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複数プロジェクトの同時進行で事業成長を促進!短期間×フルタイム人材の採用に成功

株式会社Seibii

株式会社Seibii

事業内容 : 自動車の出張整備・修理
業種:サービス・インフラ
設立 : 2019年1月22日
従業員数 : 45名(2022年8月現在)
URL:https://seibii.co.jp/

課 題

  • 複数のプロジェクトを同時に進めたいが、スタートアップでまだ開発組織の規模が小さいため難しかった
  • そもそもエンジニアの採用が難しく、さらに「週5日フルタイム勤務」×「短期間」に対応できる候補者が少ない

効 果

  • 短期間でリソースを調達でき、突発的なプロジェクトに対応できた
  • レバテックフリーランスからのエンジニア参画後、同時に2つのプロジェクトを進められるようになった
  • フリーランスエンジニアが活躍できる体制を整えたところ、会社全体としても仕事を進めやすい環境が生まれ、成果物の質も向上した
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お話を伺った方

株式会社Seibii
テックリード
辻 天斗さん

HR
畑 千歳さん

株式会社Seibiiは、自動車の出張整備・修理サービスを提供する会社です。テクノロジーを活用して自動車に代表されるモビリティのアフターマーケットのDX・再定義を進めることで、ミッションである「人とモビリティとの新たなストーリーを創る」の実現を目指しています。 

同社は2019年の創業以来、エンジニア部門を核として成長してきました。一方、組織規模の問題で、中長期的なプロジェクトと突発的に発生する短期的なプロジェクトを同時並行して走らせるだけの体制が取れず、体制を強化しようとしてもエンジニアをなかなか採用できない点に課題を感じていました。 

そんな課題を解決したのが、レバテックフリーランスの導入によるフリーランスエンジニアの採用です。サービス導入の決め手や、フリーランスエンジニアが事業成長の促進に果たした役割について、HRの畑千歳氏とテックリードの辻天斗氏にお話をうかがいました。

エンジニア・ファーストの組織がフリーランスエンジニアを必要とする理由

 ――御社の事業内容についてご紹介ください。

辻氏:当社はプロの整備士とカーオーナーを繋げるマッチングプラットフォーム「Seibii」を開発・運営している企業です。日本では、自動車の整備といえば整備工場やディーラーに持ち込むケースがほとんどですが、当社のサービスを利用すればお客様が移動する必要はなく、整備や修理の間、自宅などで自由な時間を過ごしていただけます。Web上で予約・申込が完結できる点も特徴の1つで、ユーザーにとってみれば、手間と時間の両方を節約できる画期的なサービスになります。

そのような特長から、ご利用いただくのはお子さんがいるご家庭が多いですね。小さいお子さんがいると、移動も待ち時間も大変ですから。それ以外には、会社の経営者など、忙しくてなかなか時間が取れない方にもご好評いただいています。 

Seibiiの目指すところは、単なるマッチングサービスではありません。自動車の整備・修理を入り口に、最終的にはモビリティに関わるあらゆる体験をテクノロジーを用いて最大化・新規創出していくことを目的としています。ビジネスのコアをテクノロジーに置いているため、エンジニアも主体的に仕様や要件定義に意見を出すことが重要視されています。

――エンジニアの意見を積極的に取り入れる社風なんですね。Seibiiの開発体制はどうなっているんですか?

辻氏:サービスに関連するプロダクトは複数ありますが、お客様がサービスを依頼するためのWebサービスと整備士が利用するネイティブアプリを中心に開発を進めています。 

人数はプロジェクトによっても変動しますが、最も多いとき(※)で正社員と外部パートナーが5人ずつですね。パートナーにはいろんな方がいて、フリーランスが2人、それから副業、委託、そしてレバテックで契約した方が1人ずつです。

※2022年7月現在

――お2人はエンジニアの採用にどう関わっているのでしょうか。

畑氏:私は人事として採用全般を担当しています。 

辻氏:僕はテックリードとして新機能の企画や実装、大きいプロジェクトのリソースの調整などを行うほか、採用時には面談も同席しています。面談は僕と畑に加え、もう1人エンジニアメンバーを加えた複数名で対応します。それぞれ見るところの違う3人が多面的に判断し、全員が「いいね」と判断すれば参画していただくことになります。

――正社員ではなくフリーランスを募集するときはどのようなときでしょうか。

畑氏:主に短期のプロジェクトを動かしたいときですね。プロジェクトの内容がおおよそ固まってくると、社内に不足しているリソースがわかります。それからエンジニアの市況を確認しつつ、どの契約形態がいいのかといった要件を詰めていきます。採用のタイミングは、エンジニアチームと採用チームが密にコミュニケーションを取るなかで、自然発生的にエンジニアからの要望が出てくるので、それを受けて募集をかける形ですね。

