採用ノウハウ - レバテック|エンジニア&クリエイターの採用情報サイト

最終更新日:2025年2月25日

【2025年版】エンジニア採用に役立つ本8選!読むべき理由を紹介

IT人材の採用に関わるすべての方へ

「IT人材白書 2024」をダウンロードする

エンジニア採用にあたり、「身につけるべき知識はあるのか?どうしたら知識を得られるのか」と悩む人はいるでしょう。その有効な手段として本による知識習得が挙げられます。
この記事では、初めてエンジニアの選考に携わる方や、新卒・ミドル層の採用に関わる人事担当の方に向けておすすめの本を紹介します。

ITの最新知識を身につけたい、人事担当として雇用にまつわる基礎知識を押さえたいという方はぜひ参考にしてください。

エンジニア・クリエイターの採用にお困りではありませんか?
レバテックなら業界最大級!登録者40万人のデータベースでエンジニア・クリエイターの採用成功を実現
⇒レバテックについて詳細を知りたい

IT人材白書2025

エンジニア採用で採用担当者が本を読むべき理由

採用担当者の中には、事務や営業など他職種と同様に、一般的な採用ノウハウが分かっていればエンジニア採用も問題ないと思っている方もいるでしょう。しかし、エンジニアは日本国内で不足している人材で企業同士の取り合いになっており、エンジニア採用に関する知識がないと遅れを取ってしまいます

たとえば、エンジニアに関する知識がない担当者が面接などを行うと、技術や配属先、サービスなど専門的な質問にうまく答えられないでしょう。採用担当者自身も、そのような状態では適した人材を見極めるのは困難です。候補者は「自分が活躍できる現場に配属してもらえるのか」「技術トラブルがあった際に対応できる職場なのか」など不安を抱き、内定を辞退する可能性が高まります。

エンジニア採用に関する理解を深めるため、本による学習をして知識を得たほうがより質の高い面接ができ、人材の見極めや内定承諾にも役立つでしょう

エンジニア採用について本で学ぶべき内容

エンジニア採用の知識を本で身につけるといっても、そもそもどのような内容を軸に選べば良いか分からない人は多いでしょう。本で得られる、エンジニア採用を行うのに知っておくべき情報としては以下のような内容が挙げられます。

  • IT領域/業界の分類(ソフトウェア、ハードウェア、データベース、ネットワーク、セキュリティなど)
  • エンジニアの職種、職位
  • 各職種から選択できるキャリアパス例
  • プログラミングの基礎知識
  • エンジニアが転職で求める内容例

プログラミングは記述できる必要はありませんが、「どのような開発にどんなプログラミング言語を使うか」「自社では最新技術の導入に関してどう対応しているか」などは分かるようにしましょう。

また、エンジニアは収入アップやキャリアアップに意欲的な人材が多く、転職先に自分の希望を叶えられるキャリア制度や待遇があるかを気にします。多くのエンジニアが考えるキャリア観・志向性を知り、自社が対応できそうか、アピールにできそうな内容はないか確認しましょう。

「エンジニアが転職時に希望する条件」を把握してエンジニアからの応募数不足を解決するには?
⇒解説資料のダウンロードはこちらから

エンジニア採用時の参考になるおすすめの本8選

エンジニア採用について学習したほうが良いと思っても、実際に書店に足を運ぶと「どれが良いのか分からず買えない…」と悩むこともあるでしょう。ここでは、エンジニア採用において役立つ本を紹介します。

1.作るもの・作る人・作り方から学ぶ 採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本 

作るもの・作る人・作り方から学ぶ 採用・人事担当者のためのITエンジニアリングの基本がわかる本はエンジニア採用に必要なITエンジニアリング知識がまとめられている本です。採用サービスの中でも使われることが多い技術用語を中心に紹介されています。

