーズは今後ますます高まっていくため、ハイスキルなエンジニアを数多く抱えているレバテックフリーランスは、初めから選択肢に入っていました。

スキルだけで選ぶのは拙速。開発カルチャーにフィットした人材を選ぶべき

人事部に依頼するような気軽さで声をかけられる安心感

フリーランスというと一匹狼的で扱いづらい印象を持っている方もいるかもしれませんが、これまでレバテックフリーランスに紹介してもらったエンジニアは、技術力があり既存のメンバーとも上手く付き合えるエンジニアばかりでした。そのため、経営陣を含め、社内にフリーランスに対する忌避感を持った人はいません。むしろ、さまざまなプロジェクトを経験されているため視野が広く、頼りになる存在です。

レバテックフリーランスの営業の方は、当社が求めるエンジニア像をよく理解してくださっているので、技術スキルだけでなく、当社の開発事情やカルチャーになじむ人材を提案してくださっています。本格的にお付き合いが始まって1年半以上経ちますが、最近ではまるで人事部に気軽に声をかけるような関係性が築けていると感じます。当社が求める候補者を提案してくださる時間も、だんだんと短くなっている印象がありますね。

レバテックフリーランスに登録しているエンジニアについても、単に母数が多いだけでなく、希少人材を含む幅広い層のエンジニアが集まっているので、欲しいエンジニアについてわがままが言えるのも魅力的だと考えています。

組織運営にもコミットしてくれるフリーランスと長期にわたる関係を築くには?

正社員と分け隔てなく接し、やがてチームにとって欠かせない存在に

企業によっては、正社員とフリーランスで与える仕事を変えたり、フリーランスにはチームマネジメントを任せないケースもあると思います。

しかし当社では、正社員もフリーランスも関係なく、その方の希望や能力に応じてお仕事をお任せするようにしています。フリーランスだからといって携われる開発領域を狭めたり、共有する情報に格差を付けたりすることは一切ありません。フリーランスも正社員同様チームの一員ですし、彼らと信頼関係を築こうと思ったらまずは私たち自身がフェアであるべきだと考えています。

一人ひとりと信頼関係を築けているからこそ、参画しているフリーランスエンジニアの皆さんも、私たちの期待に応えてくださっています。

たとえば、週次で実施しているミーティングへの参加はもちろん、2カ月に一度の1on1、勉強会も皆さん積極的に参加してくださいます。なかには地方在住にもかかわらず、食事会など社内行事があれば率先して上京してくださる方や、エンジニアチームが企画し定期配信しているポッドキャストの編集やサイト制作に、自ら手を挙げて参加してくださる方もいるほどです。

こうした動きをとってくださるのも、私たちもまた彼らの取り組んでみたい技術やサービスに耳を傾け、挑戦できる環境を整える姿勢を見せているからこそだと思います。

先入観を捨て真摯に向き合う。それがフリーランスと良好な関係を築くポイント

適任者がいれば、さらに重責を担うポジションへの登用も

今後も引き続き、既存サービスの改善や新規事業の立ち上げのスピードを上げていきたいので、レバテックフリーランスには、当社のカルチャーに合ったフリーランスエンジニアをどんどん紹介していただきたいですね。

組織が大きくなれば手を動かすエンジニアに加え、プロダクトオーナーやプロジェクトマネージャーなどのポジションも増やしていく必要があります。タイミングと条件さえ合えば、素養のあるフリーランスエンジニアに、プロダクトオーナーやプロジェクトマネージャーに加え、CTOやエンジニアリングマネージャーをお任せする可能性があります。能力のある方に門戸を開きたいと考えているので、適任者がいればチャンスは必ず用意するつもりです。

また、今後は当社だけでなく、エンジニアリソースの確保に苦戦しているグループ企業に対してもフリーランスエンジニアの活用法を広めていく予定です。エンジニアの獲得や定着率の低さに悩んでいる企業を少しでも減らせれば、グループ全体の成長に寄与できるのではないかと考えています。

フリーランスも十人十色。色眼鏡で見るべきではない

フリーランスエンジニアに対してネガティブな印象を持つ方に対して、この記事を通して、その多くが先入観に基づく思い込みの可能性があるということをお伝えしたいですね。

同じフリーランスエンジニアでも、黙々とコードを書くのが好きな人もいれば、後進の育成などマネジメント寄りの仕事をしたいと思っている人もいます。

大切なのはその方が何を求めていて、どんなシチュエーションならパフォーマンスを最大化できるか、本人を交えて真摯に話し合うことではないでしょうか。つまり、フリーランスエンジニアを開発戦力としたいなら、正社員エンジニア同様、大切な仲間として尊重するべきです。お互いの期待値を擦り合わせながらWin-Winな関係を築くことこそ、フリーランスエンジニアと長く良い関係を築くポイントだと思います。

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