――フリーランスエンジニアは以前から活用していたのでしょうか。

辻氏:フリーランスは、リファラルだったり求人サイトを使ったりして、積極的に活用していました。当社はフルリモートでも働ける体制をとっているので、フリーランスの方と親和性の高い環境と言えると思います。レバテックで契約が決まったのも、大阪にお住まいの方ですね。

開発を進めるうえでは、いかにコンテキストを共有できるかが最終的なアウトプットに大きく関わってくると考えているので、どこに住んでいるかよりも週5フルタイムで参画してくれる人を重視しています。ただ、自社の要件に見合うフリーランスの方を探すとなると、これが難しくて。多くの場合、週3の稼働が限度でした。

▲エンジニアにとって働きやすい環境ではあったものの、フルタイムで参画してくれるエンジニアを探すのに苦労していたと話す

――エンジニアの確保に難しさを感じておられたんですね。 

畑氏:非常に難しかったです。「週1」や「週10時間」の場合、SNSやリファラルでも見つかるのですが、短期間かつフルタイムとなると難易度は格段に上がります。ただ、アウトプットの質や量の面もありますし、気持ちのうえでも「お手伝い」というマインドではなく、「Seibiiの一員として一緒にやってきたい」という熱意をお持ちの方と仕事がしたいと考えていたので、その点にはこだわっていました。

辻氏:加えて、前提として市況の問題もあります。正社員もフリーランスも、エンジニアはかなりの争奪戦です。これまでも難しかったですが、今年に入ってからさらに厳しくなっていると感じています。Seibiiはスタートアップでまだまだ人が少なく、複数のモダンな言語に一定以上触れてきた人を求めているので、求めるスキル感が高いことも難しさに拍車をかけている要因ですね。

レバテックフリーランス相談後、約1カ月というスピード感で稼働開始

――レバテックフリーランス導入のきっかけを教えてください。 

辻氏:前に勤めていた会社にレバテック経由で参画していたメンバーがいたため、サービス自体はもともと知っていましたし、信頼がおけるサービスであることもわかっていました。3ヶ月~半年スパンのプロジェクトに参画してくれる方を募集しようと考えたときに、手段として挙がったんです。

畑氏:正直に言うと、当時はエンジニアが「すぐに欲しい」という状況だったので、レバテックに限らずいくつかのエージェントを利用しました。ただ、その中でもレバテックフリーランスは、登録者数が多い点が魅力的でしたね。

――サービスを利用するにあたり、弊社の営業担当にはどのようなご要望を出されましたか? 

辻氏:まずは社内の状況を詳しくお伝えしました。当社はスタートアップなので、開発スケジュールがかっちり決まっているわけではありません。もちろんある程度の見通しはあるものの、最終的にはアジャイルに動いていくので2~3カ月以上先の見通しはなかなか立てづらい。そのうえで、社内の開発体制や今後開発を進めたいプロジェクトについてお話ししました。 

求めるエンジニアのスキルについては、必須要件と歓迎要件にわけ、「このスキルを持っていれば1人でOK」「このスキルしか持っておられない人であれば、こういうスキルを持っている人が別に必要」など、人数構成とスキルの組み合わせのパターンをいくつか提示しました。昨年(2021年)12月に「どうしても年内に決めたいんです」とお願いしたのですが、だいぶプレッシャーをかけてしまったかもしれません(笑)。ただ、レバテックの営業の方が高い熱量を持って対応してくれたので、ついついそんなお願いをしてしまいました。

――参画に至るまでの経緯や感想を教えてください。 

畑氏:想像以上に早く決まりました。12月の1週目か2週目にご依頼して、1月の初めには稼働していただきましたからね。こちらとしては、あと1カ月はかかるだろうなと思っていたので驚きました。提案量も非常に多かったです。 

費用についても事前に「このスキル感だと大体これくらいかかります」と説明してもらっていましたし、実際に紹介された方も「このスキルを持っていたらこれくらいだよね」と納得できるものでした。ほかのエージェントだと、こちらの想定とずれることも多かったので、相対的にどんどんレバテックへの信頼度は高まっていきました。

辻氏:ご提案いただいたエンジニアは、皆さんWeb系のモダンな技術に触れてきた方が多くて、その点も好印象でしたね。人となりについても、当社の価値観をよく理解してもらったうえでの提案だったので、違和感を覚えることはありませんでした。 

――面談ではどのような点をご覧になっていたのでしょうか? 