本書を読めば、候補者とのコミュニケーションがしやすくなる、自社に必要なエンジニアの定義ができマッチする人材を見極められるなどの効果が期待できます。

  • 著者:中島佑悟、高濱隆輔、千田和央
  • 出版社:翔泳社 
  • 初版発行:2020年4月
  • ページ数:204ページ

2.ITエンジニア採用とマネジメントのすべて 「採用・定着・活躍」のポイントと内製化への道筋が1冊でわかる

ITエンジニア採用とマネジメントのすべて 「採用・定着・活躍」のポイントと内製化への道筋が1冊でわかるは、ITエンジニア不足が加速している状況に焦点を当てた書籍です。ITエンジニア採用を成功させるための準備・施策や自社への定着率を高めるための組織体制づくりについて網羅的に解説されています。

著者はITエンジニア採用やマネジメントに10年以上携わっており、ITエンジニア採用とマネジメントのノウハウが凝縮された一冊です。

  • 著者:久松剛
  • 出版社:かんき出版 
  • 初版発行:2022年7月
  • ページ数:224ページ

3.自社にピッタリの人材がみつかる 小さな会社がITエンジニアの採用で成功する本

自社にピッタリの人材がみつかる 小さな会社がITエンジニアの採用で成功する本は、中小企業向けのITエンジニア採用の本として、採用ノウハウが紹介されています。本書では、採用条件の考え方をはじめ、面接でするべき質問とその回答から人物像を見極める方法、自社に定着してもらうためのポイントをまとめています。特にITに詳しい人材がいない企業にとって、有益な情報として活用できるでしょう。

  • 著者:大和賢一郎
  • 出版社:日本実業出版社
  • 初版発行:2019年6月
  • ページ数:232ページ

4.優れた技術者の集まる会社にする方法 ソフトウェア開発者採用ガイド

優れた技術者の集まる会社にする方法 ソフトウェア開発者採用ガイドは、より良い開発者を雇用する方法、機会損失をなくす方法についてまとめている一冊です。著者は現役プログラマーであり、自社の会社にてプログラマーの面接に立ち会っており、面接する側・される側の気持ちに精通しています。

プログラマーへの理解を深められ、優れたエンジニアを見極める一助となるでしょう。

  • 著者:Joel Spolsky、 青木靖(翻訳)
  • 出版社:翔泳社
  • 初版発行:2008年3月
  • ページ数:196ページ
IT人材白書2025

5.エンジニアのためのマネジメントキャリアパス ―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイド

エンジニアのためのマネジメントキャリアパス―テックリードからCTOまでマネジメントスキル向上ガイドは、現在技術系マネージャーとして活躍中の方や目指している方向けの本です。IT業界の管理職に必要なスキルが解説されています。たとえば、メンターからテックリードへ、それからリーダーや技術部長、CTOへと立場が変化する場合に求められるスキル・役割・職務などが詳細にまとめられています。

管理職の採用・評価、チーム改善などに関するテクニックも網羅されている一冊です。

エンジニア向けといえますが、管理職に必要なスキルや代表的なキャリアパスが記載されているため、リーダーやマネージャークラスの人材採用にも役立つでしょう。

  • 著者:David Loftesness(著)、Alexander Grosse(著)、武舎るみ(翻訳)、 武舎広幸(翻訳)
  • 出版社:オライリージャパン
  • 初版発行:2018年9月
  • ページ数:312ページ

6.全産業「デジタル化」時代の日本創生戦略

全産業「デジタル化」時代の日本創生戦略は、初めてエンジニアの採用活動を行う人事担当者におすすめの一冊です。

近年の日本はAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)などへの関心が高まっており、デジタル社会が進んでいます。

本書では、IT業界のフロントランナーとして活躍してきた著者が、情報通信、流通、医療・福祉といった各業界にデジタル化が与える影響や、企業がとるべき行動について解説しています。本書を読めば、AIやIoT、デジタルトランスフォーメーション(DX)、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)といった現代社会に必要なITの知識を身につけられるでしょう。