辻氏:仕事に対する価値観がフィットするかを確認しました。当社はコミュニケーションを重視しますが、人によっては細かなやり取りを望まない方もいます。そんななか、今回参画していただいた方は密にコミュニケーションを取ってくれそうだと感じました。面談では、これまで実務を具体的にどう進めてきたのかを深掘り、仕事の進め方や価値観がマッチするかを判断しています。また、そのうえでどういったスキルがあるのかを見極めていました。

畑氏:当社は、カルチャーに合う方というよりも、仕事を進めるうえでどうコミュニケーションをとっていく方なのかを重視しています。具体的には、コードレビューの依頼の仕方や、指摘を受けたときの反応などを確認していました。

初めて複数のプロジェクトを走らせることに成功

――実際にフリーランスエンジニアが参画してみて、いかがでしたか? 

辻氏:フロントエンドエンジニアとして参画いただきましたが、非常に謙虚な方で、スムーズにお仕事をしていただいています。最初に大まかなすり合わせができていたので、ギャップもありませんでした。参画していただいてから一定期間、ペアプログラミングに近い形で仕事を進めたことで、Seibiiの仕事の進め方やコードの書き方のポイントをしっかり把握していただけましたし、お互いの考え方についてもよく理解し合えたと思います。 

向こうから丁寧な確認や質問をしていただけたのも良かったですね。仕事の基準が合うにつれ、依頼するときのコミュニケーション量も減らすことができ、お互い気持ちよく仕事ができるようになったと感じています。そのうえで成果物も安定し、パフォーマンスもよくなりました。 

――その方が参画したことで、具体的にどんな効果や影響がありましたか? 

辻氏:2つのプロジェクトを同時に進めることができるようになりました。参画いただくとき、すでに大きなプロジェクトを走らせていたのですが、これまでは体制的に大きなプロジェクトは1つしか動かせなかったんです。参画いただけたことで両方を止めずに動かせましたし、成果を出せただけでなく、社内の開発体制にとっても良い変化をもたらしてくれたと考えています。 

あとは、具体的な動きで言えば、現場が求める要件を的確に抑えてくれるようになり、2~3カ月経った頃にはコードレビューも不要になりました。「ここは丁寧に」「これはスピードを優先しましょう」といったところを、タスクをお願いする段階ですぐに理解して実装まで進めてくださるので、そのスピード感は非常にありがたいですね。 

畑氏:週次で全社員が集まる会議があり、その中でエンジニアが新機能などのデモをする機会があるのですが、そこでも活躍してくれています。最初は私自身、「デモを社外の(フリーランスの)方にお願いするんだ!」と驚いたのですが、今ではその方がデモを行うのが当たり前になっていますね。

▲レバテックフリーランスから参画したエンジニアは、期待以上の働きぶりを見せていると語る畑氏

――フリーランスでも会社の運営に深く関わっているんですね。 

辻氏:エンジニアとして、自分が作ったものがどのように動かされ、どう評価されているかは知りたいポイントです。なので、それらを伝えることが本人のモチベーションになれば良いなと思っています。また、そういう体制を整備することで、お互いに質問や提案が出やすい環境が生まれるので、仕事も進めやすくなりました。結果的に、狙いどおりの実装に近づいていくことを実感しています。 

ユーザーからの評価以外にも、個人情報に関わるもの以外の数字はほとんど共有しています。戦略やKPIについても説明し、そのうえで「だからこの機能が必要なんです」と説明したほうが、納得感がありますからね。逆に言えば、必要ではない、やらなくていいところは説明しなくても理解してもらえます。今回参画いただいた方とはその点で上手く噛み合ったなと思います。

――今後、フリーランスエンジニアに期待することはありますか? 

辻氏:今参画いただいている方に関しては、期待以上の働きと成果を出してくださっているのでこれ以上望むことはありません。そのうえで、当社がフリーランスに期待していることとしては、フリーランスはいろいろな現場を経験している方が多いので、ほかの現場の空気感を連れてきてほしいということですね。どうしても何年も在籍している社員だと思考が凝り固まりがちなので、「ほかの企業ではこうしているので、このほうが効率が良いのでは」「このフローは必要ないのでは」といった、ノウハウの共有や問題提起をしていただけると非常にありがたいです。

――では今後、御社の事業を発展させていくために、レバテックフリーランスへの要望はありますか? 

畑氏:今後、まずは複数のプロジェクトを同時に走らせられる体制にするために、正社員を増やしていくつもりです。ただ、正社員が増えるほど、短期的にフリーランスエンジニアが必要になる可能性も増えてきます。そんなときにはレバテックフリーランスにぜひご紹介をお願いしたいですね。

辻氏:事業を成長させるために、中長期的に開発リソースが必要になるときと、突発的に開発リソースが必要になるときがあります。レバテックフリーランスのスピード感には期待しているので、突発的なリソース確保のニーズが出た際に力をお借りしたいです。また、社内に知見がまだ溜まっていないフリーランス活用の部分に関して、アドバイザーとして今後も提案をいただければと考えています。

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