  • 著者:藤原洋
  • 出版社:PHP研究所
  • 初版発行:2018年8月
  • ページ数:256ページ

7.上位校&優秀層の学生を採用するための最新常識

上位校&優秀層の学生を採用するための最新常識は、新卒採用に初めて関わる人事担当者におすすめの本です。

新卒採用で優秀な人材を確保するには、就活を取り巻く環境や、学生の就活に対する本音を理解しておく必要があるでしょう。

本書では、上位校・優秀層の学生の採用支援を行っている著者が、企業に関心を持ってもらうための方法や内定辞退を防ぐコツを紹介しています。上位校・優秀層の学生のインタビューも収録されており、就活生の本音を知れる一冊です。

  • 著者: Dento
  • 出版社:翔泳社
  • 初版発行:2018年12月
  • ページ数:150ページ

8.40歳からの「転職格差」 まだ間に合う人、もう手遅れな人

40歳からの「転職格差」まだ間に合う人、もう手遅れな人は、40~50歳のミドル層の採用活動に携わる人が読んでおきたい一冊です。

本書では、ミドル層の転職コンサルタントとして活動する著者が、ミドル層の転職にまつわる成功例と失敗例を紹介しています。ほかにも、キャリアの棚卸しやジョブチェンジの心得を事例とともに解説しています。

ミドル層の採用に関わる人や転職を検討している人だけではなく、将来のキャリアについて悩む若手社員にも役立つ内容です。

  • 著者:黒田真行
  • 出版社:PHP研究所
  • 初版発行:2018年3月
  • ページ数:222ページ
IT人材白書2025

本の知識をエンジニア採用で活かす方法

せっかく本で知識を得ても、採用活動で活かせなければ読んだ意味がありません。本で得た知識を活かすためにも、以下の内容を意識しましょう。

複数回読み込んで定着させ選考時に使えるようにする

「参考になった」「次の機会に活かそう」と思っても、いざとなると実行できないことがあります。一度読んだだけでは、知識が定着していない、習慣化されていないために、実践の場でおぼろげにしか思い出せないからです。

複数回読み込み、重要と思える部分は特にマーキングや書き出しをして、実践の場で活かせるレベルに内容を定着させましょう。

メンバーに情報・ノウハウの共有をする

エンジニア採用担当のメンバーが複数いる場合、本で得た知識は共有しチーム内でノウハウを蓄積できるようにしましょう。自分から発信するだけでなく、情報共有の場を設けメンバー全員で共有しあえば、より精度の高いエンジニア採用のノウハウを培っていけることになります。自分自身のアウトプットにもなるため、知識の定着にも役立つでしょう。

関連記事:採用におけるペルソナの設計方法を解説!作成時に役立つフォーマットも紹介

「エンジニアを採用しやすい時期」を把握してエンジニア不足を解決するには?
⇒解説資料の無料ダウンロードはこちらから

本での知識習得以外でエンジニア採用を成功させる方法

採用担当者が本でエンジニア採用の知識を得ていれば、採用成功率は高まりやすいでしょう。しかし、本での知識だけで必ず成功するのなら、人材不足で困る企業はありません。エンジニア採用の担当者は本での知識習得以外にも、自社に合うエンジニア採用手法を選択するなど、採用を成功させるためのポイントを抑える必要があります

その参考となるよう、代表的な採用手法を表にまとめました。

採用手法 メリデメ

企業によって、どの採用手法が合っているかは違います。なかなかうまくいかないときには、別の手法を採用する、複数のチャネルを使いアプローチをかけるなど試してみましょう。

関連記事:IT人材の採用を成功させる8つのステップ|採用難を乗り越える方法とは

エンジニア・クリエイターの採用にお困りではありませんか?

業界最大級のIT人材特化型データベースなら求めていた人材がきっと見つかる!
⇒「3分でわかるレバテック」のダウンロードはこちらから

IT人材白書2025

IT人材白書2024を
限定公開中

続きをダウンロードするsave_alt

おすすめ資料一覧

最短当日にオンライン打ち合わせ
初めてのフリーランス活用のご相談もお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

お急ぎの方はお電話にてお問い合わせください (受付時間: 平日9:00 ~ 18:00)

phone050-5526-